大津の気温と、大津1と大津2の2点間距離を図示してみた。
どうも気温が上昇すると距離は縮む傾向にあるようだ。
これは地面と湖面の膨張率の違いによるものだろう。
つまり夏は地面が熱せられるので膨張し、大津1と大津2の二つの測点は近づく。
一方、冬には縮むので遠のく。
わからないのは、夏場に深井戸の水温が低くなる点だ。
水温19℃くらいの深さは180m位だろう。
考えられるシナリオはこうだ。
夏になると地表は膨張する。
深くいくほど熱の伝達に時間がかかる。
相対的に井戸は下向きに押される。
つまり深い場所の水は下向きに移動して水温は下降する。
一方、冬は、地表は収縮する。
結果的に深井戸の上層が開き、下の水が上がりやすくなる。
したがって水温が上昇する。
さて、どうやって検証するかだ。
よい方法はないものかな。
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