旧 自分ブランド「COMME des KAORI」

私が他の誰でもない私になるために・・・
独立系FPを目指す私の成功ノート

堂々と胸を張って自分の運命を歩んでいこう

2009年08月14日 | 自己啓発

社労士試験まであと9日、1級FP技能試験まであと30日
もう予想問題には手が回らないので、今やっている過去問2回転目をこなし、今の自分の精一杯で試験に望むことにする。

試験科目は、労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、労働保険の保険料の徴収等に関する法律、雇用保険法、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法、労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識である。
今更だが、試験には総得点○点以上かつ各科目○点以上という足きりというものが存在することに気づいた。これはまずい!たとえ他が出来てもまだ理解できていない厚生年金保険法が足きりにあうとひとたまりもない。洩れなく重なりなく」のMECEというロジックツリーを思い浮かべる・・・

どうやら今年の受験者数は過去最高らしい。景気が低迷すると資格試験が流行るが、終身雇用の崩壊と共に個人のスキルが重視されてくることを思えばこれは自然な流れであろう。

それにしても試験は午前40問(1時間20分)、午後70問(3時間30分)ってかなりきつくないか?

勉強していてもつい楽しい想像に走ってしまう私だが、試験中は妄想の暴走を休ませ何としても問題に集中しなければ・・・。集中力が途切れて頭に入ってこなくなると同じ問題を繰り返して読んで時間をロスするし、ついウトウト・・・現在悪戦苦闘中である

しかしあと数日だからといって社労士試験勉強だけをやっているわけにはいかない。あくまでも感性は保ったままで、周囲には迷惑をかけないように、社会人になっても勉強させてもらえることに感謝、これくらいは最低ルールとして守りたい。
だから今日もスポーツジムで刃を研ぐ7つの習慣)。
自分の中にある自然から授かった4つの能力(肉体、精神、知性、社会・情緒)をバランスよく最新再生させなきゃね

先日読んだモーティマー・J. アドラー 本を読む本  の中に、「いまたった一人で無人島に流される事になって、持って行きたい本を10冊選べと言われたら、どれを選ぶだろうか」という一文があった。
本棚を見ると10冊は多いような少ないような、結構難しい・・・。無人島だからまず成功本や人間関係のノウハウ系はいらないなぁ。やっぱり仏教思想や人生哲学か、「ウォールデン 森の生活」もいいかも。やっぱり「アルケミスト」(愛蔵版)は持っていこう。

「人は何かに情熱を傾けているとき、常に自分の<運命>を歩んでいるのです。」とパウロ・コエーリョは言う。
しかしなぜ人は自分の夢に立ち向かわないのか。だれにでも自分の夢に向かってゆく勇気が備わっているというわけではないからだ。
そこには4つのハードルがある

1.幼いときから、人生に望むものすべてを手に入れることは不可能だと言い聞かされている。その思い込みのまま成長し、年齢を重ねていくうちに、偏見や恐怖や過失が堆積してゆく。するとその人の運命は心の奥深いところに埋もれて、姿を隠してしまう。

2.夢を掘り起こす勇気があったとしても、夢を追うために全てを放り出せば、周囲の人たちを傷つけるてしまうのではないかと思ってしまう。つまり、周りの人々の愛はこの上ない励みこそなれ、その人の前進を妨げるものではないということがわからないのである。

3.ようやく愛が後押ししてくれるとわかっても、今度は途中で挫折したらどうしようという恐怖感が待ち受けている。夢に向かって奮闘する人は、うまくいかないと「これは自分が本当にやりたいことじゃなかった・・・」という言い訳が出来ないから人一倍苦しむ。だから、どんな難局も耐え抜く覚悟が必要。そして宇宙はその人を応援してくれるのだということを知る必要がある。

「挫折は必ずやってきます。夢に向かって闘い始めるとき、人は経験不足ですから、多くの過ちをおかします。しかし、人生の極意は七転び八起きなのです。では、なぜ人一倍、苦労することを知りながらも、自分の運命を生きることがそれほど重要なのでしょうか。それは挫折を克服した後には、必ずもっと大きな喜びと自信が得られるからです。そして、心の奥底で、私たちは自分たちが人生の奇蹟を受けるに相応しい存在となりつつあることを自覚するのです。」

4.ところが最後にこれまで一生かけて追い求めてきた夢を実現するのが怖くなってしまう。自分の求めているものがもう少しで手に入るかもしれないと思うだけで、心が罪悪感でいっぱいになるのである。そしてこれには喜びや勝利を放棄するという幾分、自己犠牲的な崇高な香りが漂うから実はこれが一番危険なハードルなのである。

羊飼いのサンチャゴは4つのハードルをみごとにクリアし、自分の運命を歩んで夢を実現させた
同様に、「シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップ」のジョセフ・ジャウォースキーも
3つの罠を乗り超えて成功した

というのは、古い考え方や行動の仕方に後戻りさせ、ひいては私たちが繋がりあう「創造的な世界の営み」の一部になるものを妨げるあらゆるもののことである。
1.責任という罠
2.依存という罠
3.過剰な活動という罠

人生において重要なのは進歩を妨げる数々の障害を克服しようと必死で努力することだ。いつかきっと「つながりあう創造的な秩序」という流れのなかで行動できるようになるために。そのための唯一の方法は罠に出会いそこから学ぶことである。そしてしっかりと軸を定め、自分自身の二本の足で歩き始めた途端、不思議なことに周りの状況は一変する。まさに「やらなければならないことを何か目に見えない力によってやらされるかのように」物事は進んでいくのである。


私は3年前の秋から、いわゆる勉強を始めた
それまでは何かやらなきゃと思いつつ何をしたらいいかわからない。そしてどこかに子供でもあるまいし夢を語るなど恥ずかしいという思いや、受験でも就職でもこれまで何一つ頑張ったことのない自分が夢を持つ資格などあるのだろうかという、まさに第1のハードルで引っかかっていた

そこから、このままではいけない、もっと自分らしく輝きたいと手探りながら夢らしきものを描き追いかけた。しかし今度はこれまでコンフォートゾンーンだった(自分が楽でいられた)場所に違和感を感じ始めたのである。その時とっさに思ったのは、自分はもしかしたらワガママを通そうとしているだけなのかもしれない、このままでは身近な人たちを傷つけてしまう、私は彼らの幸福の責任も負わなければならないんだと
気遣いではなく度を越して心配してしまったのだ
そして、これまで楽な道ばかり来たつけが回ってきているのだから、今その代償を払わなければならないんだ。とにかく周りを犠牲にしてまでやるからにはしっかり結果を出さなければならない、という変な責任感が気負いとなってのしかかってきた。
これが第2のハードル責任という罠であろう。ここから抜け出すのにまただいぶ月日を費やしてしまった。

そして現在、第3のハードルにいる。お蔭で春までにあれほど感じていた
シンクロニシティが突然消え失せてしまったよ・・・罠に陥ると、自我のみに意識が集中してしまうからではないだろうか。
罠に陥らないためにも自立することだと覚悟を決めるが、それでも時々誰かに依存したくなったり、「頑張らなくてもそのままでいいよ」と言ってもらいたくなったり、つい以前のコンフォートゾーンに逃げ込みたくなる自分がいる・・・。過去の自分を正当化するためにも言い訳して逃げてはいけないという葛藤を抱えながら・・・。

まだ、私は自分で頑張りが足りないと思っているので、完全には自分が人生の奇跡を受けるに相応しい人間になったとは自覚できないでいるが、自分なりに挑戦し今も取り組んでいることを打ち明けている友人からは、この2年ほどの間で、人間本気で望めば周りのみんなが応援してくれるんだという勇気自信をもらった
さらに、今年の前半は素晴らしい出会いに恵まれた。私はそれを密かに「これまでの苦労のご褒美だ」と思っている。人からみればこんなの苦労でもなんでもないかもしれないが、苦しくて先が見えなくて恐くて、それでも投げ出さずにその時々で自分は自分ができる精一杯でにここまできたのであれば、すでにそれは人と比べるものではなくなっているはずだ。

自分の夢を見つけだし、愛の後押しを受け、満身創痍で頑張ると、人はある日突然追い求めてきたものがすぐ目の前で、自分を出迎えていてくれていることに気がつく。
そこからあと一歩
「これまでさんざん苦労してきたのだから、報われて当然だと、悟ることができさえすれば、その人は神の道具となって、「世界の魂」に貢献し、自分がここにいる理由をも理解できるでしょう。」とパウロは添えている。
それが自分しか歩めない自分だけの人生=運命ということなのだろう

トップ画像は3年前のバースディ旅行で訪れた屋久島の海辺より種子島方面から昇る朝日当時はどこに向かえばいいのか全くわからず不安だらけだったけれど、今は逃げなかった過去の自分を褒めてあげたいだってそれがあったから今の自分を好きだなぁって思えるんだもんね。


自分の夢を追いかけている私の仲間たちが、これからもずっと闘い続けられるよう、私も大いなる宇宙の魂の一部となって祈っています

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2 コメント

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ラストスパート応援してます! (シカモア)
2009-08-19 21:10:46
直前ですが社労士試験、全力で頑張ってくださいね。aromaさんなら突破できると思います!
ご紹介した「シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップ」を読んで頂いて光栄です。私も一心に取り組むことがどのぐらい結果に結びつくのかというこれまでの体験をフラッシュバックして、これからも継続して一層求める目標を達成しようと勇気付けられた作品です。http://blogs.yahoo.co.jp/hidepopstyle2002/16906842.html
ベストを尽くされることお祈りしております!
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>シカモアさん (aroma@進化型)
2009-08-20 12:18:20
コメントありがとうございます。
体調的に限界が来ているので(年のせいか)試験は頑張らないで頑張ります(笑)
この本、シカモアさんもブログで紹介していたのですね。
今年の前半はやたらとシンクロニシティという単語とその現象と思われる出来事に出会いましたが、確かに以前はセレンディピティとごっちゃにしていたような気がします。なので私もシカモアさんと同じようなことをブログに書いていました。

この本にはシントピカル読書のような繋がりが期待できる本が多数紹介されていますが、これ以上積読にすると罪悪感も積んでしまうので(笑)、メモにとどめています。早く読みたいなぁ。

勉強もこれが何のためになるとか、自分はダメだとか追い込まないで、目標を達成した場面以上に、高い自己イメージを描いていきたいと思います

こうして声をかけてもらえることはありがたいことですね。お蔭でハードルを乗り越えられそうです
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