2015年4月24日(金)多喜靖美先生による、室内楽講座・第3回が、いよ銀7Fにて行われました。
バイオリンは田中郁也先生、チェロは柳橋泰志先生に演奏して頂きました

講座に前に、コンチェルトの話しが少し出たりして、どういった部分に注目すべきかなど
勉強させて頂きました。オーケストラ譜が肝ですよ~という興味深い話をして頂きました。
今日の講座のポイントは、「パート譜を読む」でした!
【ウィンナーワルツ/ギロック】
弦楽器のスラーはボーイング、弓の動きと関係ある。
アルペジオでvivaceところはテンポを指揮者のように示して。

【宮廷のコンサート/ギロック】
最後の2小節がタイになっている理由を考えた演奏を。
フェルマータのとの違いは明確に。付いていないときは、この音楽はずっと続いて行くのを感じて。
最後の音を、弦がどう終わらせているか最後まで良く見て。
この曲は、フレーズが切れてしまいがちになるので、遠くの山を見るように大きなフレーズを感じて。
【整体行列/ギロック】
打鍵スピードが速くなってしまわないで。
弦と同じスピードで演奏するイメージで。動きを止めてしまわないで。
ピアノを歌わせるためにどうしてる?息を吸うスピードや量の工夫が必要。
弦と呼吸を合わせて。
【カーニバルの舞踏会/ギロック】
この曲の終わり方は、1小節2分休符があるけれど、音が続いて行くのを感じて。
子どもと話すとき、大人と話す時の違いがあるように弾くのがポイント。
【サラバンド/ギロック】
フレーズが変わる時には、ペダルをきちんと変えて。
鍵盤から手を離したところからスタートしてみる。(打鍵コントロールの為)

【ディベルティメント KV 254 変ロ長調/モーツァルト】ディベルティメント=喜遊曲
前半部分のみにフォーカスしてレッスンして頂きました。

ー第1楽章ー
インテンポで弾けるように、テンポを体の中に存在させて。(拍の話し)
スピード自体と、速度感は違う。拍子は、乗っていくもの。
①冒頭の8分音符を連続して弾く。②楽譜通り弾いて、転んだりしてないかをチェック。
50小節目からの4分音符をどう歌いたいか。打鍵スピードをよく考えて。
この時代の音楽は左手とチェロが似たような動きになり、右手とバイオリンが掛け合いを含めて、同じような動きをする。
ペダルは古典で使うことはあるけれど、リズムの役割などが失われないように。
昔の楽器(バイオリンなど)と、現代に近い楽器(ピアノなど)とで楽器の古さに違いがあることを考えた演奏を。
ペダルの事を分かった上で、演奏に生かして。
45小節からの16分と付点8分のリズムの感じ方、音程関係も離れていくので注目しながら。
David Fray(クリックでYoutubeへ飛べます!)というフランス人のイケメン
ピアニストの表情、そして表情を全て音に昇華する演奏の素晴らしさを教えて頂きました。いつも私達の知らない素敵な演奏家を教えて頂きありがとうございます!!
閑話休題

ー第2楽章ー
一拍の単位が分かりづらい。音楽は足し算じゃなく、割り算で。曲全体から見て、部分を見て。フレーズに中でモチーフが分かれているを感じて。
拍子と和声ありきで、リズムなどの要素が曲を彩っていく。
自分が前に出て弾くところに気をつけて。(出すように)
鍵盤に指をへばりつけず。もっと物を置きに行くように。
12小節目から左手を4分に変えて練習してみる。和音に表情がないと、右手も表情がつけられない。

ー第3楽章ー
出だしからハモりが出てくるので、ハモり作って行ってる気持ちを持って。
テンポを緩めたりして、次の準備をしないで。
9小節目からや、15小節目、テンポは変わらなくても、「スピード感」を変えて。
56小節目から、右手を左手と一緒のリズムに変えて、そのバランスで楽譜通り弾いて行く。
今回も4時間が、アッという間でした!多喜先生、ありがとうございました!
バイオリンは田中郁也先生、チェロは柳橋泰志先生に演奏して頂きました


講座に前に、コンチェルトの話しが少し出たりして、どういった部分に注目すべきかなど
勉強させて頂きました。オーケストラ譜が肝ですよ~という興味深い話をして頂きました。
今日の講座のポイントは、「パート譜を読む」でした!
【ウィンナーワルツ/ギロック】
弦楽器のスラーはボーイング、弓の動きと関係ある。
アルペジオでvivaceところはテンポを指揮者のように示して。

【宮廷のコンサート/ギロック】
最後の2小節がタイになっている理由を考えた演奏を。
フェルマータのとの違いは明確に。付いていないときは、この音楽はずっと続いて行くのを感じて。
最後の音を、弦がどう終わらせているか最後まで良く見て。
この曲は、フレーズが切れてしまいがちになるので、遠くの山を見るように大きなフレーズを感じて。
【整体行列/ギロック】
打鍵スピードが速くなってしまわないで。
弦と同じスピードで演奏するイメージで。動きを止めてしまわないで。
ピアノを歌わせるためにどうしてる?息を吸うスピードや量の工夫が必要。
弦と呼吸を合わせて。
【カーニバルの舞踏会/ギロック】
この曲の終わり方は、1小節2分休符があるけれど、音が続いて行くのを感じて。
子どもと話すとき、大人と話す時の違いがあるように弾くのがポイント。
【サラバンド/ギロック】
フレーズが変わる時には、ペダルをきちんと変えて。
鍵盤から手を離したところからスタートしてみる。(打鍵コントロールの為)

【ディベルティメント KV 254 変ロ長調/モーツァルト】ディベルティメント=喜遊曲
前半部分のみにフォーカスしてレッスンして頂きました。

ー第1楽章ー
インテンポで弾けるように、テンポを体の中に存在させて。(拍の話し)
スピード自体と、速度感は違う。拍子は、乗っていくもの。
①冒頭の8分音符を連続して弾く。②楽譜通り弾いて、転んだりしてないかをチェック。
50小節目からの4分音符をどう歌いたいか。打鍵スピードをよく考えて。
この時代の音楽は左手とチェロが似たような動きになり、右手とバイオリンが掛け合いを含めて、同じような動きをする。
ペダルは古典で使うことはあるけれど、リズムの役割などが失われないように。
昔の楽器(バイオリンなど)と、現代に近い楽器(ピアノなど)とで楽器の古さに違いがあることを考えた演奏を。
ペダルの事を分かった上で、演奏に生かして。
45小節からの16分と付点8分のリズムの感じ方、音程関係も離れていくので注目しながら。
David Fray(クリックでYoutubeへ飛べます!)というフランス人のイケメン

閑話休題

ー第2楽章ー
一拍の単位が分かりづらい。音楽は足し算じゃなく、割り算で。曲全体から見て、部分を見て。フレーズに中でモチーフが分かれているを感じて。
拍子と和声ありきで、リズムなどの要素が曲を彩っていく。
自分が前に出て弾くところに気をつけて。(出すように)
鍵盤に指をへばりつけず。もっと物を置きに行くように。
12小節目から左手を4分に変えて練習してみる。和音に表情がないと、右手も表情がつけられない。

ー第3楽章ー
出だしからハモりが出てくるので、ハモり作って行ってる気持ちを持って。
テンポを緩めたりして、次の準備をしないで。
9小節目からや、15小節目、テンポは変わらなくても、「スピード感」を変えて。
56小節目から、右手を左手と一緒のリズムに変えて、そのバランスで楽譜通り弾いて行く。
今回も4時間が、アッという間でした!多喜先生、ありがとうございました!
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