いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

ドリームハイ ♯ 5

2015年06月18日 | ドリームハイ
センイルチュッカ ハムニダ~
もう耳に残って忘れられないわ……。
冬に生まれた美しいわたしだけのあなた。
そんな風に歌って祝ってもらいたいですよ。いい歌だなぁ。

《あらすじ》

月末評価でベクヒに勝つ!
そう宣言したヘミを、勝たせてやりたい。
グクもサムドンも同じ気持ちで先生に直訴する。
なにしろあのヘミが、自分から助けを求めたんだから。
とにかく実技の授業をやっておかないと……。

入試クラスに落っこちてきたピルスクも仲間に加わって、
5人は四苦八苦。
課題は「歌の伝達力」
聞き手にどれだけ感情を伝えられるか?評価はコン先生だ。
先生の授業をこっそり録画して真似をしてみるが……。

「いつまで人まねをやってんだ」
しびれを切らしてジンマンがやってきた。
オヒョクに頼まれても、素直に手伝ってやるとは言えなかった。
自分を裏切ったオヒョクのせいで、鳴かず飛ばずの今がある。
深い恨みが消えたわけではないが……。
キーボードを売ってくれと言われ、運び込んだのが運の尽き。
もともとデビューを目指していた男だ。
音楽が好きで、生徒たちの情熱にほだされてしまったのだ。
「俺が教えに来たってことは絶対内緒だぞ?」

とはいうものの、問題のヘミがちっともうまくならない。
感情表現がまったくダメなのだ。
感性が足りないと、オヒョク先生に指摘された。
でも感性って何?

ジェイソンに恋をしているピルスクは、簡単だという。
「恋愛すればいいのよ」
どうやら彼女はジェイソンの親切を勘違いしているようで……。
「感性がなにかわかった。錯覚よ」

「感性が何か教えてやろうか?」
「ほんと?!」
グクの言葉にわらにもすがりたい心境のヘミ。
グクはヤクルトを飲みながら、いたずらっぽく笑った。
「これ、覚えてないか?思い出したら教えてやるよ」
ヘミは舌打ちをして背をむけた。
いったいなんだってのよ?からかってんの?

そのとき、グクの携帯に警察から電話が入った。
兄貴と慕っていた先輩が、飛び降り自殺をはかったというのだ。
さいわい軽傷で、先生に身元引受人になってもらって事なきをえた。
何年たっても受からない司法試験を受け続け、今年もまた、ダメだったのだ。
田舎のチキン屋をやっていた親父は腰を痛めてしまった。
帰って店を手伝わなきゃ……。
でも帰ったら、仕事の合間に勉強は難しいだろう。
弁護士になる夢は、もうかなわないんだろう。

「俺が一緒にいてやろうか?」
先輩は首をふり、ひとり夜行バスで田舎へ帰っていった。
見送ったグクは、オヒョク先生に相談する。
覚えたい歌があるんです。

「少女時代?ジーニー?」
驚く仲間に、ジンマン。
試験も近いというのに、そんなお遊びをやっているヒマがあるか?
だがオヒョク先生は、真剣に訴えた。
やらなくちゃ。特にヘミ、君のために。
一度だけ、僕を信じなさい。

グクが覚えたがったのは、兄貴に歌ってやるためだ。
「兄貴が弁護士になったら、ミニスカートをはいて
眉をそって、少女時代を歌って踊ってやるよ!」
あのくだらない賭けを覚えているかい?
夢をあきらめるなよ。

4人がチキン屋の店先で歌い踊った「ジーニー」には、
確かに魂がこもっていた。
兄貴は泣き、みんなは笑顔になった。
ヘミもまた、知った。
心を込めて、歌うこと。それが相手に伝える力になるんだ。

ソウルへ帰る夜行バス。
眠れないヘミは、同じように起きていたグクに聞いた。
自分の誕生日を知らないってほんとなの?
ほんとさ。でも偽の誕生日はある。
偽の?
クリスマス・イブ。

ヘミは思い出していた。
幼い頃、クリスマスに出会った少年。
彼は誕生日を知らないといった。
孤児院へ連れて行かれるといって逃げていた少年。
一度も誕生日を祝ったことがないという。
ヘミは小さなケーキを用意して、彼のために歌った。
お母さんがヘミのために歌ってくれる美しい歌を、彼のために歌った。
お誕生日おめでとう。心を込めて。

グクを見つめるが、彼はもう眠りに落ちていた。

試験当日。
ベクヒたちは、ある情報を得て色めき立っていた。
試験はカラオケで行われるらしい。
しかし、機械がいくら良い点を出しても、それが評価につながるとは限らない。
先生には明らかに基準が存在するのだが、それが何かはわからない。

とうとう試験が始まった。
「心をこめて歌うこと、それが歌の醍醐味だ。
それさえ覚えていればうまくいく」
そう、生徒たちには言い切ったオヒョクだが……。
心配でたまらず、ジンマンとのぞきにきた。
そこでジンマンはある法則を見つけ出した。
コン先生の基準は、歌に集中している生徒の数だ!

ヘミの番になり、イントロが流れる。
ところがヘミは、曲をかえてほしいと言い出した。
歌い出したのは、かつて少年に歌ったあの歌。
グクの顔をじっと見つめ、微笑みながらヘミは歌う。
見つめられたグクも、笑顔になった。
歌い終わって、先生が出した評価は、満点だった。

ベクヒはヘミを避け、泣きそうになって拒む。
「あなたが勝手に言い出したことよ。このペンダントは渡さない!」
「いらないわ。それはあんたのものだもの。オーディションであんたが買ったのは事実だもの。
やっとそれがわかった。意地張ってごめん。
自分に言い訳するために意地をはってたけど、惨めで苦しい。
だからわたしたち、お互いに意地をはるのはやめよう」
意外なほど素直なヘミの言葉に、ベクヒは驚いた。
これが本当にあの高慢なヘミなの?

いじめは、これでなくなったかに思えた。
しかし、彼女のロッカーは血に汚されて、ますますひどい仕打ちが。
グクはインソンだと思うが、違うという。では誰が?
彼女を探すが、見つけられない。
やっと姿を見つけたその時は、誰かがヘミの頭に植木鉢を投げ落とす瞬間だった。
この時、とっさにヘミをかばったのはサムドン。
「平気か?」
ヘミの無事を確かめて、サムドンはほっとしたように意識を失った。
後頭部にはべったりと血がついている。
「サムドン!サムドン!しっかりして!」
叫ぶヘミ。立ちすくむグク。

(つづく)

こ、これは!
5話にしてやっとヘミのビジュアルが回復!
めちゃくちゃかわいく見える~。
今までなんだったんだろ?
むくみ?


やっとかわいく見え始めたヘミ。素直になったから?

そしてなぜかベクヒもいきなり美形に!

どーした?メイクさんが代わったのか?
そう言いたくなるほど、女性陣がかわいくなっています。
ピルスクもやせて顔が普通になったしね。
実はわたしは太っていた方が好みだったのだが……。

とにかくビジュアル面も含めて、

今回たのしいっ!

4人の「ジーニー」(願いを言ってみて)がとにかく楽しいっ!
gleeみたいでしたね~。
もうグクが出てくるまで、ミニスカ?ミニスカ履いてるの?と期待してドキドキでした。

結果フツーのかっこでしたが、アレンジがかっこいいし、
踊りもかわいくって最高でした。
スヒョンくんが楽しそうに踊っているのもよかった~。

男声の少女時代もいいね。
スヒョンくんもテギョンも声がセクシーでぞわぞわしましたね。
特にあのパートは、スヒョンくんの目がイイ!
この楽曲は何度もリピートして観てしまいました。

そして期末評価の、ヘミの歌。
ここも感動的ですよね~。
ヘミがようやくグクのことに気づいて、
彼のために、お誕生日おめでとうソングを歌ってあげるのです。
ふたりの見つめ合う間には余人が入ることかなわず。
だってふたりだけの思い出の曲なんだも~ん。


グクにはとっても大切な思い出。ヘミが覚えててくれて嬉しかったよね。

ハッピーバースディ トゥーユーと歌い上げるヘミが、
本当にいい表情!
そしてきちんと評価してくれるコン先生もgoodでした。

おかしかったのは、芸術部長から昇進した校長で、
まるっきりヨンさま理事長のコピーみたいな服装をしてるでしょ?
一応悪役なんだけどコミカルで、ドロドロしすぎないところがいいと思います。
黒めがねにストール。
冬ソナオマージュか?

グクは思った以上に寂しい少年時代を送っていたようですね。
政界に進出しようとする野心家の金持ち父さんの息子として生まれたけれど、
おそらく正当な跡取りではないんでしょう。
自分の誕生日もわからないなんて……。
お母さんも、もういないんだね、きっと。

それでもこんないい子に育ってくれて……。
理事長は、彼がダンス得意だって知ってて、本名もわかってたけど
なぜなんでしょうね?
お母さんのことを知っていた、とか?
オヒョク先生が書いた23年前のノートを持っていて、
その通りにキリン芸高を作ったりして、いったい何ものなんでしょう?
画面には出て来なくても、ドラマの中にはしっかり存在感があります。
さすが大物。

オヒョク先生も、理事長に信頼されたおかげか、
すごくかっこいい先生になってきました。
表面的な技術や、小手先のごまかしを教えるんではなくて、
自分に真摯に向き合うことを生徒に教えてくれる先生。
もうどうしてあんなにダメ評価だったのかわかりません。
彼もまた、ここから再生してゆくのね。
地におちたヘミが、人間としても歌手としても成長して行くとともに。

ケンカ別れしてたジンマンと仲良くできているのも、観ていてほのぼの。
ジンマン先生、ほんとに音楽が好きなんですね。
見かけによらず(失礼)声もいいし。

登場人物がますます魅力的になってきて、視聴が楽しいです~。

ただね、まぁ、アレですよ。
スヒョンくんがサムドンとして登場してきても、
わたしのテギョン=グク愛はみじんもゆるがないというね。
お邪魔してるブログでは軒並みサムドンコールのようですけどね、
全然かまわないんで!

ベクヒが嫌がらせをしていると思ったヘミをとめるグク。
ベクヒじゃないって言うんですよ。
犯人はインスンだって知ってるから。
ヘミとしては、ベクヒをかばうグクをみてムッとするし、
ベクヒはちょっと嬉しかったりするんですが、
実は陰でこっそりインスンに釘を刺す。
「あいつに手を出したら殺すぞ」って言ってます。

こういう、隠れた行動が男らしいんだよね~。
かっこいいもん!
でもヤクルト大好きなのがかわいいんだもん!

サムドンの、壁の落書きを素敵に直した努力も認めますがね……。

よってたかってヘミを大事にする男の子たちがまぶしくて仕方ありません。
どんなに堕ちてもお姫様なのねぇ、あの子。
ベクヒもイラつくわけだよ。

最後、グクは鉢植えを落とした犯人を見たのでしょうか?
知ってる人間だから、大声で警告できなかったの?
それってやっぱりベクヒなのかな?
サムドンは大丈夫なの?

ハテナマークが飛びますが、次回へ続きます~。
サムドンはたぶん大丈夫よ。
えっ?ちょっとサムドンに冷たい?
そんなことないけどな~。


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2 コメント

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ダダ漏れしてますよ (かずゆいまま)
2015-06-18 09:59:04
ビスコさん、こんにちは!

いやー、あんまり頻繁にコメするのも悪いかと思ったけど
やっぱり書かずにはいられないねー。
私もついこの間見てたからさ。
そしてグクへの愛情がもう溢れまくりですよ!(笑)
心を鷲掴みされちゃってんですな。ふふふ。

私も4人で少女時代を踊ったところは大好き!
グクとサムドンも踊れるんだ?とか(ヨジャダンスって
使う筋肉が違うっていうし)
歌は?!とかドキドキしつつ、ミニスカートの心配は
さすがにしなかったけどさ。(笑)

私はサムドン派だけどグクも好きだよ。
ほんといい男達に惚れられてヘミが羨ましいぜ。

コメント大歓迎 (ビスコ)
2015-06-18 22:52:12
こんにちは!
たくさんコメント大歓迎ですよ!ありがとう!
いろいろ話せるって楽しいね。

使う筋肉が違うんだ?すごいなぁ。踊れてたよね、ふたりとも。
そんなに力入れずに軽めだったけど。
この曲は「美男ですね」でも女装して踊ってなかった?オマケ映像かなにかで。

実はこれ以降の記事では、ダダ漏れどころか
グクのことしか書いてないので申し訳ない。
いいかげんあきれると思いますが、懲りずにおつきあいください~。

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