ドリームハイ ♯ １

kさんに、ぜひ観てみて！とおすすめされ、試しに第１話を観てみました。
ｋ－ＰＯＰは詳しくないのですが、楽しめるでしょうか？
若手アイドルばっかりのドラマだとついていけないかも……。

《あらすじ》

音楽界のアカデミー賞といわれるグラミー賞を受賞する韓国人アーティストがいる。
「K」だ。
Kのルーツは、とある芸術学校。
そこで過ごした数年間が、現在のKを形作ったといっていいだろう。
８年前、Kの見た風景は、いったいどんなものだったのだろう？


ヘミはプライドの高いお嬢様。
声楽の勉強をし、ジュリアード音楽院に進学しようかという
才能の持ち主だ。

ところが、金持ちだった父は事業に失敗して外国へ逃亡。
母はすでに亡くなっており、幼い妹を抱えて、にっちもさっちもいかない。
それでも、気位だけは人一倍のヘミだ。

ある日、借金取りに追われているところをグクという青年に助けられる。
グクは彼女を知っているようだけれど、ヘミは気づかない。
そもそも、助けてくれなんて頼んでない。
お礼のおの字も口にしない、気が強いお嬢様。

そのお嬢様に借金取りが詰め寄った。
歌の才能があるらしいが、声楽なんて何年かかればモノになるんだ？
手っ取り早く芸術学校へ通って芸能界デビューしな。
それがイヤなら小さい妹になんとかしてもらうからな。

ヘミはいやいやながら、キリン芸術学校を受験する。
彼女の金魚のふん・従順なしもべ・唯一のお友達？ベクヒも一緒。
しかし、自信満々だったヘミだけが試験に落ちてしまう。
「何よ、何かのまちがいでしょ？！」
試験をやりなおしても結果はかわらない。

彼女を不合格にしたのは、３年ぶりに学校へ帰ってきたカリスマ理事長。
才能を見抜く目を持ち、ダイヤの原石を探し出す、一流の経営者チョン・ハミョン。

試験の様子は、彼の提案で公開されていた。
受験生たちはモニターで会場の様子を固唾をのんで見守る。
その中には、グクと悪友インソンの姿もあった。

悔しそうに試験会場を後にしかけたヘミが、戻ってきた。
そして理事長の前にひざまずく。
「助けてください！」

あのプライドの高い女が？
驚くグク。そしてベクヒ。

（つづく）


どうやら知識は必要なさそうですyo！
以前「What's　Up」というドラマをとても楽しく観たので、
今回もいけそうな気がしてきました。
第１話面白かったしね！

主役？というか主役のひとりであろうヘミ。
彼女のキャラが濃いわー。
プライドの塊みたいなお嬢様ですね。

試験では、ベクヒの頼みを聞いてデュエットします。
ここで、さえない女の子だったはずのベクヒが、
なかなかのパフォーマンスを見せてくれるんです。
ヒュー！かっこいい！
声質は彼女の方が味があって好きだなぁ。

そして、ひとりは合格ひとりは不合格と言われ、
ふたり一緒じゃなきゃダメ！一緒に不合格にして！というベクヒ。
もちろんヘミは、自分が合格だと思っているから、
ベクヒをひどく侮辱するんです。
あんたのような三流につきあって不合格になりたくない、と。

でも不合格はヘミの方。
理事長がやりなおしてくれた試験でも、
ヘミはミックスして弾かれた曲がなんだかわかりませんでした。
う～ん、素人のわたしが聞いても、演歌っぽいのが混じってるな、と感じるけど。
ヘミの高慢さが、素直に感じる心を殺しているのね。

んで、プライドもぼろぼろ、友情もぶっ壊れ、
ぎぎぎと歯ぎしりしながら退場するかと思いきや、
まさかの土下座（まではいかないけど、ヘミにとっては土下座級）

おおっ？！って思っちゃった。

そう思わせたら制作側の勝ちだよね～。
才能はあるが高慢な少女が、仲間を得てどんな風に成長していくのか、
定番ですがやっぱり気になります！

ベクヒを侮辱されてかばうところとか、
妹を大事に思うところとか、彼女の生来の優しさが発掘されるといいなぁ。


彼女のホントの顔はこっちのはず。今は仏頂面ばっかで可愛くないのよ……。

高慢なヘミの鼻をポキッと折ってくれたのは、
ペ・ヨンジュン氏が演じるキリン芸術校理事長チョン・ハミョン。

わたし、ペ・ヨンジュン氏をドラマで観るのは初めてです。
冬ソナ観てないからね。
でももう、彼くらいになると、演技がどーのこーのじゃなくて、
素の姿でそこに立ってるんですよね？といいたいくらい。
ペ・ヨンジュンさんはペ・ヨンジュンさんでしかない！って気がします。
イメージが消費され尽くしちゃったんだね……。

中国へ行っている間に、キリン芸術校はイヤな奴が牛耳ってたみたいで、
理事長が大事に思う教育環境が維持されていない。
デビューのために無理なダンスと練習で肘を壊してしまう生徒が出たり、
そもそも自主退学が50名近く出たり。
ヨンさまは声を荒げることなく、しかしきっぱりと、軌道修正を断行するのでした。
ヒューヒュー！いいぞ！

一流の人間とは、才能もあり、努力をするもの。
二流の人間とは、才能はないが、努力をするもの。
では三流は？
「才能もなく、努力もしないものでしょ？」とヘミ。
「偏見を持つものです」と理事長。

わたしは、「才能があるのに努力をしないもの」かなと思ってました。
そうじゃないんだね。
キリン校を三流三流とバカにしていたヘミだけど、
その言葉が自分にむけられた今、踏ん張りきれるのか？
たぶん、借金のためにイヤイヤ続けていくうちに、何かを発見するんでしょうね。

うん、それでいいんです！
青春ドラマの醍醐味は、爽やかに王道を走り抜ける若者たちのキラキラですから！

男性主人公？というかこれも主役のひとりであろうグク。
彼は２PMのテギョンくんですね。
なぜか彼の名前は知っていた。
それはちょっぴり気に入っていたからです……。
デビューした頃の東方神起リーダー、ユノにちょっと雰囲気が似てる気がして。
真面目で男気があってちょっと不器用な感じがいいなー、と。
ま、実際はよく知らんけどね。
見た目も好きっ。
演技もぎこちないっていうか、そのまま田舎のお兄ちゃんみたいなとこが好きだっ。

アクションシーンはかっこよかったわ～。
微笑みながら走ってゆく彼の笑顔がツボでした。


ぶっきらぼうだけど優しい男子です。なんだかんだいって女子の理想像？

しかもこの先、キム・スヒョンくんが登場するんですよねぇ？
「星からきたあなた」でとってもキュートだった彼。
予告映像を見る限り、松ケンみたいな雰囲気なんですけど、どーなんですかねー。
「銭ゲバ」みたいでしたよ？
このドラマで歌声が高く評価されたそうなので、今から楽しみです。

ミュージカル好きだし、若者たちが歌って踊るドラマ「glee」も大好き。
このまま最後まで観てしまいそうです。

少なくとも、あの「お寿司ちゃん」の中身が誰なのかわかるまでは、観る！