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生れて、死ぬ。ゲノムに乗って旅をする。

ゾンビと腰痛

2011-01-21 | 健康
読者様から「腰痛について書いて下さい」とリクエストがあったので、
せっかくですし、ゾンビと組み合わせて書いてみます(笑)

ヒトは死ぬと、体温が急激に低下して、死後硬直が始まります。
干物みたいな状態です。

これは、心臓(=血液のポンプ)が止まり、全身に酸素が供給されず、
エネルギー(ATP)を作れなくなるため、筋収縮が出来なくなる
からです。

神経は骨の外側、筋肉の内側に走っているので、固まった筋肉により
骨も動かなくなり、神経は圧迫されます。

もしゾンビに感覚神経が正常に働いてたら、
さぞかし腰痛、肩こりがひどいだろうな~と思うのです(笑)


ある程度お歳を召されると、腰痛や肩こりは当然起こります。
(注意;歳を取るとゾンビになると言いたいのではありません。笑)

寝る時を除き、直立二足歩行の人間は、脊柱が地面に対して垂直です。
脊柱の土台が骨盤とすると、その接続部分である腰椎に最も重力がかかるのです。



脊柱は小さい骨が24個繋がり、その間の「椎間板」がクッションのような役目をして、
骨が円滑に動くように補助しています。

自身の体重を支え、バランスのコントロールをとっている腰椎の椎間板が
長い年月のうちに削られて、悲鳴を上げるのは無理はないのです。

四足歩行の動物は体重が分散され、1点にかかる負担は少ないので、
人間に比べると腰痛などはほとんどないはずです。
340万年前、アファール猿人がどうして起立してしまったのか悔やまれます(笑)


重力の問題とは別に、必ずと言っていいほど人には重心のズレがあり、
その癖が年々定着していくので、慢性的症状がいろんな箇所に出てきます。

背中、肩、首、足の痛みの根本的原因は、
ずばり、腰の問題といっても過言ではありません。


◎ 一度削られた椎間板は元には戻らない
◎ ”急性的な”ぎっくり腰や首の寝違えも、本当は”慢性疾病”である

重い病気と同じで、症状を自覚した頃には、
その疾病はかなり進んでします。

特に、筋肉がバランス良く付いている人は、さほど痛みは感じないでしょうが、
運動しなくなったとたんにガタッと影響が出てくる可能性があるので注意が必要です。


これ以上腰痛をひどくさせないためには、、、

● 身体を冷やさないこと
● ストレッチで筋肉を柔らかくすること
● 硬めのベッド、自分に合った枕を使用すること
● 長時間作業する机・椅子の高さを見直すこと
● 重たい物を持つ時は脚力を意識すること

これらを、なるべく痛くない日も継続してもらいたいです。


全身の筋肉を動かし、血流を促進し、全身に酸素や栄養素を運びましょう!!

もうゾンビとは言わせない!!?(笑)



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