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温泉麦酒

日々徒然なるままに。温泉、アウトドア、麦酒をこよなく愛する。

嵯峨沢館

2006-01-18 17:39:33 | Weblog
嵯峨沢館

伊豆の二日目は、バスで移動し、河津七滝を散策。
滝は「たき」ではなくて「たる」と発音するらしい。「かわづななだる」
湯ヶ島から河津に行く途中にある「大滝」というバス停は「おおたき」だけど、河津七滝の一つの「大滝」は「おおだる」らしい。
湯ヶ島と河津の間にある有名な滝は「じょうれんのたき」であって「じょうれんのたる」ではない。石川さゆりも天城越えで「じょうれんのたる」とは歌っていなかった。
どうやら、天城越えをすると「たき」が「たる」になるようだ。と、勝手に納得。
ちなみに天城トンネルの近くに、「鍋失」(なべうしない)というバス停があり。変わった名前だ。由来を知りたい。

河津でいちごを食べ、再び湯ヶ島へ。
嵯峨沢館があるところは、門野原というところ。(バス停は嵯峨沢温泉)
井上靖の「しろばんば」では、校長先生の叔父と、お歯黒を塗った叔母のいるところで、主人公の洪作があまりなじめない場所。
バス停を下りてあたりを見回したが、お歯黒を塗ったひとはいなかった。

嵯峨沢館は、お風呂の多さがすばらしい。
結局半分くらいしか入れなかった。
部屋付の露天風呂にも入れず。
でも大満足。
次は涅槃浴にも挑戦したい。

テラスにある休憩所からは狩野川を眺めながらくつろげる。
真冬で寒かったが、バスタオルを羽織り星を眺める。
星が多いなあ。
春や秋は何時間でもいられそう。

あせび野と嵯峨沢館を比べると、建物や部屋はあせび野、風呂と料理は嵯峨沢館、といった感じか。
いずれにせよ、どちらもまた行きたい。

井上靖の生家跡や「上の家」なんかを見て感動。
しろばんばの世界に入った気分。
お墓参りもしてきました。

湯ヶ島は大好きです。