倒産カレー屋顛末

何年か前、倒産した某カレー屋の内情

詐欺と通常営業の境界線。

2016-11-20 16:40:19 | 日記
私の大昔にやった、バイト話です。

引っ越しセンターというよりは、引っ越し屋さんなのですが、

建設現場の仮設事務所みたいなところの2階だけ、で営業をやっておりまして、

プッシュ回線の電話だけが、10台ぐらい、ズラ~っとならんでおりまして、

電話機の前にご丁寧に北海道支社とか、東北支社とか書いてあるのです。

感のイイ、諸兄におきましては、お気づかと存じますが、フリーダイヤルで、回線だけの会社なのです。

トラック2台と、後は、レンタカー、全部社長1人でやっているのでした。

人員も急に必要になったら、1階の建設現場の人に声をかけて、

北海道支社も関東本店が、やっちゃうのであります。

北海道案件は、流石に、他の現地業者に仕事を流していたのでしょうが、手数料程度はいただけるはずです。

この会社は、今では、上場して立派な会社になりました。

社長にあって、全部バラすぞと言えば、幾らかになるかもしれませんが、恐喝罪になりそうなので、やめときます(笑)

当時、大学生で、世間様って意外と簡単に引っかかるもんだな〜と思っておりました。

似たような話で、先日、テレビで家具大手会社の似鳥が、親からの店を引き継いで看板替えする時に、

1店舗しかないのに、ナンとか支店と、

自社を大きく見せていたようです。


つまり、結構、どこでもやっているのです。

最近?の大きく見せるコツ?は、

ホールディングス会社ですね~。


何をホールドしているかっていうと、子会社や、傘下にある会社の持ち株会社。


なんか、労せずして、株の利回りだけで、エラソーにやっている感じがいたしますが、

ご多分に漏れず、早速、BT社もホールデング制にしておりました。

実態がないわけではなくて、一応、登記上の住所に役員も実在しているので、アウトではないですが、

デーブ社長は、実態が、ゴルフボールぐらしかないのに、

巨大な直径10mぐらいの巨大アドバルーンが、いくつもあるように見せるので

話がおかしくなるのでして、

投資する人も、精々、サッカーボールぐらいで当て込んでいるのに、

イヤー、絶対、UFOだみたいに、絶妙に話をすり替えて、焦点をずらすので、

投資する方も、なんだか怪しいぞ派は、すかさず撤収するのですが、

引きずりこまれちゃう派もいたようでございます。

傍からみていると、一種の信仰宗教で、

風体も、デーブ氏は、どーみても麻原にそっくりなわけでして、

というより、詐欺師は、思うに、隙のない、スーツビシっと、キツネ目の男派と、

おデブ、服装がラフで、場合により髭面で、いつもニコニコ市場パターン派の2つの会派にわかれていると思います。

とにかく、ヤられちゃったのは、何も、投資家だけではなく、私のような、元従業員もやられちゃていたわけで、

従業員の中には、先のブログでご紹介いたしましたように、

入社するにあたり、自社株(紙切れ)を買ったり、よせばいいのに、知人にばら撒いて売ったり、

デーブ氏に個人的に金を貸したり、更に借金したり


辞めればいいのに、個人保証をしたり、

自分の実家の土地を勝手に担保に入れたり、

名前だけ貸してなんて言われて、良くわからない幽霊会社の役員になっちゃったり

これを、信仰宗教のウルトラベンチャーブラック企業?と言わずして、何といいましょう。

そして、新聞でも、報道されておりましたが、

近所に、デーブ氏を指南していた人間がいたのは、疑いようもなく、

逮捕されて、世間様に明るみになった時に、多くの人が、

ハッっと我に返るのでした、

騙されていた、と。

そこで、デーブ社長は何処だ〜となるのですが、


社内が、投資家と詐欺師と銀行屋と整理屋と、保険屋と元保険屋とリース屋に土建屋に、極めつけは、おまわり屋さんとヤーサンが口論しておりまして、

も~蜂の巣を、つついて、煮込んで、グタグタになっちゃったわけで、

整理屋のオヤジさんなんか、マイ、マイクロホーンもってまして、

シャラっーぷなんて、大音量で喚いておりまして、

何時もからんでいる、格闘技戦じゃないよってーの。

あー嗚呼。






中国全土にカレー旋風のイメージ。。。

2016-11-15 21:55:59 | 日記
カレーのトレーに敷いている、イラストの入ったA3のシートをスキャンして送ったところ、

1日もしない内に、微妙に変化させた物を、内製化して送り返して来た。

恐るべき中国パクリテクニック。

この創作能力に目をつけた、デーブ社長。

ありもしないイメージキャラクターをつけた、大型トレーラーが、20台くらい広場に勢揃い。

背後には、大型工場。

そして工場の内部には、200人くらいの行員が、白い製造服をまとって、甲子園球場みたいナところで、カレーを作っている。


いろんな工場が、全中国に進出しているイメージ


右下に小さくイメージ図とかいてあるが、

誰が見ても、中国全土にカレー旋風が巻き起こり、24時間フル稼働のカレー工場から

大型トレーラーで、バンバン運び出しているイメージ。

社内のアホのT君が、何故か総経理となって、社長になっている。

すご~く出来るチャイニーズビジネスマンになっている。

実際は、福島の潰れかかった酒蔵の、アホな2代目若旦那なのに。

やがて、イメージが大変な事になってしまっていた。

金がバンバン集まり過ぎて困っちゃったのである。

この頃から、私、オ・レ、しら~ねモードに入りました。そーっとフェードアウト。

社内の履歴書集から、私の紙を破棄。

先日、心臓病を装った、甥っ子の為に寄付を募ったおばさんが、予想外に金が集まってしまってゴメンナサイしていましたが、

あれと同じ感覚です。

精々、1から~2店舗ちょこっとだしている内は可愛かった、

昔から応援してくれている、我慢強い古くからの投資家というより、ファン相手に小さなファンド組んでいる程度にして置けばよかった。

デーブは、デーモンに変化してしまった。

スロットの確変モード。

何を勘違いしたのか、中国、全土に出店する、勝負に出る〜と。

申し込み書を受け付けるFAXマシーンが一晩中、動き始めた、

朝、出勤すると、紙切れで、止まっている。

紙を入れると、ワンロット使い切るまで、FAXを吐き出していた。

コレ〜は、ヤバ〜イ。早いところズラカロウ。

電話がなりだす。

1000万ある、開いている口数、全部クレ〜とか言っている。

アノねー、辞めたほうがいいですヨー

未だ、2店舗しか出していないんですから〜

悪いこと言わない〜大損しますからやめた方がいいですヨー。

イイから、速く担当に変われ〜

テメー名前教えろ〜、買い損ねたら貴様の責任で買えるようにしろ〜

完璧に熱くなっている。


軍艦マーチが鳴り出した。











詐欺師達の狂乱の宴。

2016-11-03 16:07:47 | 日記
当ブログも、そろそろ追ってが近づいてきているかもしれません。

しょうがねー連中です。私を塞いでも、真実は消えないのに。


詐欺を働く理由は、人間の欲望を素直に満たそうとするからです。

食欲、金銭欲、名誉欲、性欲、こんな順番でしょう。

私、自身も精錬潔白とは言えません。とても。

しかし、大抵の人は、限度の差があれ、ここ迄というものがあると思います。

私が目にしたものは、怪物が欲望に浸っている光景でした。

映画、星間的戦争の何作目か忘れましたが、ハン・ソロが、怪物にとらわれている、レイア姫を助ける場面、そのものです。

新宿の2丁目の外れに、その場所はありました。場所からして怪しさ満載です。

一応、和食の店と言うことになっていましたが、狙い通り、一般の客は、入れるけど、入った瞬間に帰りたくなる店なのでした。

デーブ社長が、身近な茶坊主を集めて、詐欺で集めた金を僅かにばら撒く場所でした。茶坊主には、男だか女だかわからない人もいました。

僅かにと申しました、何十億円も集めておいて、経理部長は、何時も無い袖をブルブル振っていました。

倒産し、逮捕されてからも、埋蔵金伝説の噂が絶えないのもここからです。一体、金は何処へいったのでしょう?

一説には、川越の某実家の縁側の下、10mの坪の中とか、

某子会社がやっていた、インチキ中古品販売業で売っていた、油絵の後ろに、札束が練りこんであって、(虎ノ門の社長室に飾ってあった)

手違いで500円で売ってしまったとか。。。。。

私が思うに、西太后が、黒竜江省に持ち込んでいるのは間違えないと睨んでいます。
そして、月島のタワーマンションに一部屋で満足したらず。

上海のビル一棟に化けていると、踏んでいます。

彼女は、南京路を黒塗りのリムジンの後席で深く座り込んで、通帳を眺めているに違いありません。

全て、デーブ社長も含めて壮大な、銀河計画の一端だったはずです。

デーブ社長が、詐欺活動の途中で、自分自身が、駒の一つだった事を悟り、狂乱の宴で、僅かに現実逃避していたのです。

恐るべしチャイナ4000年の知恵。


尚、この埋蔵金を探す資金作りの為に又、ファンドが起きるかもしれませんので、くれぐれも
投資しないでください。


話を新宿に戻します。

マズ、料理を作る人間が、全員訳有り、の月給50万で雇われて、全員、お坊さんの風体で、デーブの好きな物だけをひたすら作っていました。

裏で、雑巾汁や、痰粕を料理に混ぜ込んでいたのは、お約束です。

美味い、旨いを連発している連中を眺めるのは、心底楽しかったのでしょう。

因みに、この店を立ち上げたのは、何かと、キナ臭いスキャンダルが多発している、某角会を追われている人でした。

今も、泥棒コンサルタントをやっているので、気を付けてください。

デーブ社長の左には、広報を担当している、メガネ女子で、ひたすら提灯記事をマスコミに金でばら撒いていた、とんでも広報担当。

デーブ社長の右には、いつも甘えた声で、金をむしり取り、新規事業として、脂肪溶解注射のサロンを開いている女がハベっていました。

デーブ社長は、頭を丸めたオッサン達に、大トロと、生きたナマズを裁かせて、口のまわりを汚しながら喰らい、

偉そうに罵倒しては、茶坊主達を恐れさせ、

右の女に脂肪溶解注射を打たせながら、左の女にいい気になって、ある事無い事を、酔に任せて語るのでした。

もちろん、ナマズを喰らいながらです。


この世の春を謳歌した、最盛期の一コマです。

汚い金を使おうと思っても、汚くしか使えない。


お仕置きをするために、奥さんである、西太后に。。。。

狂乱の宴は、一気に恐怖の宴へと変貌したのでした。


西太后は、気に入らない女の腕と足を斬って、井戸に投げ入れたそうですが。

この先は、書けません。







マッチポンプ詐欺師。

2016-11-02 17:10:55 | 日記
一時期、社内は、詐欺師の総合商社みたいになっていた。

だれも、お互いをよく知ろうとしなかったのか、知りたくなかったのか、

お互いの素性がわからないまま、社長の元に募っていた。

無論、詐欺師呼ばわりされる、とは思っていないはずだが、世間さまを欺いて、1を10とか100に見せて、売り込んでいたのだから

精々、1を1.3位にしておけばいいモノを。

社長自身は、自分の事を詐欺師ではなく、気鋭の実業家と心底から思っていた。

詐欺師が騙しているのは、実は、自分自身なのかも知れない。  エヘン。

とある、老練な詐欺師にかつての手口を聞いて、ヒックリ返りそうになった、被害者になった友人を知っていたからだ。

20十年位前、リゾート会員権が流行った、今とは違い聞いたことも無い、リゾート地の何箇所かのホテルを、

会員になれば、格安で、何時でも利用できるというものだ、

会員は、夢のような話に飛びつき、グアムのホテルで、彼女とイチャイチャするところを想像しながら会員になる。

しかし、消して予約はとれない、仕方ないので、箱根のしょぼいホテルで妥協するが、其処も予約できない。

それでも、会員になったメリットを享受したので、日光あたりのわけわからんホテル予約するが、宿泊費が7500円だったりする。

悪魔でも会員価格なのだ。

非会員だと、1泊25000円だと、のたまう。

この辺りで、詐欺だと気付き、解約しようとするが、いろいろ聞いた上で、


解約手数料を払って欲しい、50万のところ、30万円で特別にしとくとか言われて、得をした気分になったりする。


大抵の会員詐欺は、この辺で勘弁するところだが、

このオッサン詐欺師は、リゾート会員詐欺の被害者の会を立ち上げていた。


騙された人々を救済する目的で会員を集めて、更に詐欺を働くのであります。

集団訴訟をするので、弁護士を雇いたい、訴訟額が30億円なので、1人あたり、これくらいになる、確実に勝訴できるので、返戻金がこれくらいになる。

という話に再び飛びついいてしまうのだ。

無論、リゾート会員権を販売しているのも、被害者の会の代表も、裏では、同じムジナなのである。

よく、ヤられないな~と感心しました。