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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

人を殺して成長する

2011-06-20 23:19:52 | Weblog
数年前早稲田の講堂で、○セラの会長が講演をしたのを拝聴した事があります。会社創立から今日までの苦労を話されました。

非常に苦労されて、今日日の目を見るまで至ったということですが、印象的だったのは、創立時は従業員にストライキをやられて、回避するため従業員と雇用の保証と一定の水準の賃金の保証をして、その時から従業員を養う事を目的に事業を行うことにしたという事です。

もうひとつ、上場するときに通常創業社長であれば、保有株式の一部を市場または引受に譲渡することにより今まで手にした事がない大金を得るものですが、その会長はそんな金額を手にすると人生くるってしまうという事で受け取らなかったという話があります。

それを聞いた時、この人は聖人君子かと思いました。そのくらいの気持ちでなければ会社をあそこまで広げる事は出来ないもんだと感心した事を覚えています。

先日たまたま社長同士の集まりで、○セラと同業の中小企業の経営者の方と話しました。話の流れのなかで○セラの話が出てきて、○セラでしたら企業体質がいいから、組みやすいのではと言ったら、とんでもない○セラなんて、周辺業者を殺すことで悪名が高いと否定されました。

周りの中小企業の何社も自殺者が出たとか。業界なら周知のことらしいです。ロックフェラーの話を思い出します。ロックフェラーは競合相手を自殺に追い込むほど冷酷無比だったという事です。

それに加え○セラの本社の窓はすべてちょっとの隙間しか開かないようにしてあるそうです。なぜかというと全開出来てしまうと飛び降り自殺する従業員が出てくるからです。
なんという会社か!

話の中で人殺しという表現が出てくるということはよほどえげつないということだと思います。

言っている事とやっている事が全然違う。会長が宗教に走るのも、どこかで罪の意識があって償うつもりなのでしょう。

企業を大きくするには、やむを得ないことなんでしょうか。


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自己満足の世界

2011-06-12 23:21:44 | Weblog
先日東日本被災地のボランティアツアーに参加してきました。日帰りツアーなんですが、出発が水戸4時なので、前の晩から泊って、帰りは深夜ですから、1泊2日のような感じです。

以前から復興支援を何もしていないという後ろめたさから、いつか行かなければと思ってましたが、やっと都合が取れて言ってまいりました。行く前に中国人の友達から、ボランティア出来るのは幸せ、と言われました。何言ってんだ、ボランティア受けるんじゃなく、するんだぞ、中国語での伝え方が間違ってたかな、と思ってました。

大宮から2時間半かけて深夜に水戸に着き、4時間程度の滞在なので、ネットカフェに泊りましたが、失敗しました。うるさくて一睡もしないままボランティアツアーのバスに乗りました。

行きのバスの中での説明で、実質4時間の労働と聞きましたので、たった4時間だったら楽だなと思ってました。

ところがとんでもない重労働が待ってました。公園の排水溝に溜まったヘドロの除去ですが、これが大変でした。ヘドロをすくって土のうに詰めて運ぶ作業ですが、ヘドロが重いのと大量にあるので、運動量は並みのスポーツどころではありません。

それなのに驚く事に、参加者の半分は女性です。20代から60代位まで年齢はバラバラです。最初女性は別に仕事に振り分けられるのかと思っていたら全く同じ野良仕事です。
しかも参加者の多くは既に何回か参加しています。老夫婦も参加していました。頭が下がります。

ヘドロも重いですが、排水溝のコンクリートの蓋を外したり、はめ込む作業がこれまた辛い。一つの蓋が60~70キロで50個ぐらいですから、死にました。しかも午後から日差しが強くレインコートの中はドロドロ。

終わった後レインコートを脱いだ瞬間、涼しい風が通り過ぎると天国でした。着替え終わってバスに乗った時はぐったりでした。

バスの中で綺麗な夕日が差し込んだ時は清々しかったです。何か使命を遂げた様な、達成感というか満足感と言うか、なかなか日常では味わえない充実した時を味わっているようでした。ボランティアが出来ると言う事は幸せ、という事がようやく分かったような気がします。これは被災地の方々のためというより、自分のためですね。どっちを向いてもジメジメした暗い話が多い昨今で、久々に清涼感味わえる時間だったと思います。

まだ言っていない人がいましたら是非自分のために行ってみてはどうでしょうか?




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