さて
つわりもやっと終わりを迎え、とりあえず退院となりました。
12,3週くらいだったかな~。
次に入院する時は手術です。
私は、諸事情からできるだけ手術をぎりぎりまで延ばしてほしいと頼んでいました。
で、ぎりぎりでも16週のうちには手術をするように言われました。
16週だと赤ちゃんはもう4ヶ月です。
もし、検査の結果で子宮摘出になれば、赤ちゃんを殺してしまうことになるんだ・・・・・
この事が毎日頭をよぎっていました。
そして、「16週」といえば
向井亜紀さんの本のタイトル。
もちろん、すぐに読みました。
妊娠発覚から癌検診で癌が見つかり手術に至るまで
ほぼ同じ状況でした。
そして向井亜紀さんは、16週目に赤ちゃんごと子宮摘出という結果でした。
さらに不安は大きくなりました。
* * * *
ネットで情報を探しては、子宮癌に対する偏見の言葉がやたらと目に付き
前向きな情報が見つかりませんでした。
子宮癌患者に対する偏見に対して向井亜紀さんも言っていましたが、
私もごくごく普通の青春時代を過ごしていたし、ぶっちゃけて書きますと
性行為にいたっては、初恋の人と、主人の二人だけ!です。
先生曰く、多分5年くらい前から徐々に進行してきたんじゃないかという話でした。
5年前くらい・・体の調子も悪くなかったような。
ただ思いあたることといえば、その頃は夫の転勤で上京してきたばかりで
なかなか環境に慣れずに、ものすごーくストレスを抱えていた頃です。
その頃一度だけ婦人科に行ったことがあります。
ある日、歩くたびに子宮が痛いので病院へ行ってみたのです。
内診をしてもらい、その時は
「キレイな子宮ですよ、卵巣も大丈夫。」
と言われました。
この時、ちゃんと癌検診もしてもらうべきだったかな。
いずれにしても私はおそらくHPVに感染し、
治癒することなく月日が流れてしまったのでしょう・・。
今はいろいろと受け入れられるし納得できます。
しかし、当時はも~
なんでー
どーしてー
でいっぱいいっぱいでした。