先日新しくなったAirMac Extremeベースステーションを購入しました。
購入の目的は三つあります。
さて、そんなわけで購入したAirMac Extreme。
しかし最大の目的であるハードディスク共有には、面倒な壁が立ちふさがっていました。
その話は次回にて。
購入の目的は三つあります。
- 無線LANを拡張する
私の自宅は、壁によっては無線LANの電波が殆ど遮断されます。(鉄筋なので)
それでも、頻繁に無線LANを使う、言い換えればiPod touchを使う場所にさえ電波が届けばいいので、今使っているAirMac Express一つで結構どうにかなりました。
しかし、家の構造上、どうしても一つでは限界があります。
惜しいところで届かなかった場所に届けるため、増設を試みました。
- ハードディスク一台で複数Macのバックアップを行う
ExtremeにできてExpressにできないこと。
それはハードディスクの共有です。
ネットワークに接続しているマシンから自由にアクセスができる。
家庭内で、特にMac同士でファイルを共有するのにとても便利な方法です。
しかも、公式でサポートこそされていませんが、TimeMachine用のディスクとしての指定も可能です。
そんなわけで、私の使っているMacBookと祖母の使っているMacBook、この二台のバックアップを一台のハードディスクで行いたかった。
TimeCapsuleというのが最も簡単な選択ではありますが、夏場の熱がやはり気になったので、自分でメンテナンスも可能なAirMac Extreme+外付けハードディスクという方法を採りました。
- 出先からハードディスクへアクセスする
購入に至った最大の動機はコレです。
今回追加された機能として、MobileMeを使ったWebアクセスがあります。
MobileMeアカウントで登録すれば、ネット環境のある所ならどこからでもアクセス可能。
MobileMeにはiDiskというストレージサービスがありますが、より大きな容量のファイルサーバーを気軽に用意できるというのはとても嬉しいことです。
この機能、AirMac ExtremeがなくてもMobileMeに年間9800円払わなくても、NASを使えば実現できることです。
しかし、その敷居は高かった。
「設定」という高い壁を乗り越える必要があったからです。
分かっている人、手慣れている人にとっては別段大したことではないかもしれない。
でも多くの人々にとっては、見慣れぬ画面や聞き慣れぬ用語と戦い、襲い来るクエスチョンマークの嵐に不屈の精神で立ち向かわねばならない、緊褌一番の大決戦です。
それに、それ以前の問題として、「NAS」という存在を知っている必要があります。
「LANでつなぐハードディスク」というだけで、「???」となる人は多いはず。
それに比べれば、AirMac Extremeはかなり簡単です。
確かに、それでもまだややこしい部分もありますが、もしTime Capsuleを使えば
- Time Capsuleを起動
- AirMacユーティリティーの画面に従ってMobileMeアカウントを登録
この2ステップでできてしまうんですから。
(端折りすぎでしょうか?)
そうした敷居の低さは、やっぱり凄いと思います。
また、こちらのブログ記事をご覧下さい。
「モノが好き」2 さて、サーバーが出来上がった。次は、、
この記事の末尾にこんな一文があります。
妄想ですが、Appleがつくるネットブックとか、もしくは大きく進化した新iPhone/iPod touchなどからも容易に各種ファイルにアクセスができるようになるかもしれません。
うーん、夢の膨らむ話です。
今月17日にiPhone OSのバージョン3が公開されるそうですが、そこでこの機能との絡みを見せてくれると嬉しい限り。
たとえそれが無理でも、近い将来かなり多様な使い方が実現する可能性は高そうです。 - Time Capsuleを起動
さて、そんなわけで購入したAirMac Extreme。
しかし最大の目的であるハードディスク共有には、面倒な壁が立ちふさがっていました。
その話は次回にて。