チャダ in ナマステ・インディア

　今年も行ってきましたナマステ・インディア。第2会場の煙草と塩の博物館でやる、松岡環さんと小西正捷さんの講演が聞きたいので、日曜日（28日）だけ行こうと思っていましたが、土曜日（27日）のプログラムに、チャダの名前を見つけ、きのう行ってきました。

　チャダは、30数年前に日本で演歌歌手としてメジャーデビューし、『面影の女（ひと）』という曲を大ヒットさせたインド人。惜しまれつつ日本の芸能界を引退してインドに帰国し、会社の社長業で成功していたそうですが、アメリカ人演歌歌手、ジェロの活躍に誘発されて、11月に日本で再デビューが決まったそうです！10年くらい前に、大阪外語大の溝上富夫教授が企画した、「CHADA　SINGS　JAPANESE　SONGS」（チャダがヒンディー語で歌う日本の曲）というCDを聞いて以来、ずーっと気になっていました。日本語の発音はパーフェクトだし、しみじみとした味わいのある、あたたかい声は、演歌にピッタリ。

　11月に発売されるシングルCDは、新曲『踊るマハチャダ』／『面影の女（新録音）』。ナマステ・インディアでは、両方歌ってくれました。『踊るマハチャダ』は、チャダッチ（？）が登場するプロモーションアニメも配信中（何回も見ちゃったので、すっかり曲を覚えちゃいました）。ステージを降りたあとも、しつこくつきまとい、とうとうチャダからサインをもらいました。えへへ～。

　サインをもらったうえに、握手までしただいて、にやけていたら、バイト先のインド人上司に会い、「写真は？写真も撮ってもらえば？恥ずかしがらずにさぁ！」と、背中を押され、一緒に写真まで。

でへへ～

　恥ずかしがるどころか、かなりずうずうしかったと思いますが、いやな顔ひとつせず、一緒に写ってくださって、チャダさん、ほんとうにありがとうございました。11月にCD買いますからね～!!

　特に待ち合わせをしていったわけではないのですが、会場のあちこちで知り合いに会い、旧交を温めました。夕方からは、かなり混雑してきたし、知り合いと話し込んだりしていて、結局お昼も食べずに、４～５時間会場にいて、すっかり堪能したので、きょうは行きませんでした。講演は聞き損ねましたが、ミティーラ絵画のボーア・デーヴィーさんと再会したり、象の広場の「はりぼての象」の作者、ハクさんにお話を伺ったり、楽しい一日でした。でもやっぱり、一番は、チャダに会えたことだなぁ～。

『踊るマハチャダ／面影の女』

11月19日発売！