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ぬるま湯生活

【本】罪深き海辺~大沢在昌~

2011-08-23 22:36:51 | コラム
こんばんは。
hanayuです。

久しぶりに本のご紹介をば。

罪深き海辺
大沢 在昌
毎日新聞社


はい、またまた大沢在昌さんです。

どうしても本屋さんで見つけると手に取ってしまうんですな。


正体不明な干場くんがね、いい味でした。
ある意味最後の正体明かされるとこなんかじゃ

期待通り

田舎町ならではの人間の趣向というか人間性みたいなものが
しっかりと描かれていた。

その町にずっといる者、出戻った者
そしてその町を利用した画策。

長編ならではの登場人物の背景描写だったり繋がりだったりが
面白い。

たった一人のよそ者が町に舞い込んで引き起こる様々な事件。

そんな事あるんだろうか……
ワタシは中途半端な都心住まい(名古屋市ってどこか都会になりきれていなくない?)
そこまで田舎でもなく、都心的でもないから
いまいち理解できない。

でももしかしたら、どこかの町では起こりうる話なのかもしれないね。

ストーリーはもちろん面白かったけれども
どうしてもその語り手だとか小説手法に気が向いてしまう。

干場くんの語りだったり、安さんの語りだったり
明かさない心のうちと、心のうちを踏まえての語りだったりが。

さすがですね~

ワタシは性分的に黙っておく、とか
手の内を見せない、とか
出来なくて

きっと小説なんて書けませんもんね
書けるのは求人広告と駄ブログってなもんでして。

でも、どんなカタチであれ
‘書き手’である以上は文章力だったり手法の幅を広げていきたいもんだ。

本の読み方にもきっと個性が出るのかもしれないなぁ。


さて、久しぶりの本の紹介だったのにはワケがありましてん。
実は今コチラ読んでるんですが……


マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
P・F. ドラッカー,上田 惇生
ダイヤモンド社



いかんせん。
集中できんくて

脱線して過去読んだ小説とか読み返したり
こうして新しく購入したり
回り道しまくり

でも、やっとようやく読み進めてますけどね~

読みながらついつい自分の状況に置き換えちゃうので
余計に集中できなくってさ

ま、そのうち報告できると思いますがねーー

タブン

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