あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

最近のTVから プロフェッショナル仕事の流儀~映画界の伝説・高倉健スペシャル~

2012-09-12 23:30:01 | テレビ
 
 NHKで二夜に亘って放送されたプロフェッショナル仕事の流儀~映画界の伝説・高倉健スペシャル~を観た。

 ご存知、誰もが知ってるし、皆に愛されてるあの健さんなので、今さら私が何も言うことはないのですが、番組でこころに残ったところを2、3紹介します。

 ビートたけしの高倉健評、高倉健は動物にたとえるとシロナガスクジラ。演技しなくていい。ただ泳いでいるだけで絵になる。

 岡村隆史が、健さんから手紙をもらったことをカメラに向かって言った時に、そういうことは言わない、「男は ぐっとためてるものが目力で出るんだから」と岡村を諭す場面。

 「 俳優は普段の生活を見せてはいけないんじゃないかと思ってる 」( 高倉健 )そしてその見えないプライベートですら厳しく律して来た。

 この辺の感じは、渥美清さんにも通じる感じがある。あの人も私生活は謎だった。そして私生活をさらすことが処世術になっている芸能人の多さよ!

 そして若い俳優に対して、日本映画だけでなく「 外国のものを意識的に見る 」、小説を読んだり、いい美術品を見るようにと言う。「ゴッドファーザー」、「ディア・ハンター」の二つの映画が紹介された。この辺りの柔軟性、視野の広さは、最近の若いひとに見習ってほしい。最近の若いひとは(一般化して申し訳ないけど)視野が狭いっていうか日本以外に興味がないひとが多い。

 「 たたずまいに独特の孤独感がある 」( たけし )

 孤独を身に纏うためには、自らの孤独に耐えなければならない。孤独の重さに耐えきれない現代人の多さが、健さんを孤独にしている。
 

 
 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿