いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

私の名前はキム・サムスン 〆3

2013年11月01日 | 私の名前はキム・サムスン
  第3話 「恋愛契約書の書き方 教えてください!」

見合いをするのが嫌だから、母の前で恋人のふりをしてほしい。
契約恋愛の申し出をきっぱり拒否するキム・サムスン。
ところがそうもいっていられない事態が派生しちゃうんですよ。

死んだお父さんが、叔父さんの保証人になっていたことが発覚。
姉は離婚して海外から帰って来ちゃうし、
借金を返さないと実家が差し押さえられそうだし、
いったいどうしたらいいの~?

仕方なく、ジノンに5000万ウォンをふっかけてみたサムスン。
ジノンはすんなり了解して、本気で恋愛契約を結ぶことに。
そのうえ、自分をふったヒョヌが、かわいがっていた近所の女の子チェリと
勤め先のレストランで婚約式をするという。
なんでクソ男のために私がケーキを焼かなきゃならないの~?
しかもいまだに彼のことをふっきれていないサムスンなのです。

仕事場でも恋人のふりをさせられ、微妙な立場のキム・サムスン。
ナマズ母のお眼鏡にはとうていかなわない女だけれど、
とにかくお金を借りてる間はがんばります。
ジノンの家で見つけたかわいい女の子ミジュは、口がきけない微笑み姫。
氷の皇子ジノンに、ナマズ母とムッツリおばさん。
まったく金持ちだけど、ヘンな家。

婚約式のケーキのことを考えていたら、お店に女の人がやってきた。
ぼんやり店内を見渡している彼女は、ジノンと関係があるらしきヒジンさん。
ビデオ・レターでアメリカの友人から愛を告白されていたけど、
ジノンに会いに来た、の、かな?
とにかくサムスンはそんなこととはつゆ知らず、彼女に声をかけました。
「まだ準備中ですよ?」

(つづく)

ジノンには、いろいろ秘密があるようですね。
地下鉄やバスが苦手なのは、何かの古傷のせい?
たぶん、ミジュを置いて亡くなってしまったのはお兄さんでしょ。
「僕は宿屋の次男坊」というからには、長男がいたはずなんだから。
原因はおそらく、交通事故。
そのせいでジノンは怖くて運転ができない。
ん、もしかしてジノンが運転してた?
で、彼もたぶん怪我をしていて、足が悪いのでは?
サムスンを立たせて自分が座っていたし、
その後事務所で机に脚をのっけて渋い顔をしていましたものね。
いくらなんでも理由がなくちゃ、あんな行儀が悪いことしないと思うの。

彼はヒジンとつきあっていたのは事実のようで、しかも未練たらたら。
ナマズ母はヨリを戻すなんてゆるさないと言います。
もしかして、事故の原因はヒジンさんなんですか?
そんな気がするなぁ。

ピアノをひくジノンに「オーバー・ザ・レインボー」を弾いて、とリクエストするサムスン。
急に怖い顔で、それは弾けないと言い張るジノン。
「彼女の頼みがきけないの?」
これにジノンはカッチーンとくるのですが、サムスンはわけがわからない。
出て行くジノンを見送っていると、ムッツリおばさんが種明かしをしてくれます。
「昔の彼女が好きだった曲なのよ」

サムスンにしてみれば、ふぅ~ん、そうですか……って感じですよね。
なんか寂しいような、ほっておかれたような。
別に契約恋愛なんだから関係ないけどさ。

急にお金がいりようになった理由も、まったく聞いてくれないジノン。
そんなこときいたってしょうがないんだから仕方ないけどさ。
別に友達ってわけでもないし、関係ないんだけどさ。

なんだかちょいちょい、寂しいサムスンなんですよね~。
この寂しさの原因にいつか気付くのか?

第1話もそうでしたけど、サムスンの語りに「おっ?」て顔するジノンなのよね。
自分の作るケーキは、一番先に彼に食べてもらいたい。
それぐらい彼を愛している……ハァト、でずっこけるわけですけれども、
確かに「ちょっといい話」をするんだなー、サムスンは。

ナマズ母のきびしい査定に反論するジノンは、やっぱりサムスンを認めてるのよね。
女性として好きか嫌いか、というより、
職業人としては良い腕の職人だし、堅実な夢を持っているし、
社会人として健全な価値観の持ち主だと。
その尊敬が最終的には愛情に変わるのを楽しみにしてますよ。

ヒジンちゃんが飛行機の中で意気投合したお姉さんは、
サムスンのお姉さんだったんですね。
離婚して慰謝料にマンションもらって帰ってきた出戻り娘。
しかしそのマンションのおかげで実家を手放さずにすんだのですから、
何がさいわいするかはわかりません。
ヒジンちゃんはビデオレターで告白されてますけど、
あの彼もきっと韓国に帰ってくるんでしょうね。
かわいいミジュは、たぶん事故のショックで口がきけないのね。

まだ序盤なので、謎は謎のまま、登場人物は出そろわず、
何もかもこれからって感じです。

ミジ王の話、ここで出てきましたでしょう?
韓国の映画だそうです。
その主人公に例えて、ジノンのことをミジ王と呼ぶサムスンなのでした。
くわしく解説してくださっているブログがありますので、
みなさんも一度「ミジ王」で検索なさってみてください。
へぇ~なるほど~って、面白かったです。

この回、ナマズ母の前でくそ真面目なサムスンもおかしかったですし、
「あのトレンチコートの男は母のスパイだ」っていうのをしっかり信じているサムスンがかわいかったです。
だってあれ、サムスンに契約破棄されないようにってジノンがついた嘘だよね?
でもねー、クッキー生地でミジュのうんちを作るサムスンには、引いてしまいました。
そ、それは料理人としてダメだろう……。

韓国ドラマには時々こういうエピがあり、めげそうになりますが、
とりあえずここには目をつぶって、次回に進みたいと思います。

ジノンの王子っぷりがなかなかいい感じだしね。


サムスンにぺちんとやられた後の表情がかわいいんです。


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