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PS 逢魔が時

2008年11月26日 | Weblog
【PS】ホラー・心霊・怪談系ゲーム

第五弾は「逢魔が時」です!



PS逢魔が時OP


冒頭、花火のムービーが流れるんですが、PSとしてはかなり綺麗な
グラフィックに思えました。
実写混じり?な3D風景も綺麗ですが、特定の対象を除いて登場人物に顔はなく、
主人公もシルエットな仕様です。

この主人公、現代から江戸時代にタイムスリップで飛ばされたらしく、
記憶を失っている状態で物語が始まります。
八丁堀の原田と言う同心と夜鷹のお七さんのコンビ?に助けられ、
お七さんのご厄介になる事に。

その後、寺子屋を開設し、西洋算術なるものを教えて暮らしながら、
教え子達と共にあれこれ怪異に遭遇すると言うシナリオです。
ご都合主義な部分も否めないのですが、何となく
江戸時代を体感できてるような感じがして楽しめます。
一瞬、そこで暮らしたくなったのも事実w

(蛇足ですが、江戸の町をある程度歩き回れたり、食べ物や小物系
アーカイブを取り揃えてあれば大化けしたかも……とも)

進行はサウンドノベル形式で、稀にムービーシーンも有ります。
選択肢は複数あり、選択内容に応じて物語が変化する仕様。
又達成具合に応じて江戸豆知識と言うアーカイブが埋まったりもします。
チャートやメッセージスキップ機能は備わって居ないようなので、
通しで何周かする必要があります。

物語内容としては、妖怪怪異物と言うよりも、
その影に根付く悲哀を描いたような形であまり怖い部類ではありません。
一部にドッキリ系はあるんですが、怪異譚で恐怖を味わいたい
と言う趣旨だと肩透かしを喰らってしまう事でしょう。
なので、真・恐怖系!を探求するここのブログの趣旨としては
あまり高い評価はできません。

しかし、
「現代の知恵を駆使し、無科学の時代にはびこった「闇」の正体を
次々と解き明かしていく和風ホラーサウンドノベル」
と言うパッケージ裏に記載されている説明がまさに的を射ていますので、
このコンセプトとしては合致しているかと。

個別の怪異譚としてではなく、逢魔が時1、2をSFの流れで紡がれる
一つの物語として通しで楽しむスタンスであれば、
より、作品を満喫できるのだろうと思います。

・攻略情報を掲載されているサイトさんはこちら
ゲームの洞穴(ほらあな)
http://www.d3.dion.ne.jp/~ishinabe/index.htm


江戸時代物、妖怪語り、SF系が好きな方にはお勧めかも?
【PS】ホラー・心霊・怪談系ゲーム

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