友人に勧められて読み始めた、『ぼくはお金を使わずに生きることにした』を読み終えた。
訳者の方も、この本に共感して訳したことがわかるあとがきでなんだかうれしかった。
忘れないように、いま頭の中にあることを書いておこう。
表紙のごついイメージから、ストイックでちょっと極端な人なのかなと思っていて敬遠してたとこもあったけど、そんなことはなかった。
お金を使わないと言っても、完全に浮世離れしているわけじゃなくて、既に作られて余っている人工のものは使っている。
それは例えば、トレーラーハウス、消費期限切れの食材、道路といったもの。
「お金なしで生活するとか言っても人口のものを使っているじゃないか」という批判もありえるけど、廃棄されるものは、廃棄されるより使われたほうがいい。
すでにできている社会のもの一切を否定するのではなくて、現実的にできる範囲で自分の信条にあったことを行っている。もちろん廃棄されるほどたくさんの物が生産されないのが一番だけど、それは少ない人数で少ない時間で一気に解決されるものではない。だからできるところからやっているのだ。
そこが最もこの本で尊敬することかもしれない。私自身は、「あれもこれもいやだ」と後先考えずに、メリットデメリットを考えられずに極端に考えてしまい、何でも否定してしまいがちなので、「理想ではないけどましなほうを選ぶ」という判断を身につけたい。「長いスパンで考えたらよくなると思える行為」を行えるようになりたい。
また、好印象だったのは、彼も試行錯誤で、これは失敗だったといっていることもあること。人生は判断の連続で、迷うことも多くて、何かを選ばなければいけないけど、選ぶと失敗することもある。だからと言って、多くの人が安泰だと考えている常識に乗っかるのではなくて、随時考えて行動する。
行動すると失敗することもあるけど、行動しないと得るものもないんだろうなって思った。
お金なしで暮らしてみる実験を書いてくれたことで、本当にいろんなことがお金を介して成り立っているんだなということに気づかされた。
著者は例えば、ペンや紙がなくてキノコからつくることもあったり、おなかがすくこともあったり、PCを充電するための電気が不足することもあったり、自転車を修理に出すことができなかったり、電車に乗れなかったり、寒かったり、靴をつくったりということをしていた。
よーく考えたら、そうなんだよね。
私はここまでのことはできないけど、やっぱり、そんなにたくさんものを持たなくていいって思った。いらないものはいらない。既に存在するものは、なるべく、捨てずに人にあげたり、もらったり、直したりしていきたいなーと思った。
たくさん消費してほしい経済の状況ってのは、やっぱり何だかおかしくなっちゃっていると思った。でも、ここで、お金や経済すべてを否定したり憎んだりするんじゃなくて、できることを行動に移そうって考えるのが今回の本で得た学びだ。
訳者の方も、この本に共感して訳したことがわかるあとがきでなんだかうれしかった。
忘れないように、いま頭の中にあることを書いておこう。
表紙のごついイメージから、ストイックでちょっと極端な人なのかなと思っていて敬遠してたとこもあったけど、そんなことはなかった。
お金を使わないと言っても、完全に浮世離れしているわけじゃなくて、既に作られて余っている人工のものは使っている。
それは例えば、トレーラーハウス、消費期限切れの食材、道路といったもの。
「お金なしで生活するとか言っても人口のものを使っているじゃないか」という批判もありえるけど、廃棄されるものは、廃棄されるより使われたほうがいい。
すでにできている社会のもの一切を否定するのではなくて、現実的にできる範囲で自分の信条にあったことを行っている。もちろん廃棄されるほどたくさんの物が生産されないのが一番だけど、それは少ない人数で少ない時間で一気に解決されるものではない。だからできるところからやっているのだ。
そこが最もこの本で尊敬することかもしれない。私自身は、「あれもこれもいやだ」と後先考えずに、メリットデメリットを考えられずに極端に考えてしまい、何でも否定してしまいがちなので、「理想ではないけどましなほうを選ぶ」という判断を身につけたい。「長いスパンで考えたらよくなると思える行為」を行えるようになりたい。
また、好印象だったのは、彼も試行錯誤で、これは失敗だったといっていることもあること。人生は判断の連続で、迷うことも多くて、何かを選ばなければいけないけど、選ぶと失敗することもある。だからと言って、多くの人が安泰だと考えている常識に乗っかるのではなくて、随時考えて行動する。
行動すると失敗することもあるけど、行動しないと得るものもないんだろうなって思った。
お金なしで暮らしてみる実験を書いてくれたことで、本当にいろんなことがお金を介して成り立っているんだなということに気づかされた。
著者は例えば、ペンや紙がなくてキノコからつくることもあったり、おなかがすくこともあったり、PCを充電するための電気が不足することもあったり、自転車を修理に出すことができなかったり、電車に乗れなかったり、寒かったり、靴をつくったりということをしていた。
よーく考えたら、そうなんだよね。
私はここまでのことはできないけど、やっぱり、そんなにたくさんものを持たなくていいって思った。いらないものはいらない。既に存在するものは、なるべく、捨てずに人にあげたり、もらったり、直したりしていきたいなーと思った。
たくさん消費してほしい経済の状況ってのは、やっぱり何だかおかしくなっちゃっていると思った。でも、ここで、お金や経済すべてを否定したり憎んだりするんじゃなくて、できることを行動に移そうって考えるのが今回の本で得た学びだ。
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