中国鉄道当局は28日、浙江省の高速鉄道事故を受け、安全性を高めるため、全土の路線で高速列車の速度を減らすことを柱とするダイヤ改正を行った。
16日に一部路線で行ったダイヤ改正に続く措置。今回の改正で中国の高速鉄道の最高時速は350キロから300キロに減速。最高320キロのフランスTGVを下回り、世界最速を譲った。
北京-天津間の高速鉄道が16日に350キロから300キロに減速したのに続き、上海-杭州(浙江省)間の高速鉄道も28日から同様に減速した。
北京-ハルビン(黒竜江省)間など他路線も最高時速を250キロから200キロにするなど速度を40~50キロ落とした。中国中央テレビによると、全国で498本の列車が減速し、運賃も5%前後値下げされた。
ただ、浙江省の事故は信号設備など制御システムの欠陥が原因とされており、中国の鉄道専門家は「減速するだけでは安全性は保証できない」と指摘している。
(共同通信より引用)
16日に一部路線で行ったダイヤ改正に続く措置。今回の改正で中国の高速鉄道の最高時速は350キロから300キロに減速。最高320キロのフランスTGVを下回り、世界最速を譲った。
北京-天津間の高速鉄道が16日に350キロから300キロに減速したのに続き、上海-杭州(浙江省)間の高速鉄道も28日から同様に減速した。
北京-ハルビン(黒竜江省)間など他路線も最高時速を250キロから200キロにするなど速度を40~50キロ落とした。中国中央テレビによると、全国で498本の列車が減速し、運賃も5%前後値下げされた。
ただ、浙江省の事故は信号設備など制御システムの欠陥が原因とされており、中国の鉄道専門家は「減速するだけでは安全性は保証できない」と指摘している。
(共同通信より引用)