おとといから授乳を止めました。
積極的にでもなく、計画的でもない。
「差し出さず、拒まず」の卒乳の原点に立ち戻って。
お風呂上りの息子の機嫌をうかがいながら、決行。
「おっぱい」と口にしたら、またいつものように反応したであろう息子。
でも、その言葉を封印すれば、まるで何事もなかったように寝付いた息子。
卒乳講座では、「お母さんの明確な理由が大事」と言われた。
でも、私の場合はそんなのなかったな。
なりゆき。行きがかり上。なんとなく。
しいて言えば、自分が楽になりたかった。
授乳は苦ではなかったけれど、息子の体重分と同じ重さの心のお荷物でもあった。
自分を優先したようではあるけれど、確信はあった。
私の楽が、息子の楽につながる。
涙は出なかったけど、やっぱりしんみりはした。
息子の寝顔を見ながら、
乳頭亀裂やしこりや詰まり、食事制限に苦しんだ日々を思いやりながら、
何かをやり終えた達成感のようなものがわきあがってきた。
そして、育児日記にこうつづった。
バイバイ、わたしのおっぱい。お疲れさまでした。
ありがとう、息子。たくさん飲んでくれてありがとう。
それから、私。よく頑張った。本当によく頑張ったね。
2010年は、元旦の破水から始まりました。
あれから一年たったんだ、と思うと、これまたしんみり泣けてきます。
いろんなことがあった一年。
うれしいことも、かなしいことも、楽しいことも、くるしいことも。
ノンストップ、アクセル踏みっぱなしの一年。
こんなに濃厚な一年も、人生の中でそうあるものでもないです。
保育器にいた小さくはかなげな命が、
今では、声をあげて笑い、机をたたいて怒り、時々歩く練習をしていたりする。
そんな劇的進化が日々目の前で起きているのだから、当たり前かもしれません。
来年は、私も40歳。不惑です。
少しだけ、ゆるみたいです。母としても、ひとりの人間としても。
つたない文章を読んでくださった方たち、本当にありがとうございました。
多くは読み逃げでしたが(汗)、たくさんの方たちのブログの文章にもとても救われました。
同じ育児をする仲間として、2011年がみなさんにとって素晴らしい年になるよう、
心から祈っています。
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