浅尾弥子のノンジャンル道

 
 富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんの
 お姿をお借りして、日々更新。

燕の旅(願王閣・編)

2016-09-12 11:57:29 | 2016年 燕の旅
分水良寛史料館のおんしゃんによると、
この近辺の生活は、S字型に構成されており、
両サイドとセンターに、
「下の堂」「願王閣(がんおうかく)」「上の堂」が
あるそうでっす。



「上」は、京都の方角ですね。

中心である「願王閣」、行ってみましょう。



鎮座されますのは、
「延命地蔵尊菩薩坐像」。
燕市指定文化財です。



檀家、住職の制度がなく、
地元の方々によって維持されているとのこと。





この辺りは、
地蔵堂の門前町として、
独特の存在感だったのでしょうね。
現在も、穏やかななかにも、
代々伝わる心構えがあるように、感じました。

燕市は、2006年(平成18年)、
(旧)燕市、吉田町(よしだまち)、分水町(ぶんすいまち)が
合併。



さらに遡り、1954年(昭和29年)、
地蔵堂町、国上村、島上村と、大河津村、寺泊村の一部が合併して、
分水町が誕生。


(「分水町閉町記念誌 分水」(発行:分水町役場)をもとに作成)

山あり、分水路ありの分水エリア。
その中心地に、お地蔵さまがいらっしゃることは、
感慨深いものがあります。



来年は、現在地建立から800年。
幾多の喜びも悲しみも、受けとめてきたのでしょう。



「分水駅・編」に、くづつ。
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