どの様な周波数に対して何処が共振するのかを確認するために、プジョー407の場合は、調整用のオーディオCD、もしくはナビの外部入力にオーディオ用ファンクション・ジェネレータ(PCで代用可能)を用います。
私はノートPCにファンクションジェネレータ・ソフトとFFT等の測定ソフト群とUSB外部音AD-DA、校正済みマイクを使用していますが、今回は、測定器は音源CDR(もしくはi-Pod)のみで、共振部を探す方法です。
以下のファイルをダウンロードして、解凍をし、CDRに焼きます。i-Podが接続可能な場合はi-Podに転送します。解凍後 MP3:256bpsのファイルとなります。
STEP0:
各ファイルをPCでヘッドフォンを使用して聴いて起きます。0xxファイルは全て正弦波です。その音色を記憶します。濁りの無い音です。濁っている場合は再生系の何処かで歪んでいたり、共振していたり、反射音が多量にあったりしています。
内張りを剥がした状態でドア自体の確認&制振処理をし、内張りのファスナーピンを外してガムテープ等で仮止めをして、少しずつ制振処理を行って行きます。
各フェーズ毎に以下の手順を行います。
STEP1:
001 20Hz~20KHz の連続音を使用します。
ボリュームを40程度に、繰り返し再生を行います。演奏を開始すると最初に1KHzのマーク音が一瞬鳴り 20Hzに移行します。
低音は聴こえなくともスピーカは動作しています。聴こえないからと言ってボリュームを上げるとスピーカが破損します。20Hz~20KHz鳴り切るまでボリュームは上げないように。
ボリュームを2ステップで上げて行きくと共振が徐々が増えて行きます。共振点はそこを手で押さえると収まります。そこに制振材を貼り付けます。周波数が低いときの共振場所は重めに貼り付けを。高い周波数で共振する場所は少量で。
止まったと思ってもさらに音量を上げていくと再度共振が始まります。自分の聴く最大音量までで調整は終了してください。
STEP2:
012~022 を切り替えながら再確認を行います。001では共振しない慣性質量の大きな部材の共振を探します。
方法はSTEP1と同様です。
上記のファイルは、制振調整以外にも使用できますが、そればまた別途に。
私はノートPCにファンクションジェネレータ・ソフトとFFT等の測定ソフト群とUSB外部音AD-DA、校正済みマイクを使用していますが、今回は、測定器は音源CDR(もしくはi-Pod)のみで、共振部を探す方法です。
以下のファイルをダウンロードして、解凍をし、CDRに焼きます。i-Podが接続可能な場合はi-Podに転送します。解凍後 MP3:256bpsのファイルとなります。
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STEP0:
各ファイルをPCでヘッドフォンを使用して聴いて起きます。0xxファイルは全て正弦波です。その音色を記憶します。濁りの無い音です。濁っている場合は再生系の何処かで歪んでいたり、共振していたり、反射音が多量にあったりしています。
内張りを剥がした状態でドア自体の確認&制振処理をし、内張りのファスナーピンを外してガムテープ等で仮止めをして、少しずつ制振処理を行って行きます。
各フェーズ毎に以下の手順を行います。
STEP1:
001 20Hz~20KHz の連続音を使用します。
ボリュームを40程度に、繰り返し再生を行います。演奏を開始すると最初に1KHzのマーク音が一瞬鳴り 20Hzに移行します。
低音は聴こえなくともスピーカは動作しています。聴こえないからと言ってボリュームを上げるとスピーカが破損します。20Hz~20KHz鳴り切るまでボリュームは上げないように。
ボリュームを2ステップで上げて行きくと共振が徐々が増えて行きます。共振点はそこを手で押さえると収まります。そこに制振材を貼り付けます。周波数が低いときの共振場所は重めに貼り付けを。高い周波数で共振する場所は少量で。
止まったと思ってもさらに音量を上げていくと再度共振が始まります。自分の聴く最大音量までで調整は終了してください。
STEP2:
012~022 を切り替えながら再確認を行います。001では共振しない慣性質量の大きな部材の共振を探します。
方法はSTEP1と同様です。
上記のファイルは、制振調整以外にも使用できますが、そればまた別途に。
測定用のデータ、ありがとうございました。すべてDLしてCD-Rに焼きました。これで調整してみます。楽しみが増えました。
ところで、上記データにはstep1,2の作業で使うもの以上のデータが含まれているようですが、それは気にせず、step1,2だけ確認すればOKでしょうか?
他のデータはどんな意味を持つのでしょう? 特に006番のツィータ確認というのは気になります・・
使わせていただきます。各種機器のエージングにはとても面白いかと思います。
スピーカー飛ばさないように頑張ります。
ありがとうございました。
PC、できればPCの出力をオーディオに出力して聴いてみてください。
001 は音がセンターに聴こえるはずです。
002 は頭を少し左右に動かすだけで、音が左右どちらかに大きく振れます。車では左右のスピーカ間の物(ダッシュパネル等)の共振が001より分かり易くなります。
001 を再生して 002のように聴こえる場合は、どちらかのスピーカが逆位相に接続されている可能性があります。
006 は頭を数cm左右に動かして行くと、音色の変化が繰り返し発生します。そうならない場合、ツイータのみの片方が逆位相になっている可能性があります。
また繰り返し方が周期的で無い場合は、フロントスクリーン等への反射の影響が大であったり、取り付け角度が不適切であったりします。
101 は周波数測定以外では、組み付ける前のスピーカの慣らしにも使用しています。振幅 1mm程度からはじめ3mm程度まで、001と交互に5分ずつ 10回程度、組みつけてからも同様に。
オーディオは音を聴くための道具ですから、目的に合った音を再生するだけで多くのことが確認できます。
今回のデータはその1例です。
i-Podにちょっとしたテスト用に入れているデータの一部です。ヘッドフォンの試聴時のチェックや、購入後の慣らしに使用しているものです。
本来であればロスレスの方が調整には向いていますが、エイジング用であればかえってMP3の方が良い場合もあるかもしれませんね。
Sugerさんの方が私よりご専門ですね。
>スピーカー飛ばさないように頑張ります。
(^_^;
制震処理にもこだわってやっていらっしゃるようで、素晴らしいですね。
しかもこれはツィーター位置で悩む私には、とっても調整に役立ちそうなデータではないですか(笑)!
ずっと出張でオーディオが進んでいないので、早速今度の週末にでもチェックしてみたいと思います!
何故か車載用スピーカは、MidLowとHighに分かれています。 LowとMidHight(スコーカ&ツイータ)になっていれば、設定がもっと楽になるのですけどねぇ。
DSPは音が不自然なので使いたくないし。
3年も前のブログにコメントさせていただいて申し訳ありません。
Izumiと申します。
当方コペンのデッドニングをするための勉強中にImazeki様のオーディオ調整用データにたどり着きました。
が、現在データが削除されておりダウンロードできない状態となっておりました。
もしよろしければ、再度アップロードしていただけませんでしょうか?
よろしくお願いします。
何処かに容量を確保して、週末辺りにアップしたいと思います。
よろしくお願いします。