デジカメの画質で大事になるのは、画素数の他に、「撮像素子面積」というものがあります。
イラストの「フルサイズ」と呼ばれるものは、「撮像素子面積=センサー」が、35mmフィルムと同じ大きさです。
コンパクトデジカメの主流となっている「2対1・33」型と呼ばれるCCDセンサーは約6.2mm×4.6mmしかなく、そこに高画素(最近では1000万画素越えもザラ)を詰め込んでいます。
これは面積で言えば、「フルサイズ」の30分の1位しかありません。
ただ、「フルサイズ」が良くて、コンパクトデジカメが悪いというわけではなく、向き不向きの問題です。
「撮像素子面積=センサー」が大きければ、受光量も余裕があり、たくさんの光の情報を受け止めることができ、微妙なトーンも表現できます。
拡大してもくっきりしていますし、写真の画質も上がります。
小さな撮像素子に無理矢理たくさんの画素を詰め込めば、1画素あたりの受光量は減り、どうしても無理が出ます。
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