栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

大田原市・羽田沼で白鳥へ逢いに行く 2018年1月21日。

2018-02-07 22:45:53 | 
今年も白鳥に逢いに来ました。


実は、少し前に出向いたときは1羽にも逢えず


今回は再訪、ということになります。


白鳥は渡り鳥ですから


逢える時も、逢えない時も「あって当然」なのです。



昨日はいても、今日はいない・・・なんてことは当たり前。



それよりも、「さっきまでいたのに・・・」ということさえある。



それを「人間の都合」でコントロールしては決してなりません。



※ここで皆さんにお願いです


「白鳥へのエサやりは絶対にしないでください!」


お気持ち、すっごくわかります。


「また来てほしい、定着してほしい、近くに来てほしい、かわいいから・・・」


いろいろな想いがあるのは十分にわかります。


けれど、人が与えたエサは本来、白鳥が口にする食べ物ではありません。


人の姿を見つけると、カモや白鳥が近づいてくる・・・羽田沼でも普通に見られる光景となりました。



しかし、過度なエサやりが、白鳥が「自分で食べ物を探す意欲をなくす」ことにもなりかねませんし



水面の「エサの残り」や「大量の糞」により


微生物が大量に発生し、水質が悪化する危険性があります。


万が一、羽田沼に「アオコ」等が発生すれば


植物や魚に多大な影響を及ぼすことになります。



「人が良かれとして与えたエサ」が自然を破壊する行為につながるかもしれないのです。



白鳥がそこの湖沼に再び訪れるかを選ぶのは・・・人間ではなく白鳥なのです。



人間による「白鳥の誘致合戦」はやめるべきです。



来る年も、来ない年も


あっていいじゃないですか。



だって、白鳥は野鳥なのですから。


決してペット等で飼育されてる鳥ではないのです。


「いつくるか、いつくるか・・・」


そんなワクワク感をいつまでも白鳥に抱いていたほうが



冬は楽しくなる。 また、何度も羽田沼に通いたくなる。



そう思いませんか?



写真を撮るのが目的でもない。



逢いにゆくことが目的なのです。











クルマで走っていても



湖沼の水面に「白いもの」が小さく見えました。


「今日はいる」


今年初めての白鳥との対面です。





もう、白鳥が近づいてきます。


「エサはないからね・・・」










無いとわかれば、簡単に遠ざかってしまいます。


これが白鳥の生態の現状です。






















この時の白鳥は6羽。































奥のほうへ歩いてみます。















大量の羽は何を意味するのでしょうか?















浅瀬でシンクロするカモ発見。





こちらは寝たふりをしたカモ。


目は開いたままですから、こちらをじっと見ております。














あれ、まだやってる。。。。


・・・・


水際をずっと目で追っていたところ





カモの死骸を見つけました。


まだカラスにも見つかっていないようなので死後間もないのでしょうか。


原因がわからない以上、近づいてはいけません。



もちろん、触ってもいけません。










せっかく建てられた看板も、ほとんど観られることはありません。


看板の位置からエサを与える人はほとんどいないからです。














さらに奥の場所で、さらに1羽の死骸を発見しました。



原因がわからない以上、むやみに騒ぐ必要はありません。



死骸があったからといって、根拠のない風評を流すことは絶対にやめてください。


人が死ぬのと同じ、鳥にも寿命というものがあり、死というものが存在します。



この訪問日から10日以上が経過していますが、なにも起きておりません。



ぜひ、自然には「自然」に対応してほしいものです。












シンクロのカモがいたかと思えば



今度は「水浴び」するカモさん


何度も、何度もバシャバシャしてます。





・・・・

















羽田沼に来れば・・・次は・・・



<strong>「〇さんの田んぼ」へ。



もう馴染みになってしまった場所。



ここのルールとしては


「むやみに場所を教えてはならない」



・・・というものがあります。



駐車場が限られていること


善意で田んぼを開放していること


ここの「〇さんの田んぼ」は非公式な場所。


私も最初のころは道に迷いながら見つけました。


何回もたどり着けず引き返したことも。




しかしながら、やはり


羽田沼との比較はしたい。


さっそく向かってみました。


「・・・」


すっごくいました。


こちらに。


この日は。









やはり、人が近づくと白鳥も寄ってきます。


エサを欲しているようでです。


これは悪い傾向です。






ちょうど奥のほうで、1台のクルマからエサやりをしていたらしく、多くのカモや白鳥が群がっていました。


















少し時間がたって



後からやってきたご夫婦が


エサを撒き始めました。


すると・・・・














カモも白鳥もバタバタと同じ方向に「我先へと」移動。。。


すごい「醜い光景を」目の当たりにしてしまいました。






















ものすごい数のカモ


恐怖さえ感じます。



この時、白鳥の飛来数は約60羽。


自分で数えました。


















エサやりとは逆の方向を見入るカモを発見。



その先にはというと・・・





やはり人がいました。









エサをくれ・・・


そう言っているのでしょうか、白鳥がバタバタと羽を広げる光景が至る所で。


























遠くで寝てる・・・


























〇さんのビニールハウス。


中をのぞくと「こたつ」やら「写真」やらがたくさん。

















「もうそろそろ来るはずなんだけどなぁ」



おじさんがつぶやきました。



どうやら、別の場所から白鳥がやってくる時間のようです。



しかし



・・・



なかなかやってきません。



僕らもそろそろ帰ろうかなっていう頃・・・



「あっ!」



南のほうから一群が。







ここからは動画を切り取った画像にて。





























































着水。。。。



飛び立つ瞬間は見られませんでしたが


飛んできた白鳥を出迎えることができたので


それはそれで満足。


僕らは帰ることにしました。



大田原市にはほかにも白鳥が飛来する場所があります。



これからも遠くから自然に見守ってゆきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする