それは生きていて
常に変化する
些細なことで
大きくもなれば
喪失もする
それが有れば
絶対に成功できる
保障はないけれど
それが無いと
絶対に成功できない
だから大切に育てよう
それは相対的なもの
他人とは比較できないもの
そして物事には
価値判断には
二面性があるように
たとえ今は大多数でも
間違ったことはマイノリティー
たとえ一人でも
正しいことがマジョリティー
だからどんな時も
マイナスばかり見ないで
プラスを見つけよう
そしてそのプラスを伸ばしていこう
一流のメジャーリーガーは
その日の失敗を
ロッカールームに置いていくように
明日には持ち越さないように
過去を悔やんでも
結果は何も変わらないのだから
それを育てる方法は
ただ一つ
褒めること
精一杯努力した
ご褒美に
褒てもらおう
自分の最も身近な理解者に
それは他の誰でもない
自分自身
それは自分を信じる力
そして勇気
自分を変えることを
恐れない
強い心
さあ自分の力を信じ
希望に
夢に向かって
新しい一歩を
踏み出そう
そして成功への道を
歩き続けよう
さあ自信を持って
探していた
大切な鏡が
ようやく見つかった
それは年代物の鏡
磨いていると
少しずつ輝き出した
それは不思議な
魔法の鏡
その前に立つと
自分の未来が見えるという
見てみたい
でも何だか怖い
勇気を出して
鏡の前に立つ
そこにいるのは
髪も少なく
しわも見える
中年のおじさん
気持ちより老けて見える
でもそれがありのままの
今の自分の姿
未来なんて見えない
すると
鏡の中の自分が
話しかけてきた
よく見てごらん
今のあなたが未来を創るんだよ
あなたの描く夢や希望が
それに見合う代償と努力によって
やがて現実のものに
だから
未来はあなたの
あなたの心の中に
そう言っているような気がした
すると
鏡の中の自分が
明るく
優しく
見えてきた
それは不思議な
魔法の鏡
それはあなたが持っている
世界に一つだけの
美しい心の鏡
私はキャプテン
七つの海を巡る
命知らずの
海賊の船長
今も宝物探しの
旅の途中
頭には
年代物の三角帽
でも
左手にフックも
右手に剣もない
おしゃれでスマートな
紳士でもない
自由と命の水を愛し
この老朽船とともに
生きている
泣く子も笑う
人呼んで
雀酔波狼（じゃくすぱろう）
でも
ジョニー・デップに似てはいない
ただの酔いどれ船長
このホワイトパール号で
目指すは
このコンパスの指す所
それは美しい宝物
でもそれは
金銀財宝でも
名誉でもない
それは
難攻不落の
伝説の要塞
剣も大砲も通じない
それは目には見えない
自分の心
そして愛する心
さあ帆を上げて
全速前進
私はキャプテン
夢の海賊
心の海賊
望みはただ一つ
美しいあなたの心
いざ進まん
あなたの元へ
美しいあなたの心へ
それは神様からの贈り物
美しい自然の果実
一房一房
一粒一粒の
赤い宝石
やがて発酵の時を迎え
樽の中で静かに熟成していく
そしてステキな瓶へ
時間という試練に耐えて
静かに眠るように
優しく微笑むように
熟成が進む
いつの日か
めぐり合う
出会いの瞬間を待つように
もうすぐ新酒の季節
でももう少しそっとしておこう
五月の空のように
爽やかで
天使の涙のように
辛くて甘い
深いコクと豊かな風味になるまでは
誰からも愛され
親しまれる
銘酒という
美しいラベルが貼られる日を
夢見ながら
その小さな瓶の中で
そっと息づいている
それは自然の
神様からの贈り物
一人の伝道師が佇んでいる
その教えを聴こうと
世界中の信者が集まっている
やがて静かに語り出す
歩きながら
身振り手振りを
交えながら
指先からつま先まで
ムダのないその動きは
自分から抜け出し
外から自身を見つめているように
美しく踊るように
優しく歌うように
尽きることなく
いつまでも続く
優しく諭すような語り口
メッセージは愛
人への愛
人間愛
誰かがやってくれる
ではなく
自分ができることを
さあ今から
変えられることを
信じながら
そう出会いは運命
チャンスは
二度ないのだから
ここは教会でもなければ
バイブルもない
下町の倉庫のような
薄暗い空間
仄かな明かりと
美しい音の中で
ジーンズにシャツという
カジュアルなスタイルで
世界中の人々に
優しく語りかける
さあここから
これが最後のメッセージ
いつまでも聴いていたい
ずっと見ていたい
その優しい声を
そのステキな歌を
その素晴らしいダンスを
幸せの
夢の
愛の伝道師
今も生きている
それを信じる人の
心の中で
ＭＪは生きている
