いまさら韓ドラ!

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快刀ホン・ギルドン 19 運命のいたずら

2014年02月05日 | 快刀ホン・ギルドン
ギルドンだけじゃなくて、活貧党のみんながイノクをかわいがってるのがイイ。
子鹿ってあだ名、かわいいよね。
う、でも、だんだん物語が重たくなってきた~。

《あらすじ》

イノクが、長年探し続けてきたリュ・イノクなら、側に置ける。
だが、チャンフィは悩んでいた。
何も知らず、元気に明るく生きてきたイノクに真実を伝えるべきかどうか。
彼女のしあわせを思うと、慎重にならざるを得ない。できれば、傷つけたくない……。

チャンフィは自分を支持する儒生たちを集め、徐々に基盤を固めていた。
ギルドンも、各地で活貧党を名乗る集団を取り込もうと動いていた。
王はいよいよ追い詰められていくのだが、
ギルドンの父、史曹判書は、自分の命を捨ててでも王を守ろうとしていた。
しかし王は、許さない。
最後まで生きて、自分を守るよう、厳命するのだった。
そしてリュ・イノクの殺害を命じた。

イノクはチャンフィに呼ばれ、商団へ赴く。
リュ大監がきていたが、まだチャンフィは彼女を引き合わせたくない。
どうしたらいいのか、自分でも決めかねているのだ。
何も知らないイノクは、活貧党の様子を若君に報告する。
そして自分が彼の気持ちに気付いたこと、それでもギルドンを大好きなことを告げる。
もちろんチャンフィはわかっている。
だが、イノクに伝えずにはいられない。
「お前は、私にとってとても大切な人だ。
お前が考えている以上に、大切に思っている」
側にいたいという気持ちを抑えて、遠くから見守ろうと思うほどに。

四寅剣の影響力を補強するためにも、イノクの存在を知らしめたいノ尚君。
そもそもイノクという名は、王子との良き縁を望んでつけられたものなのに。
しかしチャンフィは、イノクには何も知らせたくないという。
彼女には自分のようなつらい思いをさせたくない。
いつも笑顔で、いてほしい。

ギルドンが、活貧党を名乗る集団を助けるため、
クムワ山に向かおうとしている頃、イノクの祖父が史曹判書に捕まっていた。
「あの子はリュ・イノクなんかじゃありません、あの子は何もしらんのです」
痛めつけられ、拘束されたホ老人は、イノクを放っておいてくれと懇願するが、
聞き入れられない。
明日、薬を納品しにくるイノクを捕らえよ、と史曹判書は命令した。

クムワ山に、活貧党を名乗る集団を討伐するために手下を率いてきたイニョンは、
ギルドンたちに一網打尽にされる。
罠にはまり、木に吊されたイニョンは、ギルドンに言う。
「お前は父上まで殺す気か!
王子に味方をすれば、父上がどうなるかわかっているだろう!
父上にまで、俺のように命乞いをさせるつもりか!」
「命乞いなどしない方だ。あなたのように、無事ではすまない」

史曹判書は、薬問屋に現れたイノクを捕らえ、聞いた。
「お前はリュ・イノクか?」
しかしイノクは、何も知らない。
「私はホ・イノクです……」
知っていようがいまいが、彼女を生かしておくわけにはいかない。
宮殿へ連れ去られようとするイノク。
そこへ、決死の作戦で拘束を逃れ出たホ老人が、イノクを助けに現れる。
戦いの末、なんとか逃げ出したふたりだが、老人の出血がひどい。
「イノク……お前はいい子だ。
お前は心優しい月光武士だ。優しく、すべてを許すんだぞ……
お前が怒らないか心配で、安らかに眠れそうもない……」
そういって老人はこときれ、イノクはその骸にすがって泣き崩れた。

イノクの危機をきいてかけつけたチャンフィは、
冷たくなったホ老人の側で放心しているイノクを保護する。
チャンフィは、自分の判断の甘さを悔やむが、もう遅い。
そしてイノクは、すべてを聞かされるのだ。
自分の両親が、誰に殺されたのか、祖父を殺したのは誰なのか、
自分の命を狙うのは何者なのか、自分は何者であるのか、を。

老人の遺体は、清められ、荼毘にふされた。
ノ尚君は、その持ち物から、イノクのためだと思われるかんざしをより分けた。
「燃やしてしまうには忍びなく……」
祖父が選んでくれた嫁入りのためのかんざしを手にしたイノクは、絶叫する。
そして四寅剣を握りしめ最愛の祖父を殺した史曹判書のもとへ向かうのだ。

イノクを迎えにきたギルドンも、チャンフィから事情を聞かされ動揺する。
自分の父が、イノクの実の両親を、そして彼女を育てたホ老人を殺した……。
「イノク殿が消えました!」
部下の報告に慌てたチャンフィは部屋へ駆け込み、
四寅剣がなくなっていることを知り、青ざめた。
いったい彼女は剣を持ってどこへ?

イノクは、史曹判書の屋敷へ乗り込んでいた。
音も立てずに判書の居室に乗り込んだイノクは、四寅剣を突きつける。
「お前を、殺す」
死ね、と叫んでふるった刀の切っ先は、史曹判書の両目を切り裂いた。
重ねて切りつけた刀は、乱入してきたギルドンによって跳ね返される。
「イノガ!」
ギルドンの声にも、刀を止めないイノク。
ギルドンはイノクを傷つけないように刀をはねのけるが、勢いは収まらない。
「俺の父を、殺させはしない!やめろ、イノク!」
「どけ!」
イノクはギルドンを蹴りつけると、地面に伏した史曹判書を刺し殺そうと剣をふるった。
とっさにギルドンは身を挺して、父をかばう。
イノクの振り下ろした剣のきっさきは、ギルドンの体に深々と突き刺さった。

(つづく)


うわーー!そんなバカなーーーー!

何が「運命のいたずら」じゃっ!
そんなかわいいものかっ。

イノクを守ろうとしたチャンフィ王子の優しさが裏目に……。

そして驚愕のラストシーン。
ドラマ冒頭ではかわいくチューしてた人たちが、闘ってますよ?
しかも、グサッて刺してますよ?ヒドス!

なんかナウシカ思い出しちゃってました。
父を目の前で殺され、怒りに支配されてしまい、剣を抜くナウシカ。


おとぼけイノクとはまったくの別人になってしまっています。

あんなに優しく無垢だったイノクが、
怒りのままにギルドンの父さんを殺そうとするなんて。
お父さん、目を切られて血がいっぱい出てます。
なんか心臓悪そうだったから、もともとそんな長く生きられないかもしれないけど。

なんだかなー。
この先、つらい出来事ばかりが待っているのか……。
にぶにぶイノクが、王子の想いに気付いちゃったのが異変の始まりなのか……。
死んじゃったじいちゃんは、こういうことを見越していて、
「すべてを許せ」と遺言をのこしたのか。
イノガ!じいちゃんの最後の言葉をよく思い出すんだ!
非業の死を遂げた人たちの悪縁など、断ち切ってしまえ!

すぐには無理か~。

マヌケなイノクをずっと見ていたせいか、
この子が剣の達人だってことを忘れておりました。
アジュンマたちが必死で5年間修行したらあんなに強くなったんだもん、
若い娘が幼い頃から達人に育てられたら無双になってもおかしくないわ。

しかしじいちゃん、死んじゃったらホンギルドン伝書けないじゃないか……。

王子かわいそうだな。
イノクの真の幸せを願って身をひいたのに、こんなになっちゃって。
イノクのために黙っていたのに、
ノ尚君の言うとおり、後から最悪の形で真実がわかってしまって、
余計に彼女を傷つける結果になってしまったなんて。


イノクを見つめる視線は限りなく優しい……。

もちろんギルドンもかわいそうよ。
せっかく嫁にするつもりだったのに、
自分の父さんが彼女のすべてを奪った人間だったなんて。
そして愛する人が、自分の愛する人を殺そうとしている。

止めなくちゃ!

父さんのためにも、イノクのためにも止めなくちゃいけないよ……。

ギルドンにチューされて舞い上がって井戸に落っこちたマヌケなイノクはもう戻らないけれど。

王子もさあ、無防備に四寅剣置いといたらダメじゃん。

あ~、ひどいよ、こんなの……。

ギルドンパパもどうしてこんなことになっちゃってるんだよう。
王様も、そんなにギルドンパパが大事なんだったら、
見捨てられるのが怖いんだったら、
どうしてはやく心を入れ替えて良い王になろうとしなかったんだよ。
ばかばか!みんなばかだーーー!



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