今回の台風による水害で、「やっぱり巨大ダムは要るんじゃない」と思われてないか心配してる。
巨大コンクリートダムは、治水・利水もわずかで、メリットはないらしい。
さらに、すぐに土砂が溜まるために、その土砂を引き上げる作業が延々と続き、土建屋が儲かるシステムになってる。
つまり、巨大ダムは
◯造るときも
◯維持してるときも
◯撤去するときも
土建屋はウハウハなのです。
放射能をまき散らさないってだけまだマシだけど「ダム誘発地震」というのを起こし、世界では大人数の死者を出す決壊事故も起きている。
マルパッセダム決壊事故(アーチ式コンクリートダム。フランス・1959年12月。右写真。)
本体建設終了後に試験湛水を開始した、その約16時間後、ダム左岸部の堤体が基礎岩盤ごと決壊し500人以上が死亡。
ティートンダム決壊事故(フィルダム。アメリカ合衆国・1976年6月5日)。
約3億1,000万トンの湖水が洪水となって下流を襲い住民11人と6,000頭以上の家畜が溺死、負傷者も数千人。
1963年のバイオントダム地すべり事故(イタリア)では2,000人の死者を出す惨事を招いた。
史上最悪のダム決壊事故はアメリカ・ペンシルベニア州に建設されたサウスフォークダムで、1889年5月31日に決壊。
ジョンズタウンを壊滅させ2,200人以上の死者を出した。
世界の先進国は「脱ダム」に向かってるというのに、今から巨大ダムを造ろうとしている愚かな国、日本。
自然を破壊して、生態系を崩して「誰かが巨額の富を得る」っていう、破滅の未来にNOの意思表示をしませんか?
……………ナショナルジオグラフィックより転載……………
「米最大のダム撤去計画、解体作業始まる」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110927001&expand#title
※本文一部抜粋
「Los Angeles Times」紙が伝える専門家の話では、川がかつての姿を取り戻すまでに30年程度かかるという。
しかし、それが実現すれば、再びサケの遡上に賑わう光景が復活するだろう。
現在エルワ川で産卵するサケは約3000匹と推定され、範囲も上流部の10キロ足らずに限られている。
30年後にはオリンピック国立公園を流れる約100キロで、30万匹ものサケが泳ぎ回ると期待されている。
アービン氏らは、今回の撤去が契機となって、アメリカ国内にある他のダムでも同様のプロジェクトが進むことを願っている。
最近では学者や一般市民からも支持する声は増えてきているが、資金調達は依然として困難だという。
エルワ川の事例でも、議会がダム撤去を承認してから予算の割り当てと事業計画の策定が実現するまでに、20年もの歳月が費やされた。
ダム撤去を支持する動きは今後さらに加速すると予想されるが、この問題点を解決しない限り計画実現は難航することになるだろう。
巨大コンクリートダムは、治水・利水もわずかで、メリットはないらしい。
さらに、すぐに土砂が溜まるために、その土砂を引き上げる作業が延々と続き、土建屋が儲かるシステムになってる。
つまり、巨大ダムは
◯造るときも
◯維持してるときも
◯撤去するときも
土建屋はウハウハなのです。
放射能をまき散らさないってだけまだマシだけど「ダム誘発地震」というのを起こし、世界では大人数の死者を出す決壊事故も起きている。
マルパッセダム決壊事故(アーチ式コンクリートダム。フランス・1959年12月。右写真。)
本体建設終了後に試験湛水を開始した、その約16時間後、ダム左岸部の堤体が基礎岩盤ごと決壊し500人以上が死亡。
ティートンダム決壊事故(フィルダム。アメリカ合衆国・1976年6月5日)。
約3億1,000万トンの湖水が洪水となって下流を襲い住民11人と6,000頭以上の家畜が溺死、負傷者も数千人。
1963年のバイオントダム地すべり事故(イタリア)では2,000人の死者を出す惨事を招いた。
史上最悪のダム決壊事故はアメリカ・ペンシルベニア州に建設されたサウスフォークダムで、1889年5月31日に決壊。
ジョンズタウンを壊滅させ2,200人以上の死者を出した。
世界の先進国は「脱ダム」に向かってるというのに、今から巨大ダムを造ろうとしている愚かな国、日本。
自然を破壊して、生態系を崩して「誰かが巨額の富を得る」っていう、破滅の未来にNOの意思表示をしませんか?
……………ナショナルジオグラフィックより転載……………
「米最大のダム撤去計画、解体作業始まる」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110927001&expand#title
※本文一部抜粋
「Los Angeles Times」紙が伝える専門家の話では、川がかつての姿を取り戻すまでに30年程度かかるという。
しかし、それが実現すれば、再びサケの遡上に賑わう光景が復活するだろう。
現在エルワ川で産卵するサケは約3000匹と推定され、範囲も上流部の10キロ足らずに限られている。
30年後にはオリンピック国立公園を流れる約100キロで、30万匹ものサケが泳ぎ回ると期待されている。
アービン氏らは、今回の撤去が契機となって、アメリカ国内にある他のダムでも同様のプロジェクトが進むことを願っている。
最近では学者や一般市民からも支持する声は増えてきているが、資金調達は依然として困難だという。
エルワ川の事例でも、議会がダム撤去を承認してから予算の割り当てと事業計画の策定が実現するまでに、20年もの歳月が費やされた。
ダム撤去を支持する動きは今後さらに加速すると予想されるが、この問題点を解決しない限り計画実現は難航することになるだろう。