いまさら韓ドラ!

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快刀ホン・ギルドン 6 新たな仲間

2013年09月03日 | 快刀ホン・ギルドン
ギルドン役のカン・ジファンさん、はじめてみる役者さんです。
が!「私に嘘をついてみて」の主演の人か!
いや、あれは見てないからはじめてなのは間違いないんだけども。
なんだか現代物でさっぱりスーツで立ってると、
ギルドンを演じた人にはぜんぜん見えないですね。

《あらすじ》

人気のない倉庫で、剣を交えるチャンフィとギルドン。
チャンフィはギルドンに押されるが、そこへ部下たちが助けにきた。
ギルドンはからくも倉庫から逃げ出した。

チャンフィはイノクの身の安全を思い、遠ざけるつもりが、
とうとうノ尚君に彼女の存在を知られてしまった。
ノ尚君は、イノクが自分の捜すリュ大監の忘れ形見とは知らず、抹殺しようとする。
毒の煙を吸って昏倒するイノク。
チャンフィは必死に彼女を救い出した。
「命の恩人だ!殺したくない」

盗賊を殺したのは、自分ではない。
おそらく犯人はヨンムン商団に違いない。
そう踏んだギルドンだが、ひとりではとうてい太刀打ちできない。
そこでギルドンは、ヨンムンに恨みを持つ盗賊団に協力を持ちかけた。

チャンフィは悩んでいた。
「そんなに人の命は軽いのか」
ギルドンの言葉が、耳をはなれないのだ。
大義のためには、犠牲が必要なのはわかっている。
自分の命さえも、母の死の上に成り立っているのだから。

脳天気なイノクとの会話が、彼のなぐさめになる。
ホン・ギルドンとイノクが友達だと知って、彼の心は複雑だ。
ギルドンを陥れたのは、自分なのだから。
もしイノクがギルドンにつき、敵に回るというのなら、
その時には、殺す。

ギルドンは、商団が隠した爆薬に目をつけていた。
山の隠れ家から、そのうち商団に運び込まれるだろう。
その時を狙って大爆発させてやる。
そうすれば官軍がやってくるだろう。
爆薬の取引がばれれば、さすがのヨンムンも無事ではいられないだろう。

しかし、もちろんヨンムン商団の目的は違っていた。
彼らの狙いはクーデター。
科挙試験の現場に爆薬を持ち込み、ことを起こすつもりなのだ。
ギルドンの父、ホン大監も弟王子の生存を予想し、科挙試験の延期を求めるが
王は納得しない。科挙は予定通り行われる。

ギルドンに嘘をついたウネは、必死で彼を捜すが、見つからない。
仕方なくイノクに伝言を託すのだが、イノクも彼を捜しているのだ。
河原でぼんやりしていると、そこへギルドンが現れた。
大喜びのイノクだが、ウネの伝言を伝える表情は複雑。
「どこに行くつもりだったの?私が一緒に行くよ!友達だもん」
「お前は一緒に来なくていい」
イノクの表情が曇る。
「待ってろ。俺が会いに行くから」
イノクは一転、ニコニコだ。
ギルドンは、イノクを大事に思っている。
自分が行く道は危険だから、一緒に行こうとは言えない。
でもいつか、清の虎を捕りに行こう。そのときは、一緒に行こう……。

とうとう科挙試験の当日、ギルドンたちの計画は実行に移された。
ヨンムンが爆薬を運ぶ荷車に細工をし、
ギルドンが潜む荷車を使うように仕向けたのだ。
計画はうまく行ったのだが、荷車はヨンムンではなく宮殿に運び込まれてしまった。
驚き、呆然とするギルドンを警備兵が呼び止める。
「あやしい者だ!捕らえよ!」
立ち回りの際、こぼれた爆薬が灯明に引火する。
そして次々に爆発が起こり、城内は騒然となった。

クーデターは、失敗した。
科挙試験会場に紛れ込んでいたチャンフィは、合図ののろしを見て撤収をはかる。
あと一歩、あと一歩だというのに……。
ひたと王座を見つめるチャンフィに、王は気付いた。
「なぜ、なぜお前が!」

混乱のさなか、チャンフィとギルドンは再び相まみえる。
しかし今はお互い、逃げることが先決だ。
ギルドンは仲間の手引きで塀を越え、必死で逃げ出した。
一体なぜこんなことに……。
「チクショウ」

(つづく)


なんてーか、いろんな作戦が裏目裏目に~。

ギルドンたちはヨンムン商団を吹っ飛ばしてやろう!と思ってただけなのに、
なぜか離宮を吹っ飛ばすことになってしまいましたね……。

この事件のおかげでギルドンは、
「王の圧政に苦しむ民のため、離宮を吹っ飛ばして抗議した義賊」
という扱いになっていくんじゃないでしょうかね~。
そのほうが、チャンフィたちにとっても助かるし。
ギルドン自身はそんな風に英雄視されたくないと思うけど。
超個人的な事情でいろいろやってんのに、外堀を埋められちゃってるよ。

これで入念に準備してきた謀反は失敗。
チャンフィはギルドンを恨むでしょうな……。
でもどうかなぁ。
計画通りに実行したとして、うまくいってたかしら?この反乱。
圧倒的に人数が足りないと思うんだよねぇ~。
宮廷内に、チャンフィ派がもっとたくさんいるんでしょうか?
うう~ん、わからんな。

食いしん坊のイノクは、自分がギルドンに惚れているってわかってますかね?
どうやらギルドンの方はイノクに惚れちゃったようで、
なんだか見ていて恥ずかしかったです。
「俺を捜すな」って言われてショックなイノクが、
「待ってろ。俺の方から会いに行くから」って言われて、ぱああああって顔が明るくなるの。
わー!かわいい!甘酸っぱい!そんなこと言っちゃうギルドンが恥ずかしいっ。
清に虎狩りに行くときは一緒に行こうって、ほんとにイノクを気に入ったんだね。
もちろん、単なる相棒としてじゃない。
危ない場所には連れて行きたくない、巻き込みたくない、って気持ちが愛だよね。
(虎狩りも十分危ないけど……)


このシーンを見てるだけでとっても幸せ。

イノクが口いっぱいほおばってなんか食べてるところがなんかかわいい。
プクーってほっぺがふくれて、ハムスターの頬袋みたいになってる。
ワンピースの登場人物たちがたらふく食べるときに、よくあんな風になってるよね。
あれはマンガだからだと思っていたけど、実際ああいう形になるんだな。
まぁ食べながらちゃんとセリフ言おうと思うとああならざるをえないのか。
でもかわいい。

ギルドンはイノクに惚れたみたいだけど、チャンフィもあやしいな。
「二度と会ってはいけない……」って自分に言い聞かせてたけど、無理っぽいね。
チャンフィがイノクに惚れるのは、ある意味必然。
世が世なら、結婚していたかもしれないふたりなんだもん。
姑がわりのノ尚君は気に入らないみたいですが、尚君、この人があなたの捜していたお嬢さんですよ。
イノクって、漢字まで一緒じゃないですか。
名字が違うだけでそんなあっさり「違う」と判断していいんですか?!
王子が気に入ってる子だから、なんかイヤなんでしょ?そうでしょ?


王子はやっぱりかっこいいわ~。

側近チスは、さすが王子のおそば付きだけあって、イノクをかばおうとしてくれます。
しかしどこまでがんばれるかねぇ。

まぁあのイノクが、待ってろといわれて素直に待ってるわけないし。
待ってても、きっと向こうから問題が降ってくるに違いないのです。
このあとはどうなっていくんでしょうね?
ウネお嬢様は完全にギルドンラブだし。
「一緒に行けなくてごめんなさい。でもあなたと過ごした短い時間はとっても楽しかった」
ふふん、ウブなイノクでも何かを感じる意味深な言葉ですね。
じいちゃんも余計な想像で補ってたし。
もしかしてギルドンがウネちゃんに惹かれる展開もあるのかなー。
「虎を一緒に倒した仲」というのは、もっのすごい仲だと思うけどね。

盗賊一味には、新顔が登場しましたね。
みんなの名前もわかってよかった。

ええと、女好きで自分は色男だと思っていて、一応リーダーで、長髪のおじさんが、スグン。
ちょっと岸谷の五郎さん風。私は好きです、この人。
仲間のお姉さんにちょっかいかけ続けているけど、いざオッケーされたら動揺するタイプと見た。
弟も死んじゃって、やけになっていたところを故党首に拾われたらしい。

すっごい怪力の持ち主で、一番の常識人かと思いきや、なんか木にめっちゃ愛情がある人?ヨンシ。
おデブ気味だが、声は低音でしぶい。基本は常識人。大工仕事がめちゃ得意。
親殺しで引き回しになった彼の悔しさを理解してくれたのが故党首だそうな。じゃ冤罪だったのか?

「おっかない女」と称される、お色気担当の……あれ?名前なんだっけ?
私彼女の顔立ちがとっても好み!この役柄にぴったりの顔だと思う!
ギルドンを「カワイイ」といって気に入っている。
今は冗談ぽく言ってるけど、絶対マジ惚れすると思う。
自殺しかけたところを党首に救われたようだ。

そして新顔のコム。
すばしっこくてちっさくて、ひょうきん者。
ギルドンとの会話で黙っちゃったのはなんで?
自分の寒いだじゃれはよくても、他人の寒いだじゃれは許せないのかしら?
ちょっと扱いが難しい子みたいですね。
どっかで見たことある子なんだけどな~。アレ?宮の弟くんか?

こういうキャラ設定が、マンガチックで楽しいですねー。
盗賊団一味の日常、とか、覗いてみたくなるでしょ?

今回の事件で、ギルドンはおそらく最重要容疑者になるだろうし、
チャンフィの存在も、王には知られてしまったと思う。
これからどんどん、ふたりの立場は苦しくなるでしょう。
手を組むしかないと思うよ~。

「人の命はそんなに軽いのか」
ギルドンの言葉が、胸にぐさっと突き刺さるチャンフィ。
人の情を忘れたわけではないけれど、
そうしなければ生き延びられなかったし、そうしなければ母の無念を晴らすことはできない。
今の兄王がいい王様だったら、彼も無理に即位しようなんて思わなかったろうにね。

ギルドンも悪さはいくらでもしてきたけれど、人殺しだけはしてこなかった。
なんだかんだでまだきれいな体のギルドン。
生き延びるために手を汚してきたチャンフィ。
白王子と、黒王子って感じなんですかねー。
どっちも仲良くすればいいじゃん!と、イノクが言ってくれそうな気がするんだけどな……。

ラストのギルドン脱出シーン、かっこいいよねー!
しなる青竹を走って渡り、そこへ仲間が駆る馬車がやってくる。
迷わず飛び乗るホン・ギルドン。
「いやっはー!」って叫ぶスグンが、いかにも悪党って感じでまたいいのだ!
当のギルドンはめっちゃ不安そうですけど、かっこいいシーンだと思います。
いやっはー!


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1 コメント

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いやっはー! (しーま)
2016-05-03 22:27:28
面白い!

ギルドンカッコイイ!

イノク可愛い!

チャンフィ美しい!


ワクワクする(≧∇≦)
次回が待ちきれない!

あのオープニングの曲もいいんだよな~
ワクワク感を後押しする感じ(*^o^*)


次回が楽しみ~(≧∇≦)
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