映画鑑賞検定3級blog

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「ターンレフト ターンライト」

2007-02-06 | 香港映画
今、私の中でちょっと祭り状態になっているジョニー・トゥ監督。そんな私にお誂え向けの番組がダイヤモンド・シアターで放送されていたので、録画しておきました。

隣同士に住んでいるバイオリニストの男と翻訳家の女。二人は、玄関を出た後いつも逆に曲がる。隣に住んでいるのに・・・いつも傍にいるのに・・・13年前の初恋の人なのに・・・なぜか名前も知らないままどうしても出会うことのできない二人。そんな二人がたまたま公園で13年ぶりの再会を果たす。しかし、そこから二人はまたどうしても出会えない運命をたどってしまうのだが・・・。

<ヤバイ!ちょっと泣けた!>

私こんな感じの映画が大好きな人ってわけじゃないんですけどね。

でもこれはいいです!好きです!

走 向
ラストでこのタイトルロゴでぐっときてしまいました。
やられた~~~、って感じでした。

これがポンと出てくる瞬間のタイミングが完璧だったんですよ~~。

これ、すっごくいいよ。

特に、ちょっと心が疲れてるときに見ると絶対にいい。

誰かと見るのもいいけれど、一人で”ダイヤモンド・シアターで”見るのがたぶん最高です。
さすがだね、ダイヤモンド・シアター。

元が大人向けの絵本らしいです。
そうね、そんな感じ。
そんな、ちょっと身近でちょっとファンタジックでとても素敵なラブストーリーです。

二人がいつも同じような行動をとっていたりと、一歩間違えば「馬鹿じゃないの?」と言い放ってしまえそうなお話なのですが、なんでしょう、なぜでしょう、妙に心に暖かく残るんです。

家族の姿の見えない主人公たちは、友達もいなくて、二人とも動物に話しかけるような芸術家肌で、現実味はあまりないって言えばない。
でも、そんなファンタジックな設定だからこそ、ふんわりと来る何かがあるのですよ。

人生は偶然の連続。平行線だっていつかは交わる。
人生は驚きの連続。揚げていた凧の糸もぷっつりと切れる。


これ見よがしに切り替わる駅の看板にある言葉はこんな感じ。
通常、それをいやみに感じると思うはずの私がそう思わないのは、そこにある駅が私が駅を見ていてちょっと得したように感じる時の姿に似ているから。

そんな風に感じてしまうから、もしかしたら私にもこんなことがおきてたりとかするのかも??とか、ウソみたいに馬鹿みたいに前向きになってしまいまったりして。

いい台詞もいっぱいあったな・・・。
書いちゃいたいけど、気になった、と思った人には見てほしいからやめとこうっと♪

・・・って、「ザ・ミッション」「ブレイキング・ニュース」「PTU」のジョニー・トゥが!こんなのを!
「麻雀大将」「マッスル・モンク」とこれを~~~!

いやはや・・・本当に力のある監督さんなんだな、と、実に感心。

とにかく絵がきれいなこの映画。

オープニングの傘のシーンからとても素敵でした。

音楽もいい感じでしたし。

あまり色気はない感じの雰囲気だけどとてもCUTEなジジ・リョン。
とても素敵。

それに私、金城武の顔が大好きらしいです、やっぱり。
もうね、見てるだけで鼻血ブーだし。
しかも、あんまりかっこよすぎない感じのキャラクターで、そんなにすっとんだキャラクターでもなく、本当に素敵でした。

正直、途中での彼女に思いを寄せる医者への彼女の仕打ちとか、いくら医者がうざくてもちょっとかわいそうになるくらいではあるので、そこまでせんでも・・・って感じなんですけど、その辺も許せてしまいました。不思議だわ・・・。

放送が吹き替えだったため、金城本人の声ではなかったのがひじょ~~~~うに残念なので、DVDでもう一度借りてくるかもしれないな、とか思ったりして。
う~~~、金城の声で聞きたい~~~(ジタバタ)

ターンレフト ターンライト(2003) - goo 映画


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