インドネシアの建設企業がカンボジアの首都プノンペンの一角60ヘクタールの土地に今年、カンボジアの合弁企業と共に、サテライト・シティーを建設し始めた。
この都市計画は、インドネシアのYLP Ciputra Groupの音頭により、カンボジア企業と共同作業にて建設予定のGrand Phnom Penh International Cityをその目標にしている。
YLP Ciputra Groupの上層部役員によると、このサテライト都市建設費用に$500million(約7億円)が投入され、住宅、病院施設、大学校舎、ゴルフコース、ビジネスセンター、大型ショッピングセンター等の店舗が想定されている。
この建設作業の始めであるこの地域での水道・光熱設備工事は既に始まっており、建物自体の建設は今年の後半になる予定。
ちなみに、Grand Phnom Penh International City建設計画にCDC(The Council for the Development of Cambodia)は、既に一昨年の2005年に承認を出している。
また、CDCの投資局Evaluation & Incentive課課長は、このインドネシアのYLP Ciputra Groupが2001年に着工を始め、2010年完成を目指しているベトナムの首都ハノイの事例を引き合いに出し、カンボジアにおいても彼ら(インドネシアの建設業社YLP Ciputra Group)は成功に導くであろうと確信している。(了)
出所: 2007年1月22日付 The Cambodia Dairy-National-