「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン14 #2「英雄の重圧」

2013-06-07 14:01:47 | シーズン14
英雄って・・・誰だ??と思いながら視聴・・・
まさか、ケロッグが英雄なの?
地域の英雄ってことなのか?
期待の星って表現も過去にありましたが、コレは納得。
英雄は・・・ちょっと大げさな表現かと。

・・・・英雄って言うから、
何か政治絡みか?戦争絡みか?って思ったので。

今回も弁護士さんに悩むマッコイでしたね。
そして今回は、待っておりました!
ランディ(ランドフル)・ドウォーキン!!
魔術師(byマッコイ)の魔力は、健在でした。

裕福な連続レイプ犯、ミッチェル・マース。
そしてマースを追う賞金稼ぎボブキャット(愛称か?)
ちなみに原題『BOUNTY』ここでは、報奨金や懸賞金が適してるかな?

このマースを追う話なのか?と思いきや・・・
マースと面会し、独占記事を書いた記者ブライアン・ケロッグ。
ケロッグが、今回のメインで・・・と思ったら
真のメインはドウォーキンでした・・・何回惑わせるんだッ!

ケロッグはマースと面会した時、食事をしたという。
食事代は、まぁケロッグが経費で支払ったようで。
この支払行為が、セリーナの頭にピンとくる。
逃亡犯隠匿および事後共犯の疑いで逮捕されるケロッグ。

殺されたボブキャット。
彼はマースを追っていた・・・
マースがボブキャットを殺害したのか?
そう考える警察&検察。マースの居場所は?
それを話さないケロッグを逮捕すると言う強行に。

しかし、今度は別の視点が。
ケロッグはマースと面会していないことが分かる。
会っていたという日&時間帯。
ケロッグは女性とコネティカットのホテルにいたと判明。
マースと会っていないのに、記事を書いたのか?ねつ造?

記事のねつ造をボブキャットに知れて、脅され・・・
いつの間にか(というかマースはSVUにお任せか?)
マースのことはどこかに行って、ケロッグの殺人の裁判に。

そして魔術師ドウォーキン、今度の魔法は差別是正措置。

バーにて。ドウォーキンとマッコイ

「以前と同様、打ち合いだな」
「君は厄介だ」
「祖母が怒るぞ」
「偏見を利用し、事実を曖昧にさせるのはウンザリだ」
「“熱意ある弁論”だよ」
「黒人全員への侮辱も含むのか?」
「私は、個人的に雇われている」
「破壊的だな」
「破壊的なのは、黒人の実績を疑ってかかり
 黒人が劣ると見なしたことだ」
「白人至上主義者が判断したならな」

「そうか、まぁいいだろう・・・
 例えば娘さんが重病で、大手術でしか助からないとしよう。
 白人と有色人種の医師の、どちらを選ぶ?」
「人種は問題にしない」(大分怒りオーラのマッコイ)
「2人ともクィーンズ育ちで、ハーバード大卒だ。
 なぁ、ジャック。
 有色人種の医師は進学で優遇されたかも、と思わないと誓えるか?」
「白人医師には、実家のコネがあるかもな」

「分かった・・・では、これは?
 大手企業のお偉方が、白人たちの前で黒人たちを行進させる。
 その行進が黒人に何をもたらすか、1人でも考えると思うか?」
「機会を与えるためだろ?」
「社会的無視があれば、無意味だ」
「それは逆だ。
 機会の否定が、社会的無視を生む。
 それが人種差別だ」

「ホォ、禁句だ出たな。
 急進派の最も危険な武器だ・・・
 自由主義の女優がオフィスに来て、
 殺された黒人擁護派の写真を破っても構わない。
 だが、差別是正措置は厄介だ。
 黒人に、まず黒人だと告げる。
 長靴を履き、人種だけで価値を決めよう。
 それがナチスの人種差別だ」
「・・・それは本音か?」
「私の思いは関係ない」
「君には嫌悪感を覚えるよ・・・世界規模の茶番劇を例にして、
 殺人犯を放免させるために、ねじ曲げている」
「それが私の仕事だ」

・・・・長いんですが・・・
それ以上に、邦訳された方々、大変お疲れ様でした(ペコリ)
多分・・・英語セリフ通りではない、と思いますが。
我々にも、理解出来るように訳して下さっているかと。
こういう話題には、
ちょっと難しい&日本では一般的ではない知識や言葉が、
ビュンビュン飛んでいるだろうし。
もう一度、お疲れ様でした。

さて、法廷は魔術師ドウォーキンの術に魅入られている様子。
焦ってイライラなマッコイ。
つい、女性の名も間違えます・・・
ケロッグが会っていたという女性、デニース。

マッコイ、デニースに証言してもらうと告げる。
全く問題ない。勝利は近いと、ドウォーキン。
デニースの証言に、何も動じることはない。
しかしケロッグは・・・取引に応じると言い出す。
意味不明なドウォーキン。一体、どうして・・・?
しかし、ケロッグは検察の条件を受け入れる。

総括、バーにて。ドウォーキンとマッコイ

「・・・夢の中で、最高裁判事が反対の判決を下し
 ミシガン大学ロースクールで、人種優遇措置を廃止させた。
 黒人の級友への、白人学生の態度は見ものだった。
 彼らの卒業後は、どうなる?」

「裁判は終わったんだ。その話は、よせ。
 君は依頼人を選ぶ際に失敗したんだ」
「・・・訴訟理由と違って、依頼人は選べない。
 しかし、デニースがいても、勝てたと思う」
「彼女が法廷に現れた瞬間、ケロッグへの同情は消え
 スパイク・リーとの食事の話もムダになる。
 ケロッグだけが、それを知っていた。我々よりもね」
「デニースとは、話していないんだろ?」
「ああ」
「確信は?」
「なかった。だが私は、コネティカットでは、どうにか白人だ」

最後まで謎のデニース。
まぁ、多くの方々が検討つけているかと。
裕福層の既婚女性。上流の雰囲気もありかと。
そして、白人女性では。

これでは、同情も消えてしまう・・・そうでしょうネェ。
ドウォーキンの魔術を逆手に取ったマッコイの戦術、かな?

で、私のおバカさんな頭では理解できていないのは・・・
マッコイの最後の言葉です。

「だが私は、コネティカットでは、どうにか白人だ」

英語聞き取り不可・・・当たり前かぁ(無念だが)
どなたか、御説明いただけたら幸いです・・・(ペコリ)
・・・・決して!丸投げでは・・・・!!(ドキドキ)

コネティカットのホテルのフロント係さんが
ケロッグ&デニースを“スミス夫妻”と言っていたが。
字幕では・・・
「・・・彼と奥様が・・・」
「本当に“スミス夫妻”だと?」
「いや、あえて詮索はしない。
 女性と密会するのは、彼だけじゃないんだ」

ここの事を言ってるのかなぁ?と思ってはいるのですが・・・
デニースが白人女性だった場合
ケロッグとの夫婦(仮)は、目立つ存在だったのかも。
もし「コネティカットではどうにか白人」(自称)マッコイなら
全く目立たない夫婦(仮)だった・・・っていう意味なのか?

それとも・・・まだ、何かあるのか??
分からん、分からん・・・と言っている間に、次のエピが~。

もう止めよッと(ヲイッ)

おっと元ネタは・・・
記事ねつ造に関しては、ジェイソン・ブレア事件だとか。
日本語表記でも情報あります。よろしかったら、検索してね。
あとは・・・ごめんなさいといって、逃亡・・・(タタタッ)

今回検事長====!!!!
やはりドウォーキンとのバーでの対談(?)でしょうか?
ここ、声もマジ?声で・・・・力入ってました??
表情も良し!!!(いつもですね・・・!)
そして、すっかりお馴染み!お箸検事長。
今回は何やら(ライス?)小さな食材を頑張っていました。

エヘヘヘ・・・・と不気味な笑いを残して、退場させていただきます。
いや~、検事長、いつも有り難うございます!

実際には、声出して「検事長~」などと呟いております。
勿論!!家族不在時で。
もし居たら・・・今以上に妻&母の信頼というものが失墜するわ・・・
いやおや、もう底だから、これ以下の失墜は無いかぁ(自虐)


**********************

このエピのラストのマッコイの台詞について
再考した記事があります。


本家S14-2 ラストを再考


こちらも、御参考に(ペコリ)


                 2015年6月14日  リィン
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6 コメント

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Unknown (ななし)
2013-06-07 23:04:03
私も最後の「どうにか白人」の意味が分からなくて、教えて頂こうとこちらへ伺った(分からないときはいつも参考にさせて頂いています<(_ _)>)んです。
人種や宗教がからむと、どうしても難しくなります(+_+)
返信する
白人 (アマンダ)
2013-06-08 02:03:51
黒人と同じくマイノリティでありながら「実力で」仕事についているユダヤ系の弁護士からすれば、
差別是正処置は特に納得いかないものなのかなと思いました。

「私はどうにか白人だ」は、I am hardly white と言ってたような。
私でも白人のうちに入らないかも=他の人はもっと白い、という意味で、
要するにコネティカットに黒人はほとんどいない、だからデニースも白人のはずと見当をつけた、ってことかなと。

でも、デニースが白人だと陪審が知ったら、本当にそんなにケロッグにとって不利になるのかな。
黒人の男が白人女と付き合うことは別に間違ったことではないし、被告が何人と付き合おうが自由ですよね?

たしかに陪審は反感を持つかもしれないけど、それは倫理上持つべきでない、レイシスト的な反感といえるはず。
でもマッコイはそこには疑問を持たずに嬉々として利用してたのがちょっと違和感ありました。
弁護側がレイシズムを弁護に利用したから、同じことをしてやった、という高度な切り返しだったのか?

ああすみません、自分で勝手に訳わからなくなっちゃいました(笑)
返信する
分かりませんよね (リィン)
2013-06-08 14:08:10
ななしさん>初めまして?ですかね(ペコリ)
同じく分からない仲間、ですね。
アマンダさんが、↓で、御説明下さっていますので
ご参考になさって下さいね。
仰る通り!
その方面は、脳内総動員しろ!エピ(?)と勝手に認定(笑)
返信する
多分・・・ (リィン)
2013-06-08 14:30:27
アマンダさん>早速!お助けいただき、有り難うございます(ペコリ)

差別是正措置、って色んな取り方があるようですね。
機会?能力?・・・
最初から、「決まっている」」結果=優遇?
バーでのマッコイ&ドウォーキン討論は、本国でもなかなか!と
評判が高かったそうですよ。

で、謎の女性デニースですが・・・
私は裕福&上流的な女性ってことが、問題では?
と思ったのですが。
いや、そんな事描写ないので、私の勝手な思い込みですがね。

勿論、切り返しです。それは、アマンダさんの仰る通りかと。
陪審員=一般的心情として、白人女性と付き合っても問題なし。
しかし、散々黒人としての是正措置に苦しんできた
と言いながら、付き合っていたのは・・・?
アラ、その恋の発端は?裕福な白人既婚女性なら、夫も同様。
そんな夫婦と知り合う場に、ケロッグは行く機会があった。
それは・・・是正措置の恩恵では?

だから、苦しんだと言いつつ、得たものもあったのでは?
そして、それが裕福白人女性だったら・・・
ケロッグが恐れたのは、こういうことだと思っているのですが。

あぁ、コネティカット州には、黒人の方が少ないと言われているのですか?
私、コレ、正直、分かんないんですよ。
私は、聞いた時
ホテル・フロント係は、マッコイが白人女性と宿泊しても特に意識しないが
ケロッグが白人女性と宿泊したら、意識した、って思って。
で、まぁ自分(マッコイ)も、何とか白人として見られる
=ケロッグのように意識されないだろうってことかな・・・?って。
と、表面的にはこうですが
やはり、人種間問題を示唆してるのかなぁって。

ア~!
私も訳分からなくなってきた~!!(アマンダさんに同調笑い)
返信する
グリニッジ (アマンダ)
2013-06-09 11:38:42
このモーテルがあったのがコネティカット州グリニッジでしたよね。

その後Census Bureau(人口調査局)のサイトをみつけまして、これが結構面白かったんです。
ざっとの数字ですが、グリニッジの人口比率は白人90%:黒人2%。ニューヨーク郡は57%:15%。
グリニッジはマンハッタン郊外の非常に裕福な街だそうで、だからおっしゃる通りデニースは富裕層の白人女性だったのかも。

しかし・・・again, 裕福な女性とつきあうことが「是正処置による不当な利益」といえるのか?
「黒人のくせに白人とつきあう」「黒人のくせに金持ちとつきあう」のはけしからん、という感覚は、やはりレイシズムだろうと思うんですよ。

まあでも、弁護側の主張も無茶苦茶なので、マッコイがそれに対抗するのに差別を利用するのもうなずけなくはない。
目的のためには手段を選ばず、というところは一貫してますからね。

そして、視聴者にも「あなたにだってそういう感覚あるでしょ?」と囁いている気が・・・ああ妄想ですが。
なんかマッコイにはいろいろと囁かれてる気がするんですよね(笑)
返信する
アレッと思うだけ、が (リィン)
2013-06-09 20:28:51
アマンダさん>人口調査局のサイト!ですか!!
凄い場所に目をつけましたね~!さすが、アマンダさん!(敬礼ッ)
では、デニースは、裕福層女性という前提で、話を・・・

マッコイ(というか制作側)は、差別を大きくドン!と出すのではなく
「差別は許せない」という人々の中にもある、
でも、ちょっとした瞬間に顔を出す、
突き詰めていくと差別につながる、芽の様なもの、
しかし、何の意図もない何気ない違和感的な感情・・・
そういう感情=デニース登場で湧き出す感情
って描いたのだと思います。

デニースの登場で、アレ?って思うだけで成功なんですよ、多分。
マッコイの戦略は。
そしてその小さな「アレッ?」がケロッグが恐れる部分なんでしょうね。

・・・ちょっと、言葉では説明できないのですが
マッコイの「どうにか白人だ」はこの辺から来るのか、って思っています。

ドラマ部分を考えると
ケロッグは陪審に委ねても良いんですよ。
ドウォーキンの言う通り、無罪になるかもしれないし
陪審の判断が割れて、評決不能になるかもしれない。
でもケロッグが、取引きをする。
つまりデニースを登場させたくなかった。
それは勿論デニースに迷惑をかけたく無かったってこともあると。
それと、ケロッグにその度胸(と書かせていただきます)が
無い、と判断したのかと。
ここでの度胸とは、
先ほどの違和感感情に自分を晒す&判断を陪審に委ねること、です。

それと、まぁバーで言及しているのですが
マッコイは、ドウォーキンの戦略が純粋にケロッグの為ではなく
ユダヤ系の人々に対する感情も範囲に・・・という思惑に
嫌悪感を感じたのかも。

マッコイの戦略は、ドウォーキンの邪道(笑)な戦略を
正常な判断の場に、引き戻すのではなく
更に同じような戦略で押して一回転させて正常な場に・・・・
そんな感じかな?私には。

で、マッコイが囁く>!!!
そんな風に検事長が囁いてくれるのなら・・・
今までの私的解釈全部捨てて(笑)
「検事長!全てあなたの仰る通りです!!」と頷きますわ。
ドサクサに紛れて、手も握っちゃう!!(日曜夜バカ)
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