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豪州日記&よしなしごと Since 2005/6/16

しょーもない発見

2007-01-04 16:54:11 | よしなし日記
南半球に住んでもう1年半。新しい発見がありました。

それは日本から友達のMとMが正月にかけてメルボルンに遊びに来てくれていた時のこと。
一人のMが、『あー、月が反対向きに欠けてる!気持ち悪~い』と言うのだ。つまり、満月→三日月→新月と経過する時の、月が欠ける方向が逆向きになってると。

で、もっと観察すると、日本では月は左から右に移動するけど、オーストラリアでは右から左に動いている事も判明。なので、一時は、まさか、すべてが逆で、バカボンの歌 『西から登ったお日さまが東に沈む これでーいいのだー 』が、南半球ではTRUEなのか??という危うい説もささやかれる。


そこで、地図と照らし合わせて見ると、月は東から西へ移動している模様。
そうか、それは日本と同じなのか・・・

整理すると、月は日本とオーストラリアで左右逆方向に動いて見えるけど、東西で言うといずれも東から西に動いている。

この一見矛盾した事実を前に呆然とする3人(6年目SE。理系含む)

この謎は小学校の時に理科で習った簡単な知識と一般常識で解けないハズはない!というワケで、すでに時計は夜の11事を回っていたにも関らず、大討論会開始。

理由がすぐ分かった人は凄い。ってか、逆に小学生とか中学生の方が分かるかも・・・









色々な意見が交わされたものの、最後は【公園にある地球儀みたいなジャングルジムに、2人の人を上下逆向きにロープでくくり付ける理論】を提唱。
ジャングルジムの上側にいる人(図中のAさん)を、日本にいる人と見たて、下側にいる人(Bさん)をオーストラリアにいるとする。赤い球は月。



で、このふたりに、『赤い玉はどちらに見えますか?』と聞いたら、Aさんは右と言うだろうし、Bさんは左と言うだろう。

さらに、地球が自転した場合、赤い玉はAさんとBさんから見ると左右逆の方向に遠ざかって行く様に見えるのも分かる。
いやー、あーだーこーだ言ってこんな小学生2年生でも分かる解答にたどり付くまでに45分。

そして、これと同じ理由で、太陽の光が月に当たって見える方向も左右逆になって見えるので、月の欠けかたが反対というのもクリア。

ちなみに太陽も同じで、南半球では東から登るのは一緒だけど、そこから北の空を通って、西に沈むわけですな。
なので、当然動きも逆向きになると。同じ東→西という動きを、裏側から見てるんだからね。
ってか考えればしごく当然なんだけどね…今回じっくり考えるまで気づかなかったわ。

で、それを昨日会社のオージーに言ったら、『え、まじで!?日本では太陽と月って右に移動するの!?』と言ったので、またジャングルジム理論を説明するはめに。



さて、次なる問題は、『今日メルボルンで三日月が出ている場合、日本では月はどのように見えるでしょう?高さ、方角、形の3つの観点で答えよ。』

これも相当な時間話し合った結果、一応わかりました。まだ実際に確認してないけど。
今度国際電話かけた時に誰かに見て貰えば一発か。


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