いわゆる権力というものに、非常に弱い。
偉い人や有名人が言った言葉には、
「なるほど、そうなんだなぁ」と
一も二もなく納得してしまっている。
年下や嫌いな人の言うことには、
「そうなのかな?そうじゃないかもしれないぞ」
と思う。
多分、両者から同じことを言われても、
同じ反応をすると思う。
権威主義というのだろうか、とても権威に弱いのである。
長い物に巻かれてしまう。
心からそうだと思っていても、偉い人が言ったことに
頷くとき、どこか卑屈になっている自分を見ているような気がする。
そんな時になんだかヘコむ。
別に無理矢理反対意見を考える必要もないのに、
迎合してしまっている気がして情けなくなる。
なんだろう、このねじ曲がった心は。
はぁ。