のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

鹿島港(新浜岸壁) その12 2017年4月7日(金)  洗礼

2017年04月17日 21時28分15秒 | 釣行記
先月末は連チャンで、千葉県銚子は外川港にてオチビ釣り。
4月に入り、そろそろ関東の根魚シーズンは最終コーナー回ったかな、といったところ。
昨年は5月末まで楽しめましたし、今年は春なお水温低めな感じなので、
まだまだいけるかもしれませんが、チャンスは時々刻々と減っていくのは否めません。

そろそろ大きいのを拝んでおくか(拝みたい)。

大型根魚というと、レパートリーの少ない私の場合、「新浜岸壁」と決まっています。
あっさりと、4月最初の週末は、新浜岸壁深夜釣りで決定。

ただ、今回の新浜攻めは正直少し迷いました。
釣行を休もうかと思っていたのです。

その理由は
①先週(3月30日の外川港釣行)から睡眠不足気味で少々疲れていた。
②4月7日は若潮で良い潮回りとも言えない。
③翌4月8日の早朝は雨が降る予報。

通常、これらのうち、一つでも当てはまれば余裕でお休みします。
ところが、今回は「久しぶりの新浜岸壁」ということと、「大物(尺超え)を拝みたい」という思いが、
私にしては珍しくこれらネガティブ要因を全て吹き飛ばしました。

そうは言いつつ、今回も釣行準備は当日。
だらけています。
そんな不真面目な私に、鹿島の荒神はやがて試練をお与えになったのでした、、、


そんな地獄が待っていることもつゆ知らず、いつも通りの手順で、7日(金)の夕方、
会社からの帰りに上州屋で青イソメと岩イソメを一パックずつと、足りない仕掛け類を追加購入。

帰宅後、準備を終えて19時半前に家を出ました。

この日の潮回りは鹿島で
 19:47  30センチ
翌 2:54 110センチ
  8:41 60センチ
で、既述の通り若潮です。
ただ、潮の動きはそれほど悪くないように感じられます。
この潮回りだと、3時前後を避け、22時から2時、4時から5時半を狙ってみたいところ。


19時半前出発。
21時半頃、久しぶりの新浜岸壁下に到着。
先行車一台。
いつものように淋しい。
が、一台でもあれば、何故かほっとします。

久しぶりの登壇。
風無し。
うねり無し。というか、べた凪に近い。
滅多にないこと。が、これは果たして釣りにとっていいことか?

22時過ぎにスタート。
ここまでは順調。

この日のタックルもここ最近の定番パターン。
①竿:サーフランダー405CX、リール:スーパーエアロ サーフリーダーCI4+ SD35拙者スプール、道糸:ナイロン8号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE サーフベーシア25QDスプール、道糸:ナイロン8号
③竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン20ポンド)

③のショックリーダーはこのところ出番過多でさすがにボロくなってきたので、
新しいラインをFGノットで結び直しました。

早速、サーフランダーとキャスティズムを投入。
第一投は、あまり投げず、割とヘチに近いところです。
ところが、しばらく待ってもアタリ無し。
そこで、5~10メートルくらい遠目に投げ直します。

アタリを待つ間、ソルティストを組み立て。オーナーの段差ブラクリを付け、岩イソメと青イソメのミックスでヘチを攻めました。

ブラクリは全く反応なし。
投げ竿はたまに鈴が鳴りますが、単発。
割とよくあるパターンです。
リールを巻き上げてみても、乗ってません。
が、サンマはしっかり食われて無くなっています。
前回の教訓から、サンマは小さめにカットして針掛けしたつもりだったのですが、
まだ大き過ぎた様です。
しかも、投げ込んだ後、鈴がチリとも鳴らずに、サンマだけ盗られる始末。
予想を上回る餌取り名人です。
それにしても何で針掛かりしてくれないのか、よく分かりません。

23時頃。
キャスティズムにアタリ有り。
合わせると、強い重み。
やった。
と思ったが、巻いている途中で軽くなる。
痛恨のバラシ。
アワセが弱く、フッキングしなかった模様。
あーあ。

ゼロ・フィッシュ状態がしばらく続いているのですが、それでもアタリがあり、
餌も盗られるという状態はモチベーションを高めてくれます。

サンマ人気が高いので、置き竿の二本にそれぞれ付けた胴突二本針仕掛けには、
針合計4本のうち、3本はサンマにしました。

日付変更前。
ついに待望のアタリがサーフランダーにきます。
今度は思い切り仰け反って合わせます。
今度は乗りました。
重い。
でも、アイナメでない。
巻き上げ、上がってきたのは、
あれっ、ドンコ?



全長はぎりぎり30センチ。
尺ドンコ。
しかし、すごい肝パンです。
長さよりも重量がしっかりあり。
一応、本日の最低限の目標(尺を拝む)は達成されました。

この日の特徴として、根掛かりがだいぶ減ったことが挙げられます。
根が減少していることが感じられます。
シーズンはやはり末期です。

そして、次のアタリはなお遠く。
いつの間にか2時近くになります。
この日は2時から4時まで車で休憩しようと計画していたので、
予定通りに一旦切り上げ、車に戻りました。
念のため、出しっぱなしのケース類は仕舞い、サーフバッグのポケットはジッパーを閉じておきます。

車中、ラジオを聞きながらリクライニングを倒して横になっていると、
いつの間にか仮眠できていたようで、時計を見ると3時40分になっていました。

ふと、車窓をみると、妙にけぶっています。

ドアを開けると、なんと雨が降り始めているではないですか!
予報では6時以降の降雨となっていたのに!

急いでレインウェアを着込み。
再び登壇して釣り座を見ると、結構すごい状態に。
イスの上には水たまり。
道具はびしょびしょ。
とりあえず防水でない(防滴仕様の)ランタンをイスの下に避難。
その他小物入れ類をいつでも片付けられるようにまとめておき。
キャスティズムの仕掛けに岩イソメと青イソメを付けて、再び新浜の海に投げ込みました。

と同時に、雨ますます強まり、ほぼ無風から東風に変わった海風はさらに強くなって私の顔と体をたたきます。
竿の鈴は役立たずに。

仕方なし。
サーフランダーとソルティストは片付け、キャスティズム一本に望みを託し、撤退の準備を進めました。

4時過ぎ。
かすかに夜に白が混ざり始めます。
私は、完全撤収か、続行かの二者択一の時が迫ってくるのを感じていました。

どうせ釣具はみなびしょびしょだし、レインウェアは完全に体を防御してくれています。
そして、なにより、もうまもなく新浜名物の「アイナメタイム」。

しかし、結局夜が明ける前に撤収を決断しました。
雨だけでなく、東風が思ったよりも強く、釣り自体難しくなってしまいました。
そもそも、高かったモチベーションはほぼゼロレベルになっていました。


小雨なら、おそらくアイナメタイムまで頑張ったと思います。
しかし、このまま雨が強くなり、帰りの梯子下り(これが結構危険で、怖いのです)で脚を滑らせたら、、、、
4メートルの堤防からアスファルトの上に落っこちるのはごめん被りたい。

帰りの車中。
明るくなってきた車窓の外を眺めながら、
ああ、ちょうど今しがた、アイナメタイムなのだな、と名残惜しんだのでした。

鹿島の荒神、
新浜岸壁イニシエーション。

まだまだ魔の引き出しはたくさんありそうです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良型ドンコお見事です (せう)
2017-04-20 11:31:57
この時期でも新浜根魚ぎりぎりいけるんですね。自分はいつも12月か1月しか行ってませんでした。
結局去年度は忙しく新浜へ行く機会がなかったのですが...

先日大洗に稚鮎狙いで行って、全然反応がなかったので現地のおじさんのおすすめで那珂川河口に行って1時間で20匹程でした。どうやらシーズンも終わりかけだったようですね。
少し前は20本針全部に掛かるのが普通だったようです。
だいぶ暖かくなってきて、シロギスやルアーでの釣りが楽しみになってきました。
Re:良型ドンコお見事です (bleczzr400)
2017-04-21 12:40:05
せう様
お褒めいただき、どうもありがとうございます。
新浜岸壁もそろそろ根魚シーズン末期の様です。おっしゃる通り、シロギスなどがこれからは楽しみですね。もっとも私は5月半ばあたりまでは根魚を狙ってみようと思ってます。
那珂川で稚鮎が1時間20尾とはすごいですね。天ぷらにしたら美味しそうです。

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