行雲流水

自然の成り行きに任せて・・

むかし・あけぼの―小説枕草子をまた読んだ。

2016-03-21 17:00:33 | 日記
面白いのは当然だけど感動もあります。
初めてこの本をよんだのは、中学生か高校生のときです。以来、何度目かの再読です。
小説枕草子、と副題がついてます。枕草子を題材にとった、小説です。
いきいきと枕の背景が現れてきて、大好きな本です。
枕草子って実はまだまだ謎が多くて面白いです。
中学か高校の頃「枕草子は随筆」って習うんじゃないかと思うけれど、実は枕って一筋縄にはいかなくて、いろんな種類のものが入ってます。
春はあけぼの、に象徴される「ものは」付け。
定子中宮の後宮を中心とする、生活に根付くエッセイ。
短編小説のような創作です。
たいてい3種類に分類されるんだけれど、事実を書いている箇所についてはなかなかどういう並びなのかが判明しないのだがなんだかんだでおもしろいです。

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