写真家ラルフ・ギブソン×音楽家ラルフ・ギブソン

Ralph Gibson - Music For Lens and Guitar (Ich Bin die Nacht)

写真集出版社ラストラム・プレスを旗揚げ、自身の初期３部作をはじめ、あのラリー．クラークの『タルサ』を見いだし出版したラルフ・ギブソン。ラルフ・ギブソンは若い頃にはドロシア・ランゲのアシスタントとしてスタートし、ロバート・フランクの２本の映画制作に参加している。マーク・ボウスウィックのように写真家でありミュージシャンである人は、どうやら世の東西、比較的多いようだ。そうした写真家の写真は、プリント・イメージは極めて感覚的で、聴覚と視覚をミックスしたり、リミックスできる（例えばアルチュール・ランボーの詩「母音」の如く）高い能力の持ち主である場合が多いようだ。上の動画、１分30秒過ぎからグッと格好良くなるのでちょっとの間我慢です。写真集だけだと、こうした写真家のもう一つの側面や活動が、まるで見えてこないので、こうした映像を見るにつけ補完的に利用するにはあらためて重宝するメディアになってしまったとおもわされます。
ラルフ・ギブソンの詳細はアートバード・ブックス・サイトへ／フォトグラファーズ・インデックスからどうぞ➤　
http://artbirdbook.com