いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

善徳余録 ピダム落馬事件

2013年06月27日 | 善徳女王
みなさん、こんにちはー!

視聴終了しても、まだまだ善徳の余韻から抜け出せないわたくしです。
抜け出せない、というか、ちょっと過去の記事を読むだけで、
あの楽しかったドラマの世界に戻っていける感じですかねー。
まだまだ話したいこともあって、余録として続きます。
よろしければ、おつきあいください。

ドラマを観ている最中には、どうにも書けなかったこともあり、
この際だから書いてしまおう、ということが今回のテーマです。
わたしの個人的な視聴時の感想であり、
ドラマの本筋とはまったく関係のない話題ですので、
そうしたゴシップ的な話、裏話的なことは知りたくない、読みたくない、という方は
ここで終わりにしていただけたら、と思います。

特に最後まで観ていない方は、観終わってから、どうぞ。





ピダム落馬事件

えーっと、ドラマが撮影、放送されたのは2009年。
現在2013年ですから、4年も前のことになりますね。
ちょっと古い話になるので、あまり詳しいことはわからないのですが、
撮影中、ピダムが落馬した事件があったとか。

ちょうどミシルの乱が勃発し、ユシンは残って追っ手を食い止め、
トンマンをピダムにたくした時のことだそうです。
トンマンと一緒に馬の背に乗っていたところ、落馬。
彼女をかばって落ちたので、余計に状態が悪くなってしまった、と。
そして病院へ運ばれ、しばらく安静にするため、
撮影にも参加できなくなった、という事件のようです。
本人はすごく演じたがっていたのですが、お医者さんにダメだと言われてしまって
とても無念だったそう。

韓国ドラマの殺人的スケジュールはよく言われることで、
そうなったら少し撮影自体延期しよう、ということは無理なんですね。
脚本を変更し、うまく話をつなげたそうで、
この後数話は確かにピダムの立ち振る舞いもおとなしくなっています。

そして、ここは定かではないのですが、
脚本の変更によって無くなってしまったシーンは、
ピダムとチルスクの対決、(ユシンがかわりに戦った)
トンマンとピダムが、逃走後一夜を供に過ごすシーン、
(ここではふたりの心が通い合うエピソードが用意されていた)
……という話を聞きました。

で、視聴当時、続きを観る気が一時失せちゃったんですよねー。
ミシルの乱なんて、大事な大事なところですのに、
そんなんだったらもういいや、なんて思ってしまって……。
だってチルスクとユシンは、あの比才ですごい戦いをしたわけじゃないですか。
まぁあの時はユシンがぼろぼろでしたけども。
ここは、赤子のトンマンを巡って戦ったムンノとチルスクの再現というか、
師匠のかわりにピダムがチルスクと戦ってほしかったんですよ。
15年以上も前、ムンノに邪魔されてトンマンを取り逃がしたように、
今度はその弟子ピダムが邪魔をして、トンマンを取り逃がすという
運命の不思議を感じてほしかったの。

そして、もし話が本当なら、
ぐっとピダムとトンマンの距離が近くなるエピソードがあったわけじゃないですか?
あんな風に取り乱した後のトンマンを、ピダムがどう扱うのか見たかったし、
トンマンが、どんなことでピダムとの距離を縮めるのか、知りたかった。
それがないなんて、この先は観てもたいして意味がないんじゃ?
わたしはこの時点で、ミシル亡き後、物語が急速に愛の方面へ進むことは
きいていましたので、余計にそう思いました。
あんなに取り乱してユシンを呼んだトンマンが、
ピダムとの愛に生きるというなら、ここは最重要ポイントでしょ!と思ったの。

それなのに、落馬のせいで脚本が変わっちゃったなんて……。
なんかつまんなくなちゃったな、と思ったのでした。
でも、ミシルの乱がどうやって平定されるのか知りたかったので、
しばらくモヤモヤしながらの視聴になりました。
まぁ観だしたらまた面白かったので、投げ出さずにいてよかった、ということなのですが。

そもそも、この作品は50話を62話まで延長したわけだし、
どんなドラマだって視聴者の反応を見ながら少しずつ変化していくわけで、
脚本が変わって云々と言っていたら、どれも観ることができません。
今思えば、ピダムのかっこいいシーンを削っちゃうなんて!
ピダムが元気になるまでなぜ待てないんだ!という憤りからくる無気力だったのかも。

終盤、ピダムとトンマンの愛にどうしても入り込めなかったのは、
「幻のシーンが有りさえすれば、わたしも納得できたのに……」という恨みからかもしれません。
一体どんなシーンだったのかな。
脚本公開してくれたら、脳内補完するのに。

自分で検索して得た情報だったのに、
なんかネタバレ以上に知りたくなかった感が強くて、がっくりしてました。(当時は)
その経緯も書こうかと思ったけど、
同じようなペースで視聴してる人とか巻き込んじゃ悪いな、と思って書きませんでした。(当時は)

じゃ、なんで今になって書くんだ!という怒りの声が聞こえてきそうですが……

やっぱ納得いかないから!

たぶん脚本家の人も、補完するようなエピソードを入れたり、
いろいろしたとは思うんだけどさー。
なんかくやしいよ。
もしかしたら、直した後のほうが良かった、っていう結論が出るかもしれないけどね。
トンマンがまだ比較的自由な王女という身分でさ、
王宮から離れてわりと自由でさ、
そんな時間をピダムと過ごして何を思うのか、観たかったんだよねー。
ふたりともきっとラフな格好だし。
あんな女王と司量部令みたいな窮屈なかっこうじゃない、
ふたりのときめきが観たかったなー。

何より、半狂乱になってユシンを呼んだ後、
妙にあっさり公主様モードになってたトンマンに、納得いかない。

そんなことをぶつぶつ言っていても仕方の無いことなのですが、
やはり、作品を楽しみにしている視聴者のために、余裕を持ったスケジューリングで
撮影を行ってほしいな、と思いました。
完璧を期するためなら、私たちいくらでも待つから!
もとい、2週間くらいなら、待つから!

ぐずぐずと、そんなことを思っていた、ピダム落馬事件発見事件でした。



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6 コメント

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こんばんは (mee)
2013-07-08 01:39:49
ちょっとご無沙汰しましたU+A4B0*´∀`*U+A4B1

そんな事件があったんですねー!
メチャクチャ見たいですね
残念ですー(;д;)

あれからCSど、善徳女王クイズとか見ちゃいましたw

沢山の人に愛された作品なんだということが、よくわかりました^_^

いつか、もう一度通して見たいですね☆
また見たくなりますね (ビスコ)
2013-07-08 05:37:59
こんにちは!

今回の記事は、落馬事件は実際あった話なのですが、
削られたとされるエピソードについては、
ファンの方のブログで読んだものなので、ソースがわかりません。
本当にそうだったらやっぱり残念ですねー。

善徳女王クイズ見たいなぁ。
ホームドラマチャンネルでやってたんですね。
自分だったら全問正解できるだろうか……。
第1話見たら、また続きが見たくなっちゃうと思います。

ナムギルさんプロデュースのコンサート、今月末ですね!
急に暑くなったので体調崩さぬよう、楽しんできてくださいね。
確かに (類)
2015-06-15 10:03:55
私も、ラフな格好のトンマン王女と官職のまだないピダムとがシンを残して取り乱した彼女をピダムが慰めたのか?
闇雲にもしかしたら彼女に近づいたかもしれないし、ピダムとトンマン王女の恋の伏線の大切な所です!
チルスクの最期もピダムありきです。
ムンノからの因縁ピダムです。
ある意味、落馬事件があり脚本の件で納得しました。
そんなこともものともせずラストに行くのも韓流の魅力なのかもしれませんね。
善徳女王からの余韻が凄いです。
韓流の魅力は何なのか、それを探求するのも又楽しみです。

余談ですが、キム、ナムギルさんの又違った魅力探検で(後悔なんてしない)昨夜
観ました。
善徳女王の前の彼でしたが、題材もハードな感じでしたが、ある意味ジェンダーを越えた愛をピュアに描いていて、私は好きな作品でした。
キム、ナムギルさん演技者ですね、二人が主人公てもう1人の方イ、ヨンフンさん
うまかったですね。全く違和感なく性を超えたなにかが感じられて、ラストがそうきたか!と思わせるようなお洒落で(凄い展開)切なく素敵でした。

昨日シャンソンライブのリハーサルがあり、身体か興奮して眠れなくてこの映画を観て、、素敵なものに出会えて納得の一日の終わりでした。
わたしも観てみたいです (ビスコ)
2015-06-15 22:45:53
類さんこんばんは。
ナムギルさんの映画、ご覧になったのですね。
「後悔なんてしない」同性愛を描いた物語ということで、わたしは未見です。
観てみたいのですが、近くのお店にはレンタルがなくて。
インディーズの映画のようですから仕方ないかな。
教えていただいてありがとうございます。
いつかきちんと観たいと思います。ラストが楽しみ。

ライブリハーサルということは、もうすぐ本番ですか。
今度は類さんが観客を魅了する番ですね。
素敵なライブになりますように。
引き付ける文章力 (類)
2015-06-16 08:52:56
ビスコさん
状況、あらすじを感想を的確に、そしてそ中にキラリと光る言霊があります、ビスコさんの文章には!
私も拙い歌をはからずも表現している者としてそう思いました。

サラッと善徳女王のブログを読んだ中で、ブログに初めて投稿したいと思いまし
ビスコさんの文章に!
これから7月にかけて、歌の本番の日々です。ビスコさんから善徳女王を通して得た素敵な言葉のエッセンスを頂きました。歌の本番に臨みます。
恐縮です~ (ビスコ)
2015-06-16 23:41:52
類さん、身にあまるお褒めの言葉をいただいて恐縮です。
とても嬉しいです。ありがとうございます。
これも「善徳女王」という作品の力だと思います。
他の軽~いラブコメの記事では、浮かれたミーハーな文章を書いてますので……。
本当にドラマのちからというのは凄いものだと思いますし、
素晴らしい作品に出会えたことに感謝です。

ライブの成功をお祈りしておりますね。

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