あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

NEWS23のナベツネインタビューつづきほか(追記あり:鈴木隆行移籍ほかいろいろ)

2006-01-27 14:32:18 | ニュース
 前回も、ちょこっと書いたNEWS23のナベツネインタビューの二回目から、氏の発言を少し紹介しようと思う。(1/24放送)

 「総理大臣が非常に無定見な歴史認識を持っている」

 「東条はヒットラーと同じ(体制を作ったのは近衛だが)」

 「靖国反対=左翼という考え方は間違い」

 「小泉総理は歴史認識を説いて言う事を聞くような人ではない(以前、氏の忠告にも係わらず8月13日に参拝したことについての感想)」

 「(首相の靖国参拝によって)世界中から日本が孤立することはバカげている」

 「国立追悼施設の建設を急げ」(福田、山崎、加藤氏などの名前を挙げて)

 「危機のときは、いっしょにならないといけない(右とか左とか言っている場合ではない)」

 
 その日の「多事争論」で、筑紫氏は、今の日本の状況を、

 「感情的ナショナリズムを政治が主動している」

 と述べられていました。


 ついでに、昨日(1/26)の同番組の「シリーズ 変 ホリエ的を問う」での立花隆氏の言葉を少しだけ紹介しておきます。

 「国家の機能には、異常なことが起きたらストップをかける機能があるものだが、それが機能してなかった」
 
 「検察は毎日、ちょこっとリークする」

 「本当のことは裁判にならないとわからない」

 「安易に検察の情報操作を信じるのは問題である」 


 ところで、昨日の衆院予算委員会で、ヒューザーの小嶋社長との関係について答弁する安倍氏の後ろに、次期総理候補のふたり麻生、谷垣氏が並んで座っているショットが今朝の新聞に載っていましたが、麻生大臣の顔が心なしか笑っているように見えたのは私の気のせいでしょうか。


追記:鹿島の鈴木隆行選手がセルビア・モンテネグロの強豪クラブ、レッドスターに移籍しました。(会長はあのピクシーことストイコビッチです)いつもながら、道が開かれれば躊躇することなく行ってしまうところには、爽快ささえ覚えます。TVマスコミからは、どんなに活躍しても冷遇されているところも、(昨夜も入団会見を放送していたのは私が確認したのはフジのスポルトだけ。しかも番組の最後にコメントもなくちょっとだけ。私的には伸二のレッズ復帰よりもずっとビッグニュースなのに)応援したくなる理由です。Good Luck!

さらに追記:1/26付けの天木直人氏のホームページ、メディアを創るの「中国から眺めた日本外交」で天木氏は、「今中国は間違いなく世界の政治、経済の中心にあるようだ。」そして、国会での首相の靖国参拝問題についての発言の稚拙さを指摘して、「日本の首相一人が国内向けの発言ばかりを繰り返し、一人満足している。日本は世界から急速に取り残されつつあると思わずにはいられなかった。寂しい限りである。」と結んでいます。渡辺氏と小泉首相と、どちらの言っていることが正論であるかは明らかですし、現マスコミが、最近のいくつかの失態にも係わらず、小泉政権に対して甘いのは何故なんでしょうね、と思うこの頃。BSE問題ひとつとってもアメリカべったりの政策の危険性は明らかだというのに。

さらに追記:若い人を中心に(某有名女性占い師を筆頭に)空前の占いブームですが、最近起きたあの奇怪な一夫多妻事件は、占いを妄信することの愚かさ危険性がグロテスクな形で露呈した事件ではなかったでしょうか。私たちはTV(評論家、占い師、似非カリスマたち)を通して集団催眠にかけられているのではないと断言できるでしょうか。 

ライブドアのこととか

2006-01-24 14:47:17 | ニュース
 堀江氏については、佐高信氏が以前から言っている「理念が無い」という批判ですべて言い尽くされているように思う。それは、彼ひとりに限ったことではなくて、彼の側近や他のITバブル長者たちにも共通して感じる特徴だ。今回の堀江氏逮捕を招いたのは、彼の教養や知性の底の浅さだと思う。
 プロ野球新規参入やフジテレビ騒動のころは、新鮮に感じていた彼の言動だが、去年の刺客としての立候補や、宇宙旅行がどうこうと言うに至って、その底の浅い知性の底が割れて、まったく興味の対象外のただうっとおしいだけの存在になってしまっていた。
 ただ、ここぞとばかりに叩けるだけ叩いておけ、というマスコミなどの尻馬に乗って、彼を叩く気にはなれない。冷静にというか、冷静な意見だけを見極めていきたいと思う。

 ところで、昨夜の「NEWS23」に読売会長の渡辺氏が出演して、筑紫氏と対談していて(禊を済ませて堂々の復活といった印象でしたが)、筑紫氏に、「安倍氏の総理についてどう思うか」と聞かれて、ふたつ条件があると言ってあげていたのが、「靖国公式参拝の撤回」と「市場原理主義者を閣内に入れないこと」でした。
守旧派のドンのような人ですが、以前から靖国問題についての発言は、筋が通っていてぶれないし、続きが今夜も放送されるようなので、起きていたら見てみようと思う。

 ※ホームページの掲示板の書き込みに、以前にココログの記事にコメントをくださったハルカさんという方が、「魔法使いハウルと火の悪魔」と「ハウルの動く城」についての息子さんの感想を紹介してくれています。これが、なかなか面白いので、興味のあるかたは、訪問してみてください。

恐るべし!タラソワコーチ(芸術におけるワイルドなもの)

2006-01-17 16:38:24 | フィギュアスケート
 ニュースは、朝から、宮崎勤判決やヒューザーの小嶋社長の証人喚問、ライブドア問題で喧しいですが、そんななかで恐縮なのですが、もうすぐトリノオリンピックということで、フィギュアスケートに関した記事を書くことにしました。(ヒマネタなんで気楽に読んでください。)
 
 最近、女子選手の活躍もあってフィギュアスケートのファンは更に増えていると思いますが、かくいう私もマニアというほどではないのですがかなりのフィギュア好きなので、トリノオリンピックを楽しみにしているのですが、(いつもはお目当ての選手がいたりするのですが、今回は特にいませんが、女子シングルの三人の活躍は楽しみにしています。)
 私がこれまでに見た名選手を思い出してみると、(歳がわかってしまうけれど)やはりいちばんかわいかった札幌のジャネット・リン、高くて美しいジャンプと品のある美しいスケーティングの男子シングルのロビン・カズンズ、男子と女子のシングルのゴールドメダリスト、ペトレンコとバイウルのウクライナのふたりなど数々の名選手が思い浮かびますが、中でも、私が好きだったのはアイスダンスで、アイスダンスといえば、サラエボのトービル&ディーン組の「ボレロ」が有名ですが、私が一番思い入れがあったのはカルガリーオリンピックのアイスダンスで金メダルを獲った、ベステミアノア&ブーキン組です。(カルガリーのエキシビションでのアンコールに応えたダンスメドレーの演技も印象に残っています。)その彼らのコーチが、あの荒川静香さんのコーチだったことで(最近、彼女が同コーチの元を離れたことがニュースになりましたが)日本での知名度がアップしたタチアナ・タラソワコーチでした。勿論、彼女の名前を知ったのは最近のことで、当時は、あの、選手が採点を待つ”キッス&クライ”のコーナーで毛皮のコートを着て座っている彼女の迫力に圧倒されていただけでしたが、最近、ネットで彼女のことを調べて、”私が好きだった選手やペアの殆どを彼女がコーチしていた”ということを知って驚きました。すごいステップで確かオリンピックで三連覇したペアのロドニナさん(確か途中でパートナーが変わったと思う)、アイスダンスのモイセーワ&ミネンコフ(モイセーワが美女で評判だった)、そして前述のベステミアノア&ブーキン、前回ソルトレークの男子シングル「仮面の男」で金を獲ったアレクセイ・ヤグディンとフィギュア界の名選手、金メダリストばかりなのです。ヤグディンの「仮面の男」のプログラムは覚えておられる方も多いと思いますが、それを見てもわかるように、その振り付け、ステップ、選曲など、プログラムのすべてがとても洗練されていて完璧で欠点が無いことに驚かされます。顔の表情まで逐一振り付けられるということを聞いて、さもありなんとそのコーチングの厳しさ、完璧主義が想像されるのですが、今やその名声に違わない実績を残されて、知るひとぞ知るというより、日本でも有名になってしまった名コーチなのです。だから、予備知識なしに見ていても、彼女のコーチした選手やペアはわかってしまうのですが、そのカルガリーのアイスダンスのTVの解説で今も思い出すことがあるのです。解説は確か五十嵐文男氏だったと思いますが、彼は当時、このふたり(ベステミアノア&ブーキン)のプログラムがあまり好みではなかったらしく、解説で「好きじゃない」、「よくなかった」などと連発して、彼が押していた二位のロシアの別のペアを盛んに持ち上げていたのです。解説者が「好きじゃない」などという何か素人の個人的な感情みたいなことを言うことに当時かなりの違和感を感じましたが、やはりメディアに出て来るひとの意見はすべて正しいと思っているひとが多いのか、「(一位のふたりの演技は)よくなかった、と解説者も言っていた」という意見が多くって、私が、エキシビションのふたりの演技を熱心に見ていると「○○さんは、好みが濃いから・・」などどとからかわれたことを思い出します。このオリンピックのフィギュアで日本のマスコミが例によって集中的に報道していたのは、女子シングルの伊藤みどりと、ブルック・シールズに似ていると言われて人気のあった、あのカタリーナ・ビット(「カルメン」のプログラムで女子シングルで金を獲った)でしたが、オリンピックでエキシビションの最後に出てきたのは、ベステミアノア&ブーキンのアイスダンスのふたりで、会場は熱狂的な三回のアンコールを送ってふたりの演技をたたえたのですが、このとき私は、しぶしぶ彼らの実力を認めていた解説の五十嵐氏に対して、してやったりと思わずにはいられませんでした。
 この件については、もうひとつエピソードを付け加えると、皆さんご存知のシンクロの小谷実可子さんが、まだ現役だったころのインタヴューで、(彼女が次のオリンピックのプログラムに「カルメン」を選曲していたことが話題になっていた頃のことです)インタヴュアーに「カタリーナ・ビットのカルメンを参考にされますか?」と問われて、彼女は「私はビットよりもアイスダンスのベステミアノアのカルメンのほうがすごいと思う」と答えていて、最後にインタヴュアーは彼女に対して「変わってますね」などと言って「よく変わっていると言われます」と彼女は答えていましたが、私は、それを読んで、わが意を得たりと、とてもうれしかったのを覚えています。インタヴュアーは、自分の予想した答えが返ってこなくて当惑したのでしょうが・・。
 
 私は、”世界標準”という言葉をそのまま素直に受け入れられない、あるいは、その言葉に反発を覚えてしまうことも多々ありますが、でも、特に芸術の世界において、自分が理解できない、自分が未知のものに対して”拒絶してしまう”あるいは”勉強不足の解説者や評論家の権威によって、それらを判断してしまう”ことは、とても損なことだと思うのです。単純に言ってしまうと、彼らだって正しいわけではないので、もっと疑おう、まず自分の目でみてみようということだと思うのです。

 私が、フィギュアスケートのおもしろさに目をひらかされたのは、ベステミアノアたちよりもさらに以前のアイスダンスのペア、モイセーワ&ミネンコフだったと思います。彼らが、NHK杯で、あの「タブー」の曲に合わせて踊ったときには、子どもごころに度肝を抜かれたのを覚えています。彼らの演技は、大人っぽくて色っぽいのですが、いやらしくはなかったのです。そこが、研ぎ澄まされた芸術表現と、ただのエログロナンセンスとの差だと思いますし、日本人には、むずかしい世界(エスコートやレディファーストの感覚が自然に出てくるような環境がないとあの感じは出せないだろうし、日本人だと、せいぜいホスト的になってしまいそうだと思う)ですね、ペアとかアイスダンスというのは。

 期待されているトリノの代表の4人にはがんばってほしいと思います。前回もでしたが、今回もアイスダンスに特にひいきのペアがいないので、私はゆったり見ようと思ってます。シングルのフリーのプログラムはなかなかむずかしくて、女子は特に、ひとりであの時間を飽きさせずに持たせる完璧なフリーのプログラムというのには、まだお目にかかってないと思う。(アルベールビルのバイウルの「黒鳥」はよかったけれど、あれはショートプログラムだったし)男子シングルの前回のヤグディンのフリーはかなり完璧なものだったと思うけれど、やっぱり私にとってのNO1はスケーティングがきれいで、ジャンプもうまく、表現力もあったロビン・カズンズですけどね。

 この記事のカテゴリーはスポーツということにしましたが、フィギュアスケートは芸術性の比重の高いスポーツだと思うので、芸術としたほうがよかったかもしれません。芸術に関しては、私がココログに以前に書いたレオナルド・ダ・ヴィンチの芸術について言及された「ジョコンダ婦人の肖像」(E・Lカニグズバーグ)についての記事中で「芸術におけるワイルドな要素」の重要性について言及した部分を参考にしてもらいたいと思います。

追記:ココログブログのほうにウォン・カーウァイ監督の「2046」の感想をアップしましたのでよかったら見てください。
 

 

パペットアニメ 「 ミトン 」

2006-01-13 13:10:54 | 映画・ドラマ
ずっと以前に、教育TVで放送されて話題になっていたのを見逃してから、ずっと観たいと思っていたロシアのパペットアニメ「 ミトン 」>(ロマン・カチャーノフ監督) のDVDをツタヤで借りてきて、やっと観ることができた。時々、訪問している絵本紹介のブログでも以前紹介されていて、ずっと気になっていましたが、やっと観ることができました。

 DVDには、表題作の「ミトン」の他に、「ママ」、「レター」の三作が収録されていますが、一作がそれぞれ10分程度の長さで、三作全部観ても30分です。それぞれをざっと紹介すると(どれもシンプルなストーリーなのでネタバレしてもかまわないと思うのですが、以下注意してください)、「ミトン」は、犬を飼うことを母親に反対された少女が、赤い手袋(ミトン)を小犬に見立てて遊んでいると、ミトンが毛糸でできた赤いかわいい小犬になって・・、というお話。「ママ」は、坊やがうたた寝をしている間に、買い物に出かけた若いママの留守中に、男の子が遭遇する、(引き起こす)様々な危険が描かれます。そして「レター」は、仕事で不在の父親の留守を守る親子(母親と息子)の、夫の手紙を待ちわびて沈んでいる母親への息子の優しい気持ちが、さりげないファンタジィーによって描かれています。
 表題作の「ミトン」については、多くの方が書かれているので、私は「ママ」という作品について書いてみたいと思います。この作品には、”ほんとうに身につまされました”。観ながら、何度も「危ないっ!」と叫んだことか。留守中に強盗まで入って、強盗が残していったピストルで坊やがボールを撃ったり、お父さんの髭剃り用のカミソリで髭を剃ろうとしたりとかの、子どもに起こるありとあらゆる危ないことが描かれるのですが、ママがやっと帰宅してみると、坊やはもとのとおりソファーで寝ていて、ほっと安堵したママの頬には、ぽろっと一粒の涙が・・、果たしてママの留守中の出来事は、現実に起こったことなのか、それとも、子どもを心配するママの想像なのかはわかりませんが、ソファーの傍らには、粉々になったボールがありますので、現実だったと解釈したほうがいいのかもしれませんが、そんなことは、このお話を観るのにはどうでもよいことに思われます。私たちは、このお話から、子どもの無事とその成長を祈るように見守る親の気持ちを読みとって、それに共感すればいいだけなのだと思います。

 「ミトン」は67年の作品で、「レター」が70年、「ママ」が72年の作品ですが、「ミトン」よりあとに作られた二作には、社会の状況が影を落としているように思われます。「レター」は父親が不在の家庭ですし、「ママ」には当時のロシア(旧ソ連)の買い物事情(によって、ママは買い物にすごく手間取ります)が描かれています。「ミトン」と比べて、当時の社会の状況の影響を受けた哀愁が、あとの作品からは感じられました。

 これらの作品は、全部観ても30分なので、忙しいお母さん方にもおすすめです。別に、奇抜な表現や、派手な映像や、気の効いた皮肉がなくても、私たちは感動できるのだということに気付けると思うので大人にもぜひ観てもらいたい作品です。

ココログの「アブダラと空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作(あの「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹篇です)の感想のほうもよろしく。

ヴァラエティって面白いの?

2006-01-08 00:05:39 | 日記
 普段から、殆ど見ないお笑い系のバラエティ番組だが、年末年始用に拡大されてスペシャル番組が放送されているのを見て、正月早々、そのあまりの低俗さにあきれるを通り越して怒りが沸いてきました。何という電波の無駄使い、そのエネルギーもっとましなことに使えよと。はっきり言って、狂っている。その最たるものは、何組かの人気お笑いコンビの番組だ。彼らを何と呼べばいいのだろう。彼らが漫才をしているのを見たことも無いから漫才コンビとは呼べない。司会をしたり、身辺(ということは芸能界周辺の)与太話をしたり、罰ゲームと称する番組での公開いじめを見て、おもちゃの猿のように手を叩いて笑っているだけで、億万長者なのである。気だるくなりませんか。怒りがわいてきませんか。すぐにTVを消しませんか。私には、それらの番組をおもしろいと思う感性はない。そこにあるのは、只の、子どもっぽい皮肉さ。退廃と言えば一種の退廃なのだろうが、そこには知性も品性もない、皮肉っぽさがあるだけ。だから、今風に言わせてもらうと”痛い”のだ。彼らが”笑い”と称している子どもっぽい皮肉さが。まるで学級崩壊したクラスのアナーキーさにそっくりで。きっと、作っている人も、出ている人も、見ている人たちも、いじめの蔓延している学生時代を送ってきたのではないか・・。
 芸能の芸に対して正当な対価がはらわれるのことには何の文句もないんですが、おもちゃの猿程度の芸ではね・・。
 だらだらとTVを見るのは止めましょう。子どもたちがそういう番組を見ていたら文句ぐらい言いましょう。
 
 充分に成熟する前に身に付けた皮肉さは、いずれ削ぎ落とさなければ、やっていけない日が来るから。

遅ればせながら新年のごあいさつ

2006-01-06 00:52:01 | 日記
 このブログでは時事ネタやスポーツネタを主に書いているのですが、年末から年始にかけて特に書きたいこともないまま5日になってしまったので、いつまでも、このブログだけ去年のままほっておいてはマズイと思い新年のごあいさつ代わりのエントリーを書くことにします。

 皆さんはいかがお過ごしでしたか。私はそんなに大したことはしてない(実家に帰ったくらい)なのですが、いつも何か却って疲れます、この時期は。食事も含めて普段のペースが崩れると、体調も崩しがちだし、ウエストも確実に太くなっている予感。普段の生活で適度に動いて働いているほうが身体にはよいのではと思ってしまいます。子どもたちは、時間差で(たぶん)おう吐下痢症(小さいころのように下痢にはならないのですが)を発症したし、自分もいつもと違うことをして疲れました。

 そんななか、年末から年始にかけて、図書館で借りた本を二冊読めたことが、まあよかったことかなあ。読んだ本を紹介しますと、「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹篇「アブダラと空飛ぶ絨毯」と「チョコレート工場の秘密」の柳瀬尚紀氏による新訳です。(ココログに感想を書きたいと思ってます)
 あと、兄のほうとチェスをしてこてんぱんに負けました。あの勝ち誇った顔と「へっへっへっ」と言う笑いには本当に頭にきました。UNOだと時々勝てるのですが、空間感覚の差でしょうか。勝てそうな気がしません・・。あと、今まで一度もやったことがないキャッチボールを弟とやって、顔にボール(テニスボールで代用しました)をぶつけてしまいました。そんなところですねえ。

 TVは特番ばかりでさらに見る気がしませんでしたね。天皇杯の決勝と「八犬伝」は見ましたが、私たちの年代だとどうしてもあのNHKの人形劇の印象が強くて、(どなたか忘れましたが落語家の方のナレーションと、辻村ジュサブローさんの人形がとても印象的でした)あれを越える面白さではなかったなと思ってしまいました。人形劇のほうは、危ないところで続くとなったりしていたので、ドラマのほうも連ドラ形式で見たらもっと面白かったかもしれないと思ってしまいました。でもやっぱりCGより人形劇のほうが想像力を刺激されるようですなどとも思ったりしました。なんかとりとめないのでこの辺りで。みなさんが期待されているであろう紅白のM氏などについては、あえて書きません、悪しからず。

訂正:今日、ネットで検索したところ、NHKの人形劇「八犬伝」のナレーションは坂本九さんがやっていたみたいですので訂正しておきます。落語家の方がやっていたのは、また別の人形劇だと思います。「鳴門秘帖」だったかな。

ココログのほうに、「アブダラと空飛ぶ絨毯」の感想をアップしました。(あの「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹篇です。)