びっくり箱 のまき

今回の依頼は「開けてびっくりお花達」と言う感じに仕上げてみました。

本当は香りの良いお花を入れて「香りのプレゼント」を考えたのですが。。。。

北京。。。この時期良い香りのお花が～無～い！！！！！！！！！

と言う事で予算金額も少しありましたので

またまた「エクアドル産のスプレーバラ」を入れてみました！

こちらのバラはほのかに「甘酸っぱい初恋の香りがするんです！」


一本づつ香りを楽しみながら～～

あの時のドキドキ感を思い出しながら～～

少し遠くを見つめながら～～

優しい気持ちで作成する事が出来ました！！










ちょっとうんちくコーナー！


この様な作品の場合は作品の真上から見る事を意識して作成します。

お花選びですが～これがこの作品の善し悪しを決める重要なポイントです！

なるべく「形や素材感の違う花材を選ぶ！」ハイッこれメモして下さ～い！

隣り合った花材の形や材質感がなるべく対照的な物を配置する！んです。

形や材質感のコントラストを楽しむ作品になります。

ですので、グルーピングしてあげるとより効果が出てきます。


この囲われたなかで、いかにお花らしさを出すか？それはやはり「高低差」です。

微妙な高低差を出す事によりお花の周りに空間が生まれ、一輪一輪の美しさが演出できます。

そして、尚かつ奥行き（この場合の奥行きは高低差で深みにつながります）が出てきます！

その様な事を考えながら作成して見て下さ～い！




そしてね！

ここからが上級編！！

もらった人の気持ちを考えるんです。


先ず、「え～なに～この箱？」



「あらっ？開けてみようかしらん。」




「うわ～良い香り～！」



って言わせたら「私の勝ち」です（笑）


花材選びの中に香りのあるお花を選んでおくのです！


ようは、「作品を作るだけ」では良いフローリストではありません！（私の考え）

作品の向こう側もイメージ出来ていないと。

そして、それが本当にそうなったら「一流のフローリスト」でしょうね！


私も早くそうなりたいです。。。。。。。

こんなの如何？

お花の写真を載せろ～！　どっちがプロが撮ったかなんか分かるかよ！ってな感じで

相変わらずコメント無い寂しいブログですが～

見ている方が居るだけでもやっている価値はあるんでしょうね？（笑）



今回の依頼は。。。。。１００日パーティーに持って行きたい！　って事でした。


中国では子供が生まれ１００日経つと１００日パーティーを開催する方がいらしゃいます。

ま～日本で言う「お宮参り」に似た？

そこで今回は「紙おむつ」を１２０枚渡され、１００日に因んで１００枚使って

「おむつケーキを作成せよ！そしてお花で装飾せよ～！」と言う指令でした。

はいっ長官！頑張って見ます～！と云う返事をして作成してみました～。


☝なんか方向性が。。。違って来てますね。



１００枚のおむつを一つずつラッピングして。。。。。
（汚れない様に、仕事場でなく家に持ち帰り夜な夜な、４０の男が暗がりでクルクルと）


こんな感じに仕上げてみました～！

クマのぬいぐるみを入れて可愛らしさをアピールし、オランダ産のアジサイを入れて

北京の花屋さんに頼んでも絶対に出来ない！見た事が無い！。。。。私の思い込みですが。。。。







依頼主も満足して頂き、受け取り主も大変喜んで頂きました～！！