女の一生

内容はわすれたけれど、
中学の頃に読んだ
モーパッサンの「女の一生」
が衝撃的だった。

関係ないけれど、
近所のママが
夜中のパチンコ屋さんの清掃で
働いています。

家族が寝静まる夜中に
車を飛ばしていくのです。

パチンコが好きだからでも、
時給がいいからでもなく
「こども達が学校から
帰って来た時に家にいてやりたいから」
とママはいいます。

夜中の定時、
ママの運転する車の
のエンジン音が聞こえます。

その音を聞くたび、
私は勝手に一人せつなく
なります。

何かの本に
「女の幸せは、自分の決めた役割に
身を挺すること」みたいに
書いてあったことが
思い出されてなりません。
何か尊いことを
教えてもらっています。