バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

映画「二重被爆~語り部・山口彊の遺言」と、監督「田中優」について語る

2011-10-12 22:55:26 | 田中優&鎌仲ひとみ
予告編でダー泣きした映画「二重被爆~語り部・山口彊の遺言」


この映画の監督さんのブログに「優さんのことが書いてあったよ」と情報をもらったので紹介します☆
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物事にはさまざまなアプロ―チがある。

昨日長崎から戻り、夜にはオリンピック青少年会館に向かった。
平和活動家で「東京平和フィルム倶楽部」代表のきくちゆみさんから「チェルノブイリ・ハート」の上映と田中優氏の講演会を行いたいと3週間前に依頼されて、引き受けていた。

田中さんは原発をなくす社会形成のトップランナーである。
一度お会いしたいと思っていたので、きくちさんには「田中優さんを紹介してください」とお願いしていた。

会場に着いたのは、午後6時少し前。200席ほどの準備中だった。

きくちさんは、昨年7月開催の「長崎国際平和映画フォーラム2010」で上映した「魔法のランプジニ―」の日本の権利保持者で、何度かメールや電話のやり取りをしたが、初めて会うことになった。
思った通り、エネルギッシュな女性だ。
日本とハワイに半分ずつ住んでいるという。

田中さんは物腰の柔らかい方だった。
語り口も優しく、なぜ原発を無くさないといけないか?について、イデオロギッシュではなく、理由を一つ一つ分かりやすく説明していた。
的確な図を駆使して、会場の6割近くは若い主婦と女性達で、「田中ファン」が多いことが分かった。
「ストンと胸に落ちる」という言い方がある。
相手の言葉が、理解できた時に使う言い回しであるが、田中さんの語りはまさしくその通りだった。

広島と長崎で二度被爆した山口彊さんの取材を通じて得た、「人間の世界に『核』はいらない」という理念とはともすれば相反するかに見えるのだが、そこはこれまで、40年前に学生騒乱の頃から言われた「桎梏」に違いない。

どちらから迫るか?
どちらから攻めるか?
実行と実効が上がる方法とプロセスとは何か?

そんなある種の「運動論」的な考えすら浮かぶ内容だった。
このことはこれからもこのブログで検討したいことである。
明日フクシマ取材に向かう。

10月8日  稲塚秀孝
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12/8(日)は刈谷市で、「二重被爆~語り部・山口彊の遺言」「チェルノブイリ・ハート」上映会があります!
ぜひ♡
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/b9f56c8be60f868798941a4b560e290e

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