・・・・・続きです
マッコイの執務室。検察コンビ、テイラー、ガーネット弁護士。
「ジュリー殺害も認めれば、25~終身刑を同時期に執行」
「2つで1つだ」(今度はマッコイが・・・)
「取引きか」
「強姦と殺人未遂だけで、25年だ。
その間にも、ジュリー殺害の捜査は続く」
「証拠が出れば、さらに25年。出所時は80歳よ」
「私は潔白だ!」
「ケン、すぐ返事をする必要はないんだ」
「2日も拘束されたんだぞ。もう戻りたくない」
「起訴されたら、手遅れだ」
「チャールズ、君が対処しろ。私は下にいる」
テイラー、退室。お手上げ状態のガーネット。
「Mr.ガーネット、彼に事実を説明しないのか」
「無実と言われては、どうしようもない。大陪審はいつだ」
「明後日よ」
「彼が話す」「政治的コネについて?」「・・・免責は放棄する」
大陪審。
ジュリー事件、そしてセシリアについて話すテイラー。
自分はジュリア事件の容疑者だったが、証拠は出なかった。
それでもセシリアは、執拗に私を追って来た・・・
マッコイの質問。
「・・・昏睡状態になっても?」
「それはさておき、暴行は彼女の演出だ」
「ストーカーの件もウソだと?」
「ああ、彼女につきまったりしていない」
「彼女と同時期に、転居しているが?」
「偶然だ」
「彼女がデメロールを打たれたのも?
索痕やアザも、自分で付けたものだと?」
「そうなるだろう」
「では精子は?2つの研究所がそれぞれ確認してます。
あなたのDNAと一致すると」
「・・・何かのミスに違いない・・・」
「言うことは、それだけ?」
「・・・いや・・・事件の前の週、2度性交渉を持った」
「婚約者の出張中に、ですか?」
「そうだ。エスコート・サービスを通じ、土曜と月曜の夜に1人ずつ」
「彼女が娼婦を使い、あなたの精液を得たと?」
「そうなる」
「裏付け証人として、どちらかを呼べますか?」
「いいや、本名を知らない」
「・・・すごい話ですね、Mr.タイラー。大陪審に話したがるのも納得です」
「隠し事はない。婚約者への裏切りも認めたんだぞ」
「何ら影響はない。
大陪審の記録は封印されると、弁護士に聞いたのでは?」
「平気でここに座っているとでも?」
「・・・ウソはお手のものでしょ?」
「(怒)ウソじゃない!私はハメられたんだ!!」
「危篤の女性に?」
「彼女はイカれてる・・・彼女は精神科に通っていたんだ」
「Mr.テイラー、あなたの供述はおしまいです」
大陪審は、テイラーの起訴を認める。
ガーネットは、申し立てを数件行うが、ことごとく判事に却下され憮然。
イライラが募る・・・
アビー、テイラーが話した娼婦捜しを、刑事コンビに依頼する。
勝てる見込みがないので、取引きに応じると言い出すテイラー側。
セシリアへの暴行、そして治療費・・・
懲役12年半に加え、治療費負担で合意。
マッコイ、娼婦の件をテイラー側に話す気が無い、と。
テイラーは自白した。事件は終わりだ。
しかしアビー、自分は見直す、とキッパリ宣言。
売春業者の女性に話を聞く。
テイラーから予約があったか、知人のティナに電話で聞かれた、と話す。
ティナを捜し出し、話を聞く。
ティナがテイラーに会った翌晩、つまり事件の晩に
バーにティナとセシリアがいたことが分かっている。
「・・・数週間前、ホテルで彼女に話しかけられた。私の前にも数人。
テイラーに苦しめられ、仕返ししたいって言うの。
私はお金で雇われ、彼が電話した業者を調べた。
・・・・・・
私はなじみの予約係から、有力情報を得た。
彼女は“会えば報酬は弾む”と。
・・・コンドームを使わせ、翌日彼女に渡した。
・・・妹を殺されたと言ってた。彼に償わせる、と」
検察トリオ。
「テイラーがNYに越すことをかぎつけ、彼より先に賃貸契約を結んだ」
「嫌がらせは作り話か」
「全部です。デメロールも会社の同僚が服用してた。
アレルギー反応だけは予想外だった」
「テイラーに伝えたのか」
「弁護士に伝えた」
「(ハッ)無実の男にウソの自白をさせた。厄介なことになるぞ」
・・・・・・シフ退室。
マッコイとアビー。
「・・・重々承知だ」
「取り下げ通知に、取りかかろうかと」
「・・・自己陶酔の横柄な男だぞ。無実など思いもしなかった」(ヲイッ)
「彼女が捨て身なことも」
「9割は状況証拠だ(書類を取り出すマッコイ)
最良の証拠をたどるしかない・・・」
・・・・・続きます
マッコイの執務室。検察コンビ、テイラー、ガーネット弁護士。
「ジュリー殺害も認めれば、25~終身刑を同時期に執行」
「2つで1つだ」(今度はマッコイが・・・)
「取引きか」
「強姦と殺人未遂だけで、25年だ。
その間にも、ジュリー殺害の捜査は続く」
「証拠が出れば、さらに25年。出所時は80歳よ」
「私は潔白だ!」
「ケン、すぐ返事をする必要はないんだ」
「2日も拘束されたんだぞ。もう戻りたくない」
「起訴されたら、手遅れだ」
「チャールズ、君が対処しろ。私は下にいる」
テイラー、退室。お手上げ状態のガーネット。
「Mr.ガーネット、彼に事実を説明しないのか」
「無実と言われては、どうしようもない。大陪審はいつだ」
「明後日よ」
「彼が話す」「政治的コネについて?」「・・・免責は放棄する」
大陪審。
ジュリー事件、そしてセシリアについて話すテイラー。
自分はジュリア事件の容疑者だったが、証拠は出なかった。
それでもセシリアは、執拗に私を追って来た・・・
マッコイの質問。
「・・・昏睡状態になっても?」
「それはさておき、暴行は彼女の演出だ」
「ストーカーの件もウソだと?」
「ああ、彼女につきまったりしていない」
「彼女と同時期に、転居しているが?」
「偶然だ」
「彼女がデメロールを打たれたのも?
索痕やアザも、自分で付けたものだと?」
「そうなるだろう」
「では精子は?2つの研究所がそれぞれ確認してます。
あなたのDNAと一致すると」
「・・・何かのミスに違いない・・・」
「言うことは、それだけ?」
「・・・いや・・・事件の前の週、2度性交渉を持った」
「婚約者の出張中に、ですか?」
「そうだ。エスコート・サービスを通じ、土曜と月曜の夜に1人ずつ」
「彼女が娼婦を使い、あなたの精液を得たと?」
「そうなる」
「裏付け証人として、どちらかを呼べますか?」
「いいや、本名を知らない」
「・・・すごい話ですね、Mr.タイラー。大陪審に話したがるのも納得です」
「隠し事はない。婚約者への裏切りも認めたんだぞ」
「何ら影響はない。
大陪審の記録は封印されると、弁護士に聞いたのでは?」
「平気でここに座っているとでも?」
「・・・ウソはお手のものでしょ?」
「(怒)ウソじゃない!私はハメられたんだ!!」
「危篤の女性に?」
「彼女はイカれてる・・・彼女は精神科に通っていたんだ」
「Mr.テイラー、あなたの供述はおしまいです」
大陪審は、テイラーの起訴を認める。
ガーネットは、申し立てを数件行うが、ことごとく判事に却下され憮然。
イライラが募る・・・
アビー、テイラーが話した娼婦捜しを、刑事コンビに依頼する。
勝てる見込みがないので、取引きに応じると言い出すテイラー側。
セシリアへの暴行、そして治療費・・・
懲役12年半に加え、治療費負担で合意。
マッコイ、娼婦の件をテイラー側に話す気が無い、と。
テイラーは自白した。事件は終わりだ。
しかしアビー、自分は見直す、とキッパリ宣言。
売春業者の女性に話を聞く。
テイラーから予約があったか、知人のティナに電話で聞かれた、と話す。
ティナを捜し出し、話を聞く。
ティナがテイラーに会った翌晩、つまり事件の晩に
バーにティナとセシリアがいたことが分かっている。
「・・・数週間前、ホテルで彼女に話しかけられた。私の前にも数人。
テイラーに苦しめられ、仕返ししたいって言うの。
私はお金で雇われ、彼が電話した業者を調べた。
・・・・・・
私はなじみの予約係から、有力情報を得た。
彼女は“会えば報酬は弾む”と。
・・・コンドームを使わせ、翌日彼女に渡した。
・・・妹を殺されたと言ってた。彼に償わせる、と」
検察トリオ。
「テイラーがNYに越すことをかぎつけ、彼より先に賃貸契約を結んだ」
「嫌がらせは作り話か」
「全部です。デメロールも会社の同僚が服用してた。
アレルギー反応だけは予想外だった」
「テイラーに伝えたのか」
「弁護士に伝えた」
「(ハッ)無実の男にウソの自白をさせた。厄介なことになるぞ」
・・・・・・シフ退室。
マッコイとアビー。
「・・・重々承知だ」
「取り下げ通知に、取りかかろうかと」
「・・・自己陶酔の横柄な男だぞ。無実など思いもしなかった」(ヲイッ)
「彼女が捨て身なことも」
「9割は状況証拠だ(書類を取り出すマッコイ)
最良の証拠をたどるしかない・・・」
・・・・・続きます