よくある「学校の怪談」
子供だった私たちが信じている超常現象は 数々の枝葉を付けまくり 語り継がれていた。
そもそも、私達の小学校の付近は戦時中、米軍病院があった所。
私たちが子供の当時はまだ、その跡地が薄気味悪く存在していた。
(現在は マンション,ISETAN,外務省の研修所,その社宅などになっている・・・)
本当だか嘘だかは別として、戦火に散った米兵は この病院に集められた。
その死体たちは 見るも無残な姿。
両手を失っていたり、下半身がなかったり・・・
身元がかろうじて分かるものに関しては、家族の元に返す前に とりあえず 形だけではあるが 五体満足にする。
腕がもげているならば、誰のものとも分からぬ 腕を縫い合わせる。
両足を失っているものならば、取り急ぎ そこらに落ちてる脚を2本くっつける・・・
脚の長さが左右違う,右脚が2本くっついてる、そんなことには構っていられない状況であった・・・
どこまでがほんとなんだか うそなんだか、全く定かではない。
しかし、子供はそのての話を鵜呑みにするものだ。
そして どんどんどんどん、怖く,興味深い内容に 改良されていくのだ。
だからこの辺には、お化けの100や200、いて当然,いなきゃおかしーだろ?
・・・と、確信していた。
というわけで「学校の怪談」も、ときに ちょっとかっこいい 洋ものチックなものもあった。
音楽室のピアノを弾くのは・・・
悲しげな金髪美人に決まっている。
きっと 若くして戦地で失った旦那さんのことを思い,自ら命を絶った彼女。
彼の愛した曲を、夜毎 奏でるのであろう・・・
その旦那だってやっぱり・・・
悲しげな 金髪美男子だったに違いない。
(もしかしたら 死んだ筈の彼は生きており、記憶喪失になり 元気に飛行船かなんかに乗って旅してるかもしれないな・・・)
そんな 想像力豊かな小学生時代、
プールの裏に 夕方、おじさんのお化けが出るという噂があった。
このお化けについては、純和風のおじさんお化けであるらしい。
そのおじさんは、目が合うと なんだか恥ずかしそうにニコニコ笑い・・・
パンツを脱ぐ、お化けらしい。
純真無垢な 子供たちは、それを真剣に「お化けの話」として捉えていたのだ。
「そんなお化け いるわけないぢゃんかよぉ・・・」
「えーーー?いるに決まってるぢゃん、だって ●組の××が見たらしいぜぇ」
「うちのお姉ちゃんも知ってるって言ってたよ」
「ちょっとぉ だんしぃ、怖い話やめてよね、だんしぃ!」
「でもさぁ、ほんとにいたらどぉするぅ・・・?」
「きゃーーーーー」
なんつって 大騒ぎだ。
そして、みんなで調査しに行くことになったのだ。
すると・・・・・!
本当にいた!
パンツを脱ぐ、お化け!
ニヤニヤしながら お尻をぷり~ん と向けている。
参考資料:ケツあご
なんだか お化けの怖さとは違う、初めて味わう恐怖感。
メンバーの大半は 泣いていたと思う。
一目散に おのおの自宅に帰った。
そして お母さんたちがきっと学校や警察に通報したのであろう。
その後 目撃情報も出なくなり、忘れ去られていった。
今思うとなんとも恐ろしい・・・
1人で見に行かなくて、本当に良かった良かった・・・
子供だった私たちが信じている超常現象は 数々の枝葉を付けまくり 語り継がれていた。
そもそも、私達の小学校の付近は戦時中、米軍病院があった所。
私たちが子供の当時はまだ、その跡地が薄気味悪く存在していた。
(現在は マンション,ISETAN,外務省の研修所,その社宅などになっている・・・)
本当だか嘘だかは別として、戦火に散った米兵は この病院に集められた。
その死体たちは 見るも無残な姿。
両手を失っていたり、下半身がなかったり・・・
身元がかろうじて分かるものに関しては、家族の元に返す前に とりあえず 形だけではあるが 五体満足にする。
腕がもげているならば、誰のものとも分からぬ 腕を縫い合わせる。
両足を失っているものならば、取り急ぎ そこらに落ちてる脚を2本くっつける・・・
脚の長さが左右違う,右脚が2本くっついてる、そんなことには構っていられない状況であった・・・
どこまでがほんとなんだか うそなんだか、全く定かではない。
しかし、子供はそのての話を鵜呑みにするものだ。
そして どんどんどんどん、怖く,興味深い内容に 改良されていくのだ。
だからこの辺には、お化けの100や200、いて当然,いなきゃおかしーだろ?
・・・と、確信していた。
というわけで「学校の怪談」も、ときに ちょっとかっこいい 洋ものチックなものもあった。
音楽室のピアノを弾くのは・・・
悲しげな金髪美人に決まっている。
きっと 若くして戦地で失った旦那さんのことを思い,自ら命を絶った彼女。
彼の愛した曲を、夜毎 奏でるのであろう・・・
その旦那だってやっぱり・・・
悲しげな 金髪美男子だったに違いない。
(もしかしたら 死んだ筈の彼は生きており、記憶喪失になり 元気に飛行船かなんかに乗って旅してるかもしれないな・・・)
そんな 想像力豊かな小学生時代、
プールの裏に 夕方、おじさんのお化けが出るという噂があった。
このお化けについては、純和風のおじさんお化けであるらしい。
そのおじさんは、目が合うと なんだか恥ずかしそうにニコニコ笑い・・・
パンツを脱ぐ、お化けらしい。
純真無垢な 子供たちは、それを真剣に「お化けの話」として捉えていたのだ。
「そんなお化け いるわけないぢゃんかよぉ・・・」
「えーーー?いるに決まってるぢゃん、だって ●組の××が見たらしいぜぇ」
「うちのお姉ちゃんも知ってるって言ってたよ」
「ちょっとぉ だんしぃ、怖い話やめてよね、だんしぃ!」
「でもさぁ、ほんとにいたらどぉするぅ・・・?」
「きゃーーーーー」
なんつって 大騒ぎだ。
そして、みんなで調査しに行くことになったのだ。
すると・・・・・!
本当にいた!
パンツを脱ぐ、お化け!
ニヤニヤしながら お尻をぷり~ん と向けている。
参考資料:ケツあご
なんだか お化けの怖さとは違う、初めて味わう恐怖感。
メンバーの大半は 泣いていたと思う。
一目散に おのおの自宅に帰った。
そして お母さんたちがきっと学校や警察に通報したのであろう。
その後 目撃情報も出なくなり、忘れ去られていった。
今思うとなんとも恐ろしい・・・
1人で見に行かなくて、本当に良かった良かった・・・