クイックスロー

2018年08月05日 05時43分00秒 | 少年野球
我がチーム キャッチボールの最後には、クイックスローを行ってます。
クイックスローは、野球を行うにあたり、絶対にマスターしなければならないスキルです。
これが出来るか出来ないで極端な話し、内野になるか外野になるか(それだけではありませんが…)決まります。

では、クイックスローをご存知でない方への解説です。クイックスローとは文字通り、素早く送球することです。(これも岩城ブルーレモンには伝えましたが覚えているか(´・_・`))
短い距離を速く投げることができれば、内野ゴロでもアウトを取れる確率は上がります。
ではプレー中の、どのような場面で使うと思いますか?主には

①内野バックホームの時
②内野ダブルプレーの時

以上の様に、早く送球しなくてはならない際に、クイックスローを使います。
では、ここからクイックスローの行い方、練習の仕方について説明します。

まず送球する側の注指導点です。送球は必ず相手(右投げの場合)の右耳付近を目標に送球します。
大きく振りかぶるのでなく、コンパクトに 出来ればスナップスローで行えば尚良しです。
球威ですが、普段の送球より落ちますが、コントロールを最重要視してください。

次に捕球側の指導点です。送球側は自分の右側(右投げの場合)にボールが来るように送球側は投げます。
しかし、すべてその通りに来るとは限りません。送球ミスで左側に来ることもあるでしょう。
その場合、捕球側は自分の右側になるように移動しなくてはいけません。
よって、捕球側は常に足を動かして常に『自分の右側で補給できるように動く』必要があります。

次の動きはステップです。このステップには賛否両論ありますが、私は左足(右投げの場合)を前にして捕球した方が、次の送球がスムーズに行えるため選手には左足前捕球を推奨しています。
右足でも良いのですが、右足からツーステップで投げる(右足が前で送球)と、ボールに勢いがなくなってしまい、上体だけの力のない送球になってしまうからです。

最後に捕球する姿勢です。グローブは右手(投げる側)に近づけ、グローブに入ったボールを右耳付近(投球のトップ)に持ってきながらボールを握り直します。
ですので、投球のトップにあるころには、すでにボールをしっかり握っていなくてはいけません。
握り直せなかった場合には、歩き(走りながら)握り直して送球して下さい。決して、鷲掴みで投げないでください。

以上です。
難しい動作はありません。
最初から早く出来る人はいません。最初はゆっくり初めて、徐々にスピードをあげて、クイックスローをマスターしてください。