栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

第12回 ハンドメイドフェスタ IN 那須野が原ハーモニーホールに 「出店」してみました  9月27日。

2015-09-28 20:32:53 | ハンドメイド
いまから1年半前。


突然終了したハンドメイドのイベントがあった。


大田原市にある那須野が原ハーモニーホールにて開催されていた「ハンドメイドフェスタ」。


新聞やラジオ等でも紹介され、開場前から多くのお客さんが並ぶ、


県北では、それはそれは「稀にみる」雑貨市でした。



「一度出店してみたら?」



そんな声をいただき



「じゃ、出てみようか」


僕と相方さんが重い腰を立ち上げた、そんな矢先・・・



1年半前の「中止」の連絡。。。



・・・・


もともと、僕と相方さんはハンドメイド作家ではないので


いままで趣味で作っていて、家で眠らせていたものを並べる程度の話。


中止によって影響はないのですが


やはり・・・



「初めての出店」。



緊張もするわけです。



いったん準備で動き出せば



その緊張感がプッツリ切れてしまうわけです、ダメージはけっこう大きかったです。



・・・それでも



周囲の皆さんが背中を押してくれたので



ちょうど1年前。



同じ主催者さんの別会場のイベントに「初出店」させていただきました。




いままで「お客」として



ブロガーとして



このイベントを眺めてきました。



それを



反対側の「売る側」としても経験できる・・・



僕らにとっては



とても貴重なものでした。





・・・・



今回の1年半ぶりの復活にあたっては



主催者さんから「招待」をいただきました。



断る理由はありませんでしたが



逆に「積極的に出られる」ほどでもありませんでした。



しかしながら



僕と相方さんにとっては


「踏み出すべき第1歩だった会場」です。



「もう一回、出てみよう」




幸い、ここに出る作家さんはすでに顔なじみの方ばかり。



不安はありませんでしたから



それはそれは「お気楽」なものでした。



9月27日。



大田原市・那須野が原ハーモニーホール。



イベントの開催時間は「10時30分から15時30分」



・・・ですが



もちろん、出店者は



それよりも前に


会場入りして


自分のブースの準備をしなければなりません。



当然、会場入りする時間は早いです。




那須野が原ハーモニーホールの駐車場。



朝、8時52分。



すでに関係者と思しきクルマが並んでいる。







裏の搬入口にクルマが横付けされている風景は



ここでは見慣れたもの。



まさか、そのなかに僕らが含まれることになるとは


まったくもって想像していなかったですが。。。







会場への当日の搬入開始時刻は午前9時。



それまでは入れないので



常連の作家さんたちは


まずは荷物を近くに置いて


開門まで待つのです。






こんな感じで。


道路の向かいにある駐車場は砂利。



そこから段差のある歩道、車道を越えなくてはなりませんから


大きくて重い荷物は


クルマから直、というわけにはまいりません。



僕ら初心者は


こういう先輩方のささやかな知恵を


受け継いでゆくことになります。






9時になり


搬入口が大きく開きます。



先に荷物を置いていた作家さんたちは



手際よく「台車」に載せ


会場までを往復します。







僕の荷物は3往復。



台車を使わず、両手で抱えての搬入は身体に堪えます(笑)






自身の準備がありますので



思いのほか自由が利きません。



ただ言えることは


このイベントは


前日の搬入が可能なため


思ったよりも


ざわざわ感がない、ということ。



静かに粛々と



各所で準備は進められます。







会場の正面入り口。







この日は


館内3つのホールすべてでイベント開催の日。







その一つに映画鑑賞会も。






このハンドメイドフェスタは


「交流ホール」という場所にて。





















9時32分。


開場1時間前。


まだまだ来ていない作家さんもあります。


準備は開場ギリギリの時間まで続きます。





僕らのブース。


NO.27


全部で39組の参加が予定されています。


(ちなみに、ブースの位置は申し込みの際に先着で決められるのですが、僕らの場合は電源を使用するということで強制的に位置は決められていました。)







僕のスペース。



僕の出店は


「自家製フォトブック」


「写真入りカレンダー」


「その場でプリント・ポストカード」


です。



パソコンとプリンターと製本機を持ち込んで



「デジカメ・スマホに眠っている画像を紙で保存してみませんか?」というテーマでやってます。



・・・なので



「それってハンドメイドなの?」という疑問の声があるのは事実。


そして


「すぐには売れない」のも事実。



けれども


僕が行っている「ぶろぐ屋・茶莉庵」という企画は



インターネットでしか見られないブログの世界を


インターネットなしでも観られるようにしたい・・・


そこに


「自分で本を作りたい」という学生時代からの夢があるならば



「自分で本が作れたなら、それを皆さんにも味わってほしい」



そう考えるのが自然な流れ。



だから



自分の作った本を売る・・・というよりは


多くの方の持っている画像で作品を作りたい・・・



それが気持ちです。



・・・なので


今回の私の出店サンプルは


1年前と同じもの(笑)



※実は新作を予定したいたのですが、気付いたら時間切れになっていました・・・







これが相方さんのもの。






僕らのお隣には


今回も馴染みの作家さんがいてくれましたので



安心、安心。。。







・・・で


秋らしく「紅葉」がデザインされた作品を見せてくれました。







10時を過ぎて


やや高いスロープ上から



主催者さんのごあいさつ。







奥の方は聞いていたのかな?





お客さんが集まってきました。





開場約10分前。



さすがに1年半のブランクは大きいのでしょうか、



思ったよりも出足は鈍いようです。






開場間近。


みなスタンバイOKのようです。





開場してしまうと


自由に廻れないので


相方さんが


馴染みの作家さんにごあいさつ回り。


出店のパン屋さんの一つでは



中秋の名月にちなんで「お月見パン」を販売。






この日は「うさぎパン」の特典付き。







10時27分。


開場間際。



そして







こちらが開場後の10時46分の様子。



僕らのブースは入口からは奥の方なので



人の波がダイレクトに伝わりにくいので



気づいて入口方面をノゾイテみると



「うわ、人であふれてる・・・」


そんな感じ。







さすがにハンドメイドとは縁遠いジャンルですので



なかなか僕のところに人は立ち止まってはくれません。



しかし・・・







どことなく話を聞きつけ


顔なじみさんが


入れ替わり立ち代わり訪れてくれます。



それがなによりうれしいです。






13時38分。


午後の折り返し。







太陽が出て


ブラインドが開放され


会場内が明るくなる。







そうそう、時期的にハロウィンの作品も。






そうこう言っているうちに



15時29分。



主催者さんの「終了のごあいさつ」があり


イベントは無事終了です。







ここから


片付けが



リミットの17時まで続きます。













16時09分。


そして誰もいなくなった(笑)







こうして


また


それぞれの予定に向けて


作家さんたちは散ってゆきました。



僕らも


また1年の充電期間をもらって


出直してきます。



ちなみに



今回の収穫ですが



僕の場合、売り上げはありませんでしたが



興味を持っていただいた作家さんがいて



個人のお客さんがいて



名刺をお配りさせていただきました。



・・・なので


随時、オーダーをいただき次第



制作をすることになります。







お隣の先輩作家さんはいいます。



「初めて売れたのは1年経ってから。まずは顔を覚えてもらうことから」



僕らの場合



売ることだけを前面に考えてはいなかったので



「売れなくて当然」だからこそ



気楽に参加もできるし



「見えなかったものが見えてくる」収穫を得ることができます。



ハンドメイドは「値段」で決めるモノではありません。


既製品とは異なり



「作り手」の顔と


「作り手」の技術が


いかにお客さんに響くか



そこにあると思います。


安ければ売れるものではありませんし



既製品のように



「どこでも売っているようなもの」であっても


きっと厳しいのかもしれません。



多くのお客さんがいて


華々しく見えるイベントの世界ですが



やはり



厳しい現実も見えてきます。



ブログを通じて


僕たちは


様々な世界を見て来ました。



これからも



観てゆくことでしょう。



すべてを伝えることはできませんが



「知りたい」のその先へ



まだまだ踏み込んでまいりたいと思います。








こちらは


18時27分。



大田原市の某所からの中秋の名月。

コメント (6)
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ぶろぐ屋 茶莉庵 初めてのフォトブック「受注品」の納品報告。

2015-04-09 21:39:50 | ハンドメイド
昨年の9月

ハンドメイドイベントに初めて出店させていただき

「お客」側から「お店」側の立場に変わり

それはそれは

貴重な経験をさせていただきました。


作る人の苦労


そして


なかなか受け入れられない現実。。。



自分が好きなものを


カタチにして


多くの人の目に留めてもらう。



僕は決して「作家」を目指しているわけではなく


ただ


「夢を形にしたかった」だけのこと。



売れなくてもいいのです。



では、なぜ出店したしたのか?



・・・その理由は



「どんな印象をもたれるのか」


それだけでした。



増産する余裕もなければ



それで生計を立てようなんて


考えてもいないのです。



作る大変さを


売る厳しさ



僕と相方さんは


その時の出店を通じて


リアルに体感したのでありました。





今回、オーダーをいただいたきっかけは


その9月のイベント。



「ひょっとしたら注文するかもしれない・・・」



その時は


まだ先の話・・・という感じで


正式なオーダーではありませんでしたが



昨年12月に


再びお会いした際


正式なオーダーがあり



今年の1月初頭に元データをお預かりしてから


初のオーダー品のフォトブック制作は始まりました。





・・・・



あれから3か月。




かなりお待たせしてしまったわけですが



今月、ようやく納品になりました。







依頼者から許可をいただいたので「裏表紙」の画像を。



2種類のフォトブックです。



画像データ以外は


「センスにおまかせします!」という


僕にとっては


かなりハードルの高いものでした。



いろいろ悩み


作り変えを繰り返し


ようやく納品にこぎつけました。




作ることは大変です。



けれども



納品の際に喜んでくださった依頼者の笑顔が



その大変さを



「作ってよかった」と思える充実感にかえてくれました。




もともとは



フォトブックとは



自身のブログをネットから飛び出させる・・・


というのがコンセプトでスタートし


自分向けに制作を始めました。



だから



まさかオーダーを受けるなんて想像もしていなかったですし



納品できるとも考えていませんでしたから





いまも


ただただ夢を観ているような感覚です。



某写真屋さんも言っています。



「デジカメ・スマホに眠っているデータを紙で残しませんか?」って。




撮ったデータを



カスタマイズして



本として仕上げる。



いまは多くの会社がサービスを提供しています。



ぶろぐ屋 茶莉庵も



自身のフォトブックの制作を予定しています。



手作りフォトブック。



みなさんも簡単に作ることができます。


私の、ではなく、「プロの会社のサービス」を


ぜひ


試してみてはいかがですか
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タビビトマルシェ IN みますや大田原店

2014-12-19 22:06:31 | ハンドメイド
以前、那須のてっぺんで開催されていた「タビビトマルシェ」


結局いけないで終わっちゃったねぇ・・・なんて話をしていたら

「12月に大田原で開催」との情報。


何かとお世話になっている作家さんの出店ですから


どんなものかは見てみたい・・・


そんなこんなで行ってまいりました。





辺りを包み込む怪しい雲の下・・・





タビビトマルシェ。


大田原市のスーパーみますやの入口。


自動ドアを入った脇にあるフリースペース。



(少し前まで「飛行船」が入っていた場所)







どうやら、ワクワクさんがいるようです(笑)



こんにちは・・・


中に入ると


知り合いの作家さんがいました。







この豆は


秋元珈琲焙煎所さんの委託販売。





イベントにあわせてブレンドしたものだそうです。


ご本人さんには会えませんでしたが


袋を見つけると


すぐそこにいるような気持ちになれます。





木工品はKUZU*KUZUさん


相変わらず、クッキーのようで食べたくなるデザインでございます。


・・・


食べたくなる、といえば





アトリエイーハさんのパン。


この日はご本人さんもいる、ということでしたが


外出をされていて残念ながらお会いできませんでした。











西那須野にある、そすいスクエアAQUASにある「アトリエ G」さんも参加。





もうすぐクリスマス。


店内あちこちに


関連するグッズが並べられています。





お店番の布羽鈴さんが立ち上がると


KUZU*KUZUさんのディスプレイが見える、という図。





ツリーも





雪だるまさんも。






「CERAMICARIO」さんは


特別ゲスト的な参加。


もちろん、お初です。





いつものように


ほぼ勝手に撮影させてもらっていたら


作家さん驚いて「人は撮っちゃダメよぉ(ダメダメ)」ってことで


無人のように見えますが


ちゃんと、脇にいらっしゃいます。








目が回りそうだけど


こういう柄は好き。





砂糖をまぶしたような箸置きも良いです。





「小古や」さん。





ここにもツリーが


和風w


ほかにも





ぽち袋とか





羊のカレンダーもありました。





那須の「ふじもじ屋」さんも委託出店。





KUZU*KUZUさん再び・・・





手作り石鹸があれば匂いをクンクン・・・





これは作家さんのコラボ「エコバック」だそうで


1点ものですって。







布羽鈴さんの委託商品にも





うさこ





こちらは


最初に名前を忘れて


「・・・」はへこむわぁ・・・と言われてごあいさつした、


LOTUSさん。


いまやカレー部長ご就任おめでとうございます!





いつものディスプレイは


みますやバージョンか!?




LOTUSさんのうさこ。


じっとお留守番をしていました。




みんなが見える場所から「盗撮」w


LOTUSさんは何度もこれをされているので

慣れた、というか


呆れている、というか。。。





つぎは21日(日)の開催です。


ワークショップもあるそうなので


お近くの方はどうぞ。
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