アサノカメラ 公式ブログ

昭和23年創業、平成30年4月で70周年。
瀬戸で写真業を営む有限会社アサノ写真機店のブログです。

撮像素子

2009-11-07 14:24:12 | Weblog

デジカメの画質で大事になるのは、画素数の他に、「撮像素子面積」というものがあります。

イラストの「フルサイズ」と呼ばれるものは、「撮像素子面積=センサー」が、35mmフィルムと同じ大きさです。

コンパクトデジカメの主流となっている「2対1・33」型と呼ばれるCCDセンサーは約6.2mm×4.6mmしかなく、そこに高画素(最近では1000万画素越えもザラ)を詰め込んでいます。
これは面積で言えば、「フルサイズ」の30分の1位しかありません。
 
 ただ、「フルサイズ」が良くて、コンパクトデジカメが悪いというわけではなく、向き不向きの問題です。

 「撮像素子面積=センサー」が大きければ、受光量も余裕があり、たくさんの光の情報を受け止めることができ、微妙なトーンも表現できます。
拡大してもくっきりしていますし、写真の画質も上がります。

小さな撮像素子に無理矢理たくさんの画素を詰め込めば、1画素あたりの受光量は減り、どうしても無理が出ます。


 

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