麻生バースデーSS。シリアス風味。一哉スキーな方はご注意を。 . . . 本文を読む
鈴原むぎは、一哉の部屋で家主に頼まれた部屋の掃除をしていた。
天気のいい日曜の午後だから、同居人たちはそれぞれ用事があるらしく出払ってしまった。
家事は住人がいないほうがはかどるので、たまっていたリネン類の洗濯や床のワックスがけをこなすのにうってつけの一日だとむぎははりきっていた。
今日は一哉と付き合い始めて最初の彼の誕生日。むぎにとっても特別な日。
こんな日にまで仕事で出かける彼氏を恨めしく思う . . . 本文を読む