goo blog サービス終了のお知らせ 

蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って19年モットーは是々非々の団塊世代です。

その立場になると

2010-08-20 00:53:43 | 徒然
本人の意思が明確ではない脳死移植が、家族の同意のみで行われた。改正臓器移植法下では2例目にあたる。もし私が家族の立場になったら、いったいどうするだろう…本人の心臓が動いているのに、周囲の無言の圧力に屈して、首を縦に振るかもしれない。この場合の周囲とは、臓器移植ネットワークという、人間の脳死を待っている人たちだ。先日の新聞で、脊髄がマウスレベルで復活報じられていた。脳も、薬物や再生医療で復活させる治療法が開発されつつある。となると、脳死による臓器移植はあと何年かすると不可能になる。人工心臓や異種間の移植があとわずかのところまで迫りつつある。死体になっても働かなくてはならない時代は、過去のものになりつつあるのかもしれない。もともと、臓器を移植してまで生きるというのは、人類のエゴイズムだ。
とは言いつつも、愚息はドナーカードを持っている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最近やたらと多い痴漢や盗撮 | トップ | 闇から表へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。