Grazie mille!

美しさは日々の小さな積み重ねから。

3月11日にむけて<2>

2012-03-09 15:54:18 | 日記
                 


         我が家でも心ばかりの慰霊祭を・・
         お雛様を片付けてからもう一度流し雛を。
         亡くなった子供達への供養です。
         そして「南無阿弥陀仏」と書いてある五色の散華と、東大寺の散華を散らし
         大勢の方の霊魂が成仏されますことを願いたいと思います。



                   


                    


         このお地蔵さまのようなお二人、可愛いでしょう。
         これは「合掌童」と言います。京都でご活躍の仏師、松本明慶先生の作品です。
         いつもはお仏壇の中で両親と阿弥陀様と一緒に笑ってくれています。
         我が家に来てから今年で八年目になるこのお二人、お顔が変わってきています。・・不思議ですね。
         このお二人を眺めていると、「手」を合わせることの大切さを感じ
         日々の丁寧な生活こそが「祈り」であるということも実感できるのです。
         誰かの為に自分の身体を使えるということこそ、「動」の祈りである・・
         マザー・テレサは常にそう仰っていました。
         あの震災後、日本中はまさに「動」の祈りで絆を深めましたよね。
         小さな事でも一人一人が自分の出来る事に心を込めて出来たなら
         必ず大きな力になっていく・・そう私も自分に言い聞かせて過ごしています。

                    


         戦いの仕度をしているお雛様には頑張るという想い、黄色のフリージアには五常の「信」を込め
         桜の絵には被災地の春を願いました。
         「復興」を信じる、自分自信が貢献出来る事を信じる、自分の頑張りを信じる。
         この黄色を見る度にそう言い聞かせたい。


                          


         7日にいつも伺う、四谷のイグナチオ教会でイエス様とマリア様に祈りを捧げ
         メダイとマザー・テレサのカードを頂いて参りました。
         震災の復興に何か貢献したい・・そんな想いを抱いている友人達に差し上げます。
         それにしても・・何て多神教なのかしら・・と呆れられていますか?
         ウフフ、そうなんです。
         何処でも、どなたにでも「手」を合わせずにはいられない・・私。
         父は、苦笑いしながらこう申しておりました。
         「最も日本人らしい。まさしくお前は八百万の神様を信仰している。」と



         
         
         


     


     


         


         

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