電脳海月の見たものは

電脳の海を漂っていて出逢った‘「かざきり羽」問題’について書いて行きたい、とゆーブログです。

最初の心積りと変わって来てしまいましたが

2005-02-23 21:43:39 | かざきり羽問題
 私は以前にもこの問題に関して、ブログで記事を書いていました。所謂「総撤退騒動」で、事情は良く分からないながらもそのブログを閉じた者です。でも、いつかまたその「撤退」する事になった事情が明らかになり、問題を風化させない為に語れる日が来るであろうとその記事のログを取ってはありました。……が、ローカルに保存してあったそれ等全てがHDごとお釈迦になってしまいました。その為、その記事の復元は叶いません。従いまして、まとめサイトに準拠して現在の考えと、当時の考えを思い起こしながら書いていく事になると思います。
(「総撤退」に関しては、何となく「こういう事だったらしい」という感じの情報は入って来てます。ですが、私自身はそれを確かなものであると確認出来るだけの確固たるソースを入手出来ておりませんので、それについて語る資格はありません。そういう次第ですので、私にその辺の事情を明かせと言われましても、申し訳ありませんがそれは無理です、とあらかじめお断りさせて頂きます。)


 最初は、上のような感じで冷静に当時を振り返りつつ
・沙澄氏の発言の何がどう問題であったのか
・沙澄氏の発言内容の間違っている点はここで、正しくはこうである
というように整理しながら語って行こうと思っていたのです。
 しかし、ここに来てその論拠の寄る辺とさせて頂くつもりで居た「まとめサイト」の突然の閉鎖がありました。それに加え、そのメンバーの方々の『ログを利用されたくない』という意志表明でもって、まず最初の(フォント小さめの)段落のアプローチは不可能になってしまいました。それでも「語る事そのものに意味はある」という考えは変わりませんので、ぼちぼちとやって行こうと思っております。

 以上、取り敢えずの所信表明でした。




「かざきり羽問題」とは何を指すか

2005-02-23 21:02:41 | かざきり羽問題
 何だか一部混同されて述べられてる方もいらっしゃるようなので、改めて個人的にではありますが明言しておきたいと思います。

 私自身が述べる限りにおいては、「かざきり羽問題」とは
・オンラインノベルサイト「かざきり羽」の執筆者であると同時に管理人である「沙澄汎奈氏」が
・同サイトコンテンツで過去及び現在にわたって行った問題発言を発端として起こった
一連の問題

を指します。いわば総称です。
 それは、発端となった発言に応じて点字問題であったり違法ソフトコピー問題であったり郵便法違反教唆問題であったりする訳です。一つじゃありません。

 そしてそれ以外の問題は、また別の問題として名付けて呼ぶ事にしております。(具体的には、「関連サイト総撤退に関しての問題」とか。

 何が嫌になるかって、このブログを始めた時には予想も余りしてなかった、新たな問題が現在進行形で発生してしまっているって事ですよね……
 10歳も年下の方に、オンライン上で延々と一年にわたって絡み続けていらしたようですが、沙澄氏。あの方が貴方から離れた切っ掛けは、貴方の多方向への心無い発言「猛毒」とその後の対処が原因だったって分かってませんね?その際あの方に向けて暴言めいたメッセージを御自分のサイトに上げられた事も忘れてしまわれましたか?見てしまった方は忘れていませんよ。あの方が見てはいらっしゃらない事を祈るばかりですが。
 取り敢えず沙澄氏、辞書を引きましょう。アナログでもデジタル、オンラインでも何でも良いです。「自業自得」「因果応報」「覆水盆に帰らず」「火に油を注ぐ」「身から出た錆」私が今思い付くのはざっとこんな所でしょうか。どうか意味を噛み締めて頂けたら、と思います。ほんまもんの犯罪者になってしまう前に。引き返すなら今ですよきっと?




反省。

2005-02-15 20:42:12 | かざきり羽問題
 衝撃のあまり勢いで感情的なエントリを上げてしまいました……。

 一日経って見に行ったところ、まとめサイトの閉鎖は運営メンバー全員の総意であったらしき事が跡地に掲げられておりました。すっきりとしない部分は残りますが(多分に感情的に)、ひとまずは良かったと、お疲れ様でした皆様と申し上げます。っていうか正直、新旧管理人氏以外にもメンバーいらしたんだ、とか思いましたが。
 元読者、それも愛読者の方がより彼の騒動によって心を痛められたと思います。それでも尚、声を挙げて行こうとした皆様の勇気と努力は無駄ではないと思います。今はどうか、ゆっくりお休み下さい。

 愛情の反対は無関心。
 普通ならばもっと他のノベルサイトや楽しみを探して黙って離れて行っても良い所を、敢えて記録を残す形で語りかける方を選んだのは紛れもない作品への愛情の現れだったと思います。とても素晴らしい読者の方に愛されていたのだと思えます。創作者としてはこれ以上もない喜びなのではないでしょうか。沙澄氏は再々にして、そういう読者の方の気持ちと愛情を踏みにじるような言動を為さっていたように思われますのに……。もっと大切にしてあげなさいよ勿体無いなあ、と思います。まあその言動の結果があのまとめサイトでもあった訳ですが。

 自分は作家の人間性と作品の出来とは必ずしもイコールで結べない事は分かっております。それにしても、「かざきり羽」というノベルサイトの読者層は若年の方が多く、それがまたこの問題の根深い所にも繋がる訳ですが。若年の方に「好きな作品の作家さんの言う事だからって鵜呑みにしちゃ駄目だ」と自分で分かれと言うのも酷な話です。かく言う私自身も、幼い頃に読み知った作品の誤植をそのまま信じ込んで、ほんの最近漸くそれが誤植である事を知ったという経験もございますし。脳味噌のやわらかい時に入力されたデータはそれだけ大事なのです。と私は自身の経験から述べる事が出来ます。まあ、私の経験は別に人にその誤植に基づいて話をするような機会もなく済んだので大した事はありませんでしたが。
 まあそういった考えのもと、特に詐病誤った疾患知識に関しては御本人自らの筆で訂正を入れて頂きたい、と当時から今に至る迄変わらずに願い続けています。


 パソコンという文明の利器で、私自身もこうしてブログ等で考えを発表出来る訳です。表現者の中でも「この人はネットを知るべきではなかったんじゃないか」と、ウェブ上での言動に呆然として頭を抱えたり怒ったり悲しくなったりする事も多々あったりして、読者としては「その作家さんの生の姿が感じられたわーい」と喜んで良いやら悲しむべきやら。ひっそりと見失った作家様のサイトを発見してその消息を知る事も出来たので勝ち負けで言うたら勝ちですが。




……(絶句)

2005-02-14 01:02:06 | かざきり羽問題
 またですか。
 またあの優しい元絵師の方に彼女を動揺させるようなメールを送られたのですか、沙澄氏。
 彼女が動揺して最初に日記に上げられた文章は幸か不幸か拝読しておりませんけれど。訂正された文章で知りました。「幸か不幸か」と言うのは、もしその文章でのあの方の動揺を目の当たりにしていたら、まず間違いなく今感じてる以上に激しい怒りとか呆れとかを滾らせてしまうだろうと考えるからです。
 それどころか、その日記を読んで沙澄氏に抗議のメールが行った事で怒りの電話に一時間も彼女を付き合わさせたのですって?
 いい加減になさい。一回り近く年下の人に何処迄甘えれば気が済むんですか。イイお年をして、少しは恥ずかしいと思って下さい。お願いですから。

 そして、時を同じくして突然まとめサイトが閉鎖されました。正に晴天の霹靂。前任のRA様から要様に引き継ぎがされて未だ一月と経っていません。取り敢えずは、お二方とも、お疲れ様でした。リンクで紹介するだけで何にも助けるような事は出来ませんでしたが……
 けれど、タイミング的に何か水面下であったのではないかと勘繰ってしまいます。沙澄氏には「まとめサイトの管理人氏に向けて自殺予告メールを出したと言う前歴」がありますから。一度やらかした事をまた繰り返したのではないか、と疑ってしまいます。沙澄氏のされた事はそういう類の事でした。信用を失うという事はそういう事です。たとえ何もしていなくてもしたのではないかと疑いの眼差しを向けられる。その疑いの眼差しを払拭し、信用を再び獲得するようになるのに必要な事は、ただひたすら誠実であり続ける事です。どれ程の時間がかかろうともひたむきに誠実であろうとする事です。誠実な姿勢を示し続ける事で、あるいは短期間で信用を得直す事は出来るでしょう。
 でも沙澄氏、貴方が「猛毒」発言をしてからこの方、貴方がして来た事は一体何だったでしょう?批判や忠告からは耳を塞ぎ、時に更なる毒舌で切り返し、御自身にしか通用しない解釈での自己弁護と責任転嫁、それ以外に何をして来られましたか?それまで親しくされていた、貴方の作品を愛し数々の美しいイラストを寄せられた絵師さん達が貴方から離れて行ったのは、貴方の行動に誠実さを感じる事が出来なかったからではないですか?全ては貴方の蒔いた種です。再度の信用を得る事が出来ていないのも貴方の行動がそれだけのモノだったからです。
 それでも、今でも貴方の作品だけでなく貴方も好きだと言える優しい方を狙い打ちにするのはもうお止め下さい。彼女が好きだった貴方は今の貴方ではないのです。


 …落ち着いて過去を振り返って、意見を再度まとめて行こうと思っていたのに……。エキサイトする事が立て続いて予定が未定のまま終わりそう、と言うかこのまま行く事になってしまいそうです。




自殺未遂≠狂言自殺です

2005-02-09 00:34:10 | かざきり羽問題
 本当は、過去に遡って自分の気持ちと問題を整理しながら、ゆっくり考えてエントリをしようと思っていたのですが。

 今現在の自分の気持ちとして、今この場でエントリしてトラバを打たなければ納まらないと思ったのでそうする事にします。

 発作的に自殺未遂を繰り返してしまう心の病気というものがあります。
 その人はその瞬間は本気なのです。でも、実は「生きたい」と思う気持ちもある訳です。だから自分で救急車を呼ぶ事もあり、救急外来へ駆け込む事もあり、誰かに救いを求める電話なりメールなりを送る事もあり。その結果、未遂で終わったとしたらそれは喜ぶべき嬉しい事で、狂言自殺では決してありません

 沙澄氏があの時行った事は、自分の問題(発言)をまとめているサイトの管理人氏に向けて『おめでとうございます』というタイトルを付け、管理人氏へ「私が死んだら嬉しいでしょう」というメッセージと、神戸の連続殺人犯になぞらえるという名誉毀損的な文面も含んだ上で送信したのです。
 あれは、決して救いだけを求めるようなメッセージではなかったように思います。相手を責めてますから、私にはそう思えます。かつて私が振り回された同性の友人の、当時付き合っていた彼氏に向けて「別れるなんて言うから今手首を切った」と言ったという電話に似たものを感じてしまう所為かも知れませんが。
 それでも「これから死にます」というメッセージを受け取ったら、何とかしてそれを食い止めたいと行動したし、これからもするでしょう。(件の友人は決して同性の友である私に向けてはそういうメッセージを発してくれる事はありませんでしたが……)
 沙澄氏が確実に「相手を選んでいた」事からも、純粋なSOSとは私には受け止められませんでした。
 そして、次の日に氏のサイトトップに掲げられた「これだから人生は面白い」と言った内容の『かざきり羽宣言』。その中で嘘かホントか知りませんが「警察が来たけどシカトして寝てた」という内容を含んだおちゃらけた文章に、本気で心配していた人々は脱力し、そして怒ったのです。(自殺すると言っていると通報を受けて現場に急行した警官が、ドアを叩いたりインターフォンを鳴らしてもシカトされて寝ていたら、間違いなくドアを破ってでも室内に入って本人の状態を確認するはずですが)
 沙澄氏も、本当はあのメールを出した時は本気で「死んでやる!」と思っていたのかも知れません。でもそれは、メールを出した相手をまとめサイトの管理人氏に限定した段階で「貴方が私にこんな辛いをさせたから、これから私が死ぬのは貴方の所為だ」と相手を責めたも同然で、それは「当てつけ自殺」です。
 だから皆怒った。

 次の日の冗談めかした「宣言」が、本心を包み隠す為の物だったとしてもそれは変わりません。そして、冗談めかしてしまったからこそあの時見ていた、そして過去ログ等で当時の事を知った大多数の人に「自殺する気等最初から無かった」=「狂言自殺」と判断されたのです。

 自分自身も、司さんと同様に「身近に自殺してしまった人は居ない」人間です。でも、割りと親しくさせて頂いた学校の先輩を自殺で失っています。お互い卒業してしまって、住む場所すらも遠方でろくに接触も無かった方ですが、その知らせを聞いた時は衝撃でした。その少し前に新婚だと風の噂に聞いていたのに、一体何があったのだろうと考えました。その位関係の薄い相手でも、心は痛みました。まして、かなり親しい相手だったらどれ程心は痛むのか想像もつきません。ですが、どんなにか辛いだろうと想像する事は出来ます。勿論想像する事しか出来ず、その想像も現実には追い付かないでしょう。でも先ず「想像してみる」事から「思いやり」が始められるのではないでしょうか。