モロッコのイスラム教系新聞「Attajdid」が、スマトラ沖大地震とインド洋大津波を「神の天罰」と決め付けたことに、国内の人権団体や進歩的政党が反発しています。
それに対して、イスラム教勢力は新聞記事を支持するデモを企画、30日には約5千人が集まり、気勢を上げました。
記事では、東南アジアが「セックス旅行産業」に侵されており、それに怒った神が天罰を加えたと断罪しています。
このような記事や . . . 本文を読む
インド洋の津波警報システム構築を話し合う地域協力閣僚級会議が28日、タイ南部プーケットで始まりました。2日間の予定で行なわれるこの会議には、ASEAN（東南アジア諸国連合）、米国、中国、日本など40の国と16の国際機関が参加しています。
この会議はタイが提唱し、主導権をとって開催したものです。つまり、タイ政府の思惑としては、災害早期警報システムセンターを自国内に設置しようとするものです。しかし . . . 本文を読む
新潟中越地震の被災地小千谷市にある旅館「篠田館」で起きた風呂場の屋根が落ちた事故は、雪の恐さを思い知らせるものでした。
私達太平洋側に住む住民にとって、雪深い村や街の風景はロマンティックなものですが、豪雪地帯の住民には心も身体も重くなるものでしかないそうです。積雪量が2,3メートルになると、雪を捨てる場所もなくなり、街は空もほとんど見えなくなるほどに雪が積まれます。今回事故が起きた小千谷市では . . . 本文を読む
警察庁は27日、大規模災害時に被災地救援活動を迅速にしようと、「特別救助班」を全国12都道府県警に設置すると決定しました。
これは、阪神大震災や新潟中越地震の救助活動を教訓としたもので、特別救助班は、道警、埼玉、神奈川県警などの緊急援助隊から18チーム約200人が選抜されます。その活動も、消防救助隊のように本格的な救命・救助が主目的とされる予定です。
警察緊急援助隊は、阪神大震災後に誕生しま . . . 本文を読む
今日は厳しい寒さの中、JR浦和駅駅頭で「スマトラ沖地震とインド洋大津波」の被災地支援のための街頭募金を行ないました。
大地震が発生して1ヶ月経っていないというのにもう熱が冷めたのか、街行く人たちの反応は今ひとつで、熱く呼びかける我々の前を無表情に通り過ぎていきます。ただ、世間から冷たい目を向けられがちな「イケイケ系」の若者が結構呼びかけに応じてくれるのは、毎回のことですが、嬉しいことです。
. . . 本文を読む
神戸で開催されている国連防災世界会議で、総合的な政策指針となる行動計画「兵庫行動枠組」が採択されることになりました。その枠組みには、全ての自然災害を対象にした全地球規模の早期警報システムを2015年までに構築する事が謳われる予定です。
また、特別分科会では、2,3年後に本格的な津波早期警戒システムの運用を目標とすることになりましたが、各国間の調整に時間がかかることも考えられるため、システム構築 . . . 本文を読む
共産党と言えば、「信念を貫く」政党として知られていますが、ここのところどうもその信念が揺らぐ場面が多くなってきたようです。
今回は、自衛隊の海外派遣に関してです。志位委員長は18日、TV番組で、「自然災害の純粋な人道支援のため自衛隊が出ることに反対する考えはない」と述べたというのです。
あらら、志位さん、あなたは92年のことをもう忘れたのですか。国際緊急援助隊派遣法を改定した時、共産党は「武 . . . 本文を読む
神戸で国連防災世界会議が18日、開会しました。この会議は、1994年に第1回会議を横浜で開催して「21世紀の新しい国際防災戦略を検討することと、いかに自然災害による損害を減少させるか」を決めて閉幕しました。しかしながらその後、一度も開かれることはありませんでした。
今回の会議は、昨年12月23日、大災害に相次いで見舞われた日本が提案し、開かれることになったものです。折からの「スマトラ沖大地震と . . . 本文を読む
新潟地震の被災地では昨日まで続いた雪が雨に変わり、被災者は一息ついています。
豪雪地帯で知られる小千谷市もこののところの「降雪減少傾向」でここ数年はあまり雪が降らなかったとのことですが、今年は地元住民も驚く大雪だそうです。
大雪は、大地震で疲弊した住民の心に大きくのしかかっているようで、雪下ろしや仮設住宅の狭くなった空き地の駐車スペースを巡ってトラブルが起き、警察が呼ばれたこともあったようで . . . 本文を読む
午前5時46分、阪神・淡路大震災が起きて10年の時が刻まれました。
被災地では雨の中、様々な集まりが行なわれています。私は事情があって現地に行く事が出来ませんでしたが、この10年間、多くのことを教えてくれたこの震災をいつまでも心に残し続け、後世に伝える役割を果たさねばと、ひとり心に誓いました。
新潟中越地震、スマトラ沖地震及び大津波を見ても分かるように、大災害はいつの日か必ず起きてしまいます . . . 本文を読む